3. ギャラリー 2


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  黄五斗蒔土志野土をブレンドした土がおもしろい。美濃 熊谷陶料の志野土は 
 ざっくりして好い土味で、釉薬の色が冴える。 織部、志野、松や栗の灰釉が
 きれいに写る。

  もう少ないと言われる茂木土もいい。 焼き締め土は信楽のブレンドでいい緋色が
 出ている。陶芸ブームのお陰で 今はどんな土でも手に入る好い時代なのです。

 

織部 掛け分 葦紋角皿     −釉薬 

  織部は楽しい。 いろいろな面白さがだせる。若い頃 織部に嵌った。加藤唐九郎が使ったという美濃の熊谷陶料
 織部
は渋くて、好い。 明月窯織部もなんとも綺麗だ。
 
 よく画廊やデパートで作家もの の織部を見かけるが、重厚で、分厚くて、重い。織部は料理を選ぶし、盛りつけが
 難しい。 美濃の佐藤和次氏の織部の器のコンセプトは好い。料理が盛れて、魯山人の好いところを取り入れている。
  私も真似をしたいところである。
  志野茶碗は電気窯では難しいのは承知している。 しかし 皿や向付けなどの小さな志野は電気窯でも、そこそこ
 使えるものが焼けている。 土灰釉もおもしろい。女房どのの実家 榛名山の麓に住む86才の母親が風呂釜で燃した 
 栗の木いがの灰、そして、その辺の木の枝を燃やした雑木灰もいい味 を出してくれる。

  100円ショップへ行くと中国製のいろいろな焼き物に出くわす。 碗から皿や向う付けまで何でも揃ってしまう。
 コストパフォーマンスは好いし
、それなりに使える。 かっての世界一の焼き物大国はやっぱりすごい 
  しかし使ってみると
どこか扁平で、味気が無い デザイン、土味、釉薬の美しさは1000円の日本の器には
 かなわない。
 100円と1000円の違いは 用の美 に価値を見出せるかであろう。 
  使う人の美意識、美的感性の価値観の違いなのでしょうか    
 
 



    志野 織部 銘々皿

  三島 大皿  長石釉

  

                          伊賀 長皿
  
                   

                    

                           織部 しのぎ角皿                                 
                             

                                        葉紋 小皿 
                                        織部、伊賀、
                                        焼き締

                                
                          

     ぐい飲み 志野、織部、土灰釉



  



         
   織部 深鉢、中皿、小鉢                                 

                               焼き締ビアカップ                                                                                    

 片口 粉引き 焼き締                                                                                 
                            
                               
焼き締 角皿
                                   葉紋皿 鉄釉角鉢

 

  
                               
                       コーヒー碗  織部 皮鯨 呉須



  電脳電気窯のすばらしさ−

   世の陶芸家達はデジタルを知らない超アナログ人間が多い。電気窯は炎がないから、おもしろくないともいう。

   昨今の電気窯の最大のメリットは産業革命以来の 最大の発明 コンピュータを使って、自由に確実に温度制御が
  出来ることである。 窯の温度コントロールの大変さは並大抵のことではない。 還暦を過ぎた人間にとって何昼夜 
  窯にへばりついて窯を焚く焼くなんてかなわない。勘と経験がものをいう。しかしコンピュータは難なくやって
  くれる。


    確かに備前や伊賀、信楽などの 焼き締め は登り窯や穴窯の 薪窯 には勝てない。どだい無理なことだ。
   しかし志野や萩 灰釉もの は電気窯でそこそこ焼ける。また緋襷などの焼き締めも登窯とはまた違った味が
  出せるのです。 
 
   炎の芸術などと曖昧で格好のいい 煙に巻く言葉も言ってみたいが、煙の出ない 
電脳電気窯もいと楽しである。
   しかし、いつかは煙が出せる 穴窯での焼き締めもやってみたいのも本音・・・。

  ● 窯は新柳北新製 老人の窯詰め、窯だしには腰を痛めない、引き出し付き コンピュータコントロールのコンパクト電気窯
    SR−12EF 200V 12KV ガスにて還元焼成