家庭菜園の四季


家庭菜園を始めて


うまい新鮮野菜を求めて
スーパーなどの店頭では、旬に関係なくいろいろな野菜が売られています。 促成栽培、抑制栽培さらには輸入野菜など様々です。 私達は野菜の旬も、その味覚も忘れかけているように思います。

家庭で必要な野菜の一部を、家族とともに栽培し、食べてみたいと思い家庭菜園を1999年4月より始めました。
ベランダのプランターでミニトマトやピーマンを栽培したことはありましたが、菜園での日々は新鮮な驚きの毎日です。

遠藤ふれあい農園
1999年4月 藤沢市遠藤に「遠藤ふれあい農園」が誕生しました。 場所は湘南台駅から西に3km程の所にあるジャンボゴルフ場のとなりです。

地元の農家の方が農地を提供し、農園組合を設立し、管理運営を行っています。1区画は10坪ほどで、全部で200区画近くはあるようです。管理事務所で鍬やシャベル、ジョウロなどの農具の貸し出しも行っており、各区画の適当な場所には井戸水を汲み上げた水道も敷かれています。  私はこの農園を年間24000円で借りています。

栽培過程での無農薬栽培を実施
なぜ栽培過程での無農薬栽培と断らなければならないのか? それは右の種子消毒されたトウモロコシの種の画像に象徴されます。

安全で新鮮な野菜を求めて家庭菜園を始める方も多いと思いますが、私が知る範囲での市販されているトウモロコシの種子は100%このように種子消毒されています。
これは消毒ではなく毒物の添加ではないでしょうか。トウモロコシの種はこんな赤い色はしていません。

トウモロコシの場合、種の袋には一応「キャプタン剤処理済み」と記載されていますが、意味不明です。原産国は米国となっていますが、遺伝子組み換えの表示は一切ありません。
昨年の秋、購入したそらまめの種には緑色の薬剤がまぶしてありました。種のメーカーに問い合わせた所 「虫食いや腐敗防止のために薬剤を添加している」 とのことでした。そらまめの種の場合、種の袋には薬剤の使用の表示は一切してありませんでした、昨秋のそらまめの播種の時は種を洗ってから蒔きました。

ほとんどの種に共通するのですが、種袋には「種を食用、飼料には使用しないで下さい」と記載されています。 種を直接食べる人はあまりいないと思います。種を栽培して食べる人がほとんどだと思います。 蒔いた種を野鳥が食べてしまう場合もあるのでは。

種子消毒や遺伝子組み換え作物を望まない人もいるのだから、せめて種の袋には種子消毒の有無、遺伝子組み換えの有無を食品と同じように記載して欲しいと思います。

また、種からの栽培がむつかしい作物の場合、たとえばナスやピ−マン、トマトを栽培する時、いろいろな所で苗を購入します。ホームセンターや園芸店で購入する場合、その栽培過程は不明だと思います。

現状では、だからあえて家庭菜園でも「栽培過程での無農薬栽培」と言わざるを得ないのです。

それでも新鮮野菜はうまい

種子は? 苗は? 土壌は? 大気は? 水は? こだわればきりがないと思いますが、それでも新鮮なとれたての野菜はうまい! 枝豆の香りの豊かさ、アズパラガスの甘さ、大根の葉の歯触り、ピーマンの美味さ、などなどどれをとっても新鮮な野菜のうまさを、収穫の楽しさとともに堪能できる日々です。 草花や虫たちとの出会いも楽しいです。 


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