湘南モーツァルト愛好会
若きモーツァルティアンの為のコンサート平成10年11月8日 13:30 藤沢リラホール (第48回)
ねえ、ママ聞いてちょうだい”の主題による12の変奏曲 K.265
プログラムによせて井上太郎 今年で2回目になる「若きモーツァルティアンのためのコンサート」は30歳以下のプロ、またはプロを
今日のプログラムはいずれもモーツァルトの作品で最初の加藤真紀子さんが弾くト長調のピアノ・ソナタ(K.283)は、1775年の始めにミュンヘンで書かれた6曲のソナタの5曲目で、楽しい、唱うような旋律で始まり、全3楽章です。 次の高木陽子さんの弾く変ロ長調のソナタ(K.281)は同じセットの3曲目で、全体にハイドン風のスタイルで書かれた、全3楽章よりなる美しいソナタです。 3番目のプログラムは背戸裕子さんの独唱です。最初の演奏会用アリアはソプラノの名歌手で《フイガロの結婚》の初演の際、スザンナを唱ったイギリスの名歌手ナンシー・ストレースの告別演奏会のために書かれた異色作です。次に歌曲が2曲唱われます。いずれもウィーン時代に書かれた珠玉の作品です。最後に唱われるオペラのアリアの最初は 〈フイガロの結婚)(K.492)でケルビーノが唱う有名なカンツオネッタです。2曲目はモーツァルトが死の年に書いた(皇帝ティトの慈悲)(K.621)の第1幕で唱われるアリアで、今日はピアノ伴奏だけですが、もともとはオーケストラにクラリネットのオブリガートが付く珍しい曲です。
出演者のプロフィール加藤 真紀子(ピアノ) 86年桐朋学園大学付属子 供のための音楽教室に入室。91年PMA(ピアノ・ ミュージック・アカデミー)に入室。92年前記音楽教室修了。95年PMA修了、桐朋学園大学短期大学部芸術科音楽専攻に入学。97年同大学卒業演奏会に出演、同大学卒業、同大学短期大学部専攻科音楽専攻に入学、家永音楽事務所主宰第24回家永ピアノ・オーディション 《合格者紹介コンサート》 に出演、ウィーンのサマーセミナーに参加アヴォ・クユムジャン氏に師事。 98年家永音楽事務所主宰ピアノ・ジョイントコンサートに出演、現在、桐朋学園大学短期大学部専攻科に在学中。 ピアノを幼少より稲田美代子氏に師事。
高木 陽子(ピアノ) 桐朋学園女子高等学校音楽科、同大学音楽学部ピアノ科を経て、パリ国立音楽院卒業。Piano
Masters Players 国際コンクールディプロマ賞、Mayse Chelin 国際ピアノコンクール3位受賞、William
Kapell,Noyer,Rachmaninoff音楽祭で特別賞受賞後コンサート出演。KMF音楽祭にて最優秀演奏者に選ばれFMラジオで放送される。Theatre
du Jardin やパリ近郊のコンサートホール、浜離宮朝日ホール、府中の森ウィーンホール、世田谷美術館などリサイタルを中心に幅広く活躍中。これまでに辻井雅子、関 晴子、田崎悦子、V.YANKOFF、P.DEVOYONの各氏に師事。
背戸 裕子(メゾ・ソプラノ) 1973年生。神奈川県出身。92年北鎌倉女子学園高等学校音楽科卒業、96年東京芸術大学音楽学部声楽科卒業、98年同大学大学院修士課程オペラ研究科修了。 第37回鎌倉市学生音楽コンクールにて市議会議長賞、ベルトラメリ能子賞受賞、第45回全日本学生音楽コンクール東日本大会高等学校の部第2位、第50回同コンクール同大会大学・一般の部にて奨励賞受賞。同声会主催新人演奏会出演。芸大定期オペラ、モーツァルト作曲「皇帝ティトの慈悲」セスト役、ビゼー作曲「カルメン」 カルメン、メルセデス役、ヨハン・シュトラス作曲「こうもり」オルロフスキー役で出演。98年藤沢リラホールにて第1回リサイタルを開催。嶺貞子、高木浩子、児島百代、角田和子、長野由美の各氏に師事。現在、コンセール・C、二期会イタリア歌曲研究会会員。
曽川 裕子(ピアノ伴奏) 1971年生まれ。83年PTNA ピアノコンクール全国大会に於いて金賞。
清川 玲子(ピアノ) 92年東京音楽大学ピアノ科卒。 98年オーストリア・ウィーン国立音楽大学器楽教育科を、ピアノ実技・ピアノ教授法共に最優秀の成績で卒業、オーストリア国家ピアノ教授資格を取得。 88年ロンドンの英国王立音楽院に、90年米国インディアナ大学音楽学部に短期留学。96年第2回ウィーン音楽国際コンクール・イン・ジャパ ンでセミファイナリスト、第19回マスタープレイヤー ズ国際音楽コンクール(スイス)で特別賞受賞。
ウィーンを始めパート・ハル、プルネン、三郷、越 谷、伊奈、つくば、仙台、東京、小田原などにおい
てソロ、室内楽等のコンサートを行う。 |