第164回例会の内容紹介


♪平野 昭(音楽学・評論家) 講演
      「モーツァルトとベートーヴェン」

2018.1.21 14:00〜17:00 鎌倉商工会議所(第164回)


当日のプログラムより

 
 
T モーツァルトとベートーヴェンを仲介する人物

●ケルン選帝侯マックス・フランツ 
   Max(imilian) Franz (1756〜1801)
●Hatzfeld Maria Anna Hortensia
   (1750 Wien 〜Bonn 〜1813 Wien)

U ベートーヴェンのウィーン初期室内楽に見るモーツァルトの影響

1)3つのクラヴィーア四重奏曲 WoO36
2)モーツァルトのクラヴィーア四重奏曲(ピアノ四重奏曲)
3)「ピアノ四重奏曲」WoO36と
          モーツァルト「ヴァイオリン・ソナタ」
4)モーツァルトとベートーヴェンのピアノと
          木管楽器による五重奏曲

V モーツァルトのオペラ主題によるベートーヴェンの変奏曲

◎講演者のプロフィール


平野 昭
1949年、横浜生まれ。武蔵野音楽大学大学院音楽研究科音楽学専攻修了。沖縄県立芸術大学(現在客員教授)、静岡文化芸術大学(現在名誉教授)、慶應義塾大学文学部及び大学院文学研究科教授を歴任。現在、東京芸術大学音楽学部、慶応義塾大学、東京音楽大学大学院、日本大学芸術学部大学院、横浜市立大学国際総合学部等の非常勤講師。西洋音楽史学および音楽美学、音楽社会学を研究領域として音楽評論分野でも活動。専門研究は18世紀および19世紀の音楽様式論、とりわけ古典派およびロマン派作品の様式研究。作曲理論や楽式から見た作品研究だけではなく、社会学的観点からの音楽受容史と音楽文化史の脈絡での読み直しも進めている。
ベートーヴェン研究を生涯課題として交響曲、弦楽四重奏曲、ピアノ・ソナタ創作にみられる共通した表現語法と創作理念を探求し、あわせて音楽史におけるベートーヴェンの位置と意味を考えている。
 音楽評論分野では30年以上にわたって「毎日新聞」等での演奏会評やエッセイ、「レコード芸術」「音楽の友」「音楽現代」等々の紙誌への執筆、NHK音楽番組への出演など。所属学会:日本音楽学会、国際音楽学会、日本18世紀学会、三田芸術学会、三田哲学会。日本音楽コンクール・ピアノ部門審査員、浜松国際ピアノコンクール運営委員、浜松市楽器博物館運営協議会委員、新日鉄住金文化財団洋楽委員、毎日芸術賞選考委員。

主要編著訳書:『音楽キーワード事典』(春秋社)、『ベートーヴェン』(新潮文庫)、『鳴り響く思想:現代のベートーヴェン像』(東京書籍)、『ベートーヴェン大事典』(平凡社)、『ベートーヴェン事典』(東京書籍)、『人と作品:ベートーヴェン』(音楽之友社)他。
学術論文:「19世紀のベートーヴェン受容:楽譜出版から見えてくるもの」、「21世紀のベートーヴェン像:新しい評伝の可能性」、「もうひとつの≪ディアベッリ変奏曲≫祖国芸術家協会による50の変奏曲」、「ベートーヴェンのスケルツォ再考:ネオ・スケルツォ概念の提唱」他多数。



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