Educational Program and Materials

1. 教育プログラムへの導入指導 -- メンタリング --

新入会員が教育プログラムに取り組むためには、 まずクラブに馴染む必要があります。 そのために、新入会員に対しては、経験豊かな メンバーをメンターに指定し、適応指導を 行います。 その内容は、概略下記のとおりです。 (1)「鎌倉トーストマスターズクラブのしおり」に基づき、クラブの規約、クラブの   世界ならびに日本での位置づけ、クラブの組織などを説明します。 (2)「質の高い定例会のためのガイド」に基づき、定例会の進め方、役割の 果たし方などを説明します。 (3)国際本部からの教材に基づき、教育プログラムと教材について説明します。 特に、ベーシックマニュアルのプロジェクト第1番、「自己紹介スピーチ」   の準備の仕方を指導します。 (4)定例会での最初の役割割り当て時に隣に座り指導するとともに、各種の質問 に対して答えます。

2.教育プログラムと教材

トーストマスターズの教育プログラムは、その目的を達成するために、コミュニケーション 課程(Communication Track)とリーダーシップ課程(Leadership Track) との2つから 成り立っています。 達成度に応じて、称号が与えられるのが、特徴です。 下図を参照しながら、以下の説明をお読みください。

(1) コミュニケーション課程 (Communication Track)

入会すると、Toastmaster(以下TMといいます)という称号が与えられます。 そして、ベーシック・マニュアル(Competent Communication Manual)を使用して、 スピーチの習得プログラムを始めます。 このマニュアルには、10個のプロジェクトが含まれており、第1番から順に進めて いきます。 何を話してもよいのですが、ただ、毎回目的(Objectives)が定められており、 それに合うようなスピーチをします。 例えば、第2回目は、スピーチの構成を学ぶことが目的です。各種の構成方法が マニュアルに記載されていますから、どれかの方法を採用して、導入部、本論、 および結論という望ましい構成を持ったスピーチを準備するわけです。 このようにして、10個のプロジェクト全部を終了すると、本部に申請することにより、 コンピテント(適格)コミュニケーター(Competent Communicator:CC)という称号 が与えられます。 さらに今度は、15冊のアドバンスト(上級)マニュアルから自分の好みの2冊を 選択して、スピーチの習得を続けます。例えば、「人を楽しませるスピーチ」という マニュアルを選択すると、楽しい話をする技術を習得することになります。 各マニュアルには、5つのプロジェクトが含まれており、2冊分、つまり10個の プロジェクトを終了しますと、申請することにより、アドバンストコミュニケーター ・ブロンズ(Advanced Communicator-Bronze: AC-B)という称号が与えられます。 同様に、さらに2冊、10個のプロジェクトを終了し、さらに他の要件をも満たすと、 アドバンストコミュニケーター・シルバー(AC-S)、そして次には、同じようにして アドバンストコミュニケーター・ゴールド(AC-G)という称号が得られます。

(2)リーダーシップ課程(Leadership Track)

一方、この課程は、各種のリーダーシップを涵養する要素を習得することを 目的としており、コンピテントリーダーシップマニュアルを一冊仕上げて、 申請しますと、コンピテント(適格)リーダー(Competent Leader:CL)という称号 が与えられます。 さらに、クラブの役員を1年間務めること、役員研修会に出席すること、 22冊のマニュアルから構成されているリーダーシップ養成プログラムのうち から2つのマニュアルを終了すること、といった要素を満たすと、申請すること により、アドバンストリーダー・ブロンズ(Advanced Leader-Bronze: AL-B)という 称号が与えられます。 その上、日本支部の役員を務めること、クラブを新設すること、大きな 特別プロジェクトを終了すること、といったさらに各種の要素を満たすと、 アドバンストリーダー・シルバー(Advanced Leader-Silver: AL-S)という 称号が得られます。

(3) 最上位称号 -- Distinguished Toastmaster: DTM --

以上の、A C-GとAL-S の両方の称号を得ますと、その総合として最上位の称号 であるディスティンギッシュト(優秀)トーストマスター (Distinguished TM: DTM) という称号が与えられます。 要するに、各種の目的のスピーチを40個終了することによりコミュニケーション 技術を、またクラブおよび支部の活動を通してリーダーシップ技術を、それぞれ 身につけたことの証明になりますから、益々自信を持ってスピーチを行い、クラブ および支部の運営に携わることが出来るわけです。 このように、TMの教育プログラムは、考え抜かれた教材などの使用により、TMの目的を 効率的に達成するように構成されています。さらに、教材の内容など、詳しいことに ついては、次のアドレスにより、米国本部のホームページにアクセスすることをお勧め します。 http://www.toastmasters.org/education.asp