プロフィール、証明写真の準備について、いつも撮影前に私が特に気になるところ、確認しているところ、「日常では気にならないけれど、写真の時には重要となるポイント」をまとめました。 長年培ってまいりました当館のノウハウですが、 緊急事態宣言解除=営業再開にむけて、一部をご紹介いたします 政府から「新しい生活様式」が推奨されている間は、おうちで出来るポイントとして、是非お出かけ前にご活用ください。 2020年5月 |
証明写真・プロフィール写真共通 おうちで出来る撮影用準備 |
○ワイシャツ(ブラウス) ・襟が、左右対称でない、左右の白い三角の部分の見え方の分量が同じでない→写真では一番目立ちます。原因と対策は? 原因1 そもそも、まっすぐに着用されていない →お首の後ろのタグがまっすぐ真後ろにくるようにお首の骨を意識してあわせてみてください。 原因2 スカート、パンツへの裾入れが曲がっている→ボタンの中央を体の中央に合わせて綺麗に着る。→写らない部分なので、裾はあえて出して、撮影の位置についてから、裾を、下から正しい位置に引っ張ってみるとよいです。 原因3 ボタンダウンのシャツなのにボタンをはめていない(多いです)→ボタンがあるものはしっかりとめてください。 原因4 上着の着方がまがっている→これは、あとからでも直せます。 原因5 襟まわりのサイズがあっていない(お子様のブラウスに多い) →撮影の時に見えない部分をクリップでとめることにより解消します。クリップはご用意ございますので安心しておこしください。 ○ ネクタイ ネクタイは、ゆるんでいるとだらしなく見えたり、曲がってみえることがございます。 原因1 ワイシャツの一番上のボタンがはまっていない→撮影の時は、襟まわりの寸法のあったワイシャツを着用されてください。ボタンは一番上もとめていただいた方が綺麗にみえます。 原因2 結び方が適当でない→ネクタイの結び方には、大きくわけても4種類あります。一番簡単な「シングルノット」が一番普及しており、それで綺麗に出来る方は結構ですが、左右非対称にみえることが多い結び方でもあります。特にネクタイ結びになれていない方は、おうちで鏡をごらんになって、気になるようでしたら「ウインザーノット(セミウインザーノット)」などを試されてみてはいかがでしょうか。結び方は、ネットで出ています。左右対称になる反面、結び目が大きくなりますから、少し細い方で結んでみるなど、工夫してみてください。 ネクタイの色柄についてお迷いの方は、お電話でご相談ください。 原因3 取り付け上、まっすぐにならない→私立女子校のタイ(リボン)、結んであるタイなど、ボタンでとりつけるものがありますが、取り付け部分がとれかかっているなどでまっすぐになっていないことが案外多いのです。しっかりとおうちでチェックして、繕ってください。 ○上着 簡単に着替えは出来ますから。お迷いになったら、複数お持ちください。 画像、印刷に向かないものとして「ごく細かい柄」というものがあります。着用される方が多くはありませんが、 グレンチェックやミリ単位の千鳥格子、高級品にある織地による縞模様(遠くから縞と見えないような)などです。「モアレ、干渉縞」というものが出現することがあり、避けるべきです。制服、就職用スーツなどには用いられない素材なので心配ございませんが、ご年配でお洒落な方、プロフィール用写真の中高年の方は、ご注意ください。 ○メガネ まがっている方が、多いです。 上のフレームが目にかかっているものはNGです。→つるが緩んでいて、鼻眼鏡になっていることが多いので、つるのネジをしめましょう。小中学生に多い「フレーム自体がゆがんでしまっている」場合は、メガネ屋さんでなおしていただくことをおすすめします。 ○髪の毛、髪型 ・うっとうしく見える→前髪、ひろがり、など普段よりボリューム少なめに整えてください。 写真は二次元のため、1.5倍くらいに見えることがあります。 ・【お受験】左右の三つ編みが、アンバランスのことがとても多いです。 目の前でなく、2、3メートル以上離れた位置の真正面から確認してみてください。 →そもそもの編み出しの高さが左右で違う→編みはじめる位置をそろえてください。左右のひろがり方が違うこともよくありますので、注意してください。 →三つ編みの向きが違う→三つ編みは平たいので表面から見たところと横から見たのでは太さが違ってみえます。カメラは 正面にあることを想像して、左右のバランスを整えてください →左右で太さが極端に違う→真ん中分けでない場合は、違ってきます。毛量の多い場合、見えない後頭部で調節するなどして、左右のバランスを確認してくださいる ・ゴムは、黒無地、飾りなしで。 外の風が強い時などの最終手直し用に「くし」も洗浄したものをご用意してございますが、出来るだけお客様ご自身のものをご持参ください。 ・【年配の女性】白髪染めから伸びた分が目立つ→毛量の少ない方は、分け目が余計に目立ちます。→マスカラタイプのリタッチしてください。パウダータイプで地肌ごとリタッチするのもおすすめです。 ○お化粧 口紅は、地味過ぎない、明るめの色で顔色をよく見せましょう。 年配の方は、あれば頬紅も忘れずに。 通常時は、スタジオでフォトメイクをさせていただきますが、残念ながら今の環境ではかないません。 普段はなさらない方も、写真映えに差が出ますから、頬紅、口紅を意識してみてください。 お子様は、必要に応じてリップクリームも忘れずに。 |