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中学生の皆さんへ

演劇って、どんな活動なの?
 そもそも演劇とは、総合芸術と呼ばれる活動で、一人で向き合う芸術活動ではなく、様々なスキルを持った人達が力を合わせて、ひとつの芸術を創造する活動です。映画もそうかもしれません。まず上演台本を執筆する「脚本家」がいます。その脚本を演ずる「俳優」がいて、その俳優を演技的に束ねる「演出家」がいます。本番の舞台では「舞台監督」が「舞台部」、「照明部」、「音響部」のスタッフを取り仕切りながら、俳優をよりいっそう輝かせる努力をしてくれます。本番にいたる前までには、「舞台美術部」が装置の原型を考え、「大道具部」が装置を製作します。その他、「衣装部」、「小道具部」、「メイク・ヘアメイク部」などが、さらなる準備を整えてくれます。さらには「ダンス指導部」が振り付けを、「歌唱指導部」が歌唱を、「殺陣指導部」がアクションを指導してくれます。楽曲がオリジナルならば、「演奏指導部」が楽曲の提供、演奏をしてくれます。そして「制作部」はチラシ・プログラム製作、遠征計画、渉外活動、活動資金の管理にいたるまで、マネージメントを取り仕切ります。
 こうした多くのスタッフ集団が俳優を支え、総合芸術としての「演劇」を創造するのです。

 大船高校演劇部(オオフナ・ドラマ・クラブ、以下ODC)はこの活動のすべてがあります。まず、基本的には「全員キャスト」、「全員スタッフ」というのがあります。つまり、裏も表も全員でやるというのがスタンスです。本番にはどうしても「専属スタッフ」が必要になりますので、「舞台監督」、「照明オペレーター」、「音響オペレーター」がそれにあたります。残りの全員は本番にキャストをやります。
 まずODCでは、次の3部署のひとつに必ず所属します。大道具部・衣装部・小道具部です。部員が60人とすれば、だいたい20名づつ、3つに分かれる感じです。その上で次の部署を兼務します。「舞台部」、「演出部」、「舞台美術部」「照明部」「音響部」「メイク・ヘアメイク部」、「制作部」です。さらに指導部署があり、適材適所で配属されます。「ダンス指導部」、「歌唱指導部」、「殺陣指導部」、「演奏指導部」です。すべて生徒達で独立管理しています。
 つまり、必ず皆さんに合った部署が存在すると思います。何をやりたいか、あなたが決めます。
演劇効果って、あるの?
 あなたは新しい自分発見をしたい、今の自分を変えたいと思ったことはありませんか?日々流される日常の中で、新しい自分発見なんて、なかなかできませんよね。また、15年も生きてくると、それぞれの家庭環境、学校環境などで培われた「自分」というのがあると思います。自分のここを直したい、変えたいというところも出てくると思います。自分は人と接するのが不得意だ、ひとつのことが長続きしない、自分の意見をはっきりと伝えられない、などなど様々な「変えたい」事情があると思います。演劇効果とはまさにこうした自己発見、自己変革に一番効果的な活動なのです。
 演劇で役者を経験すると、自分以外の人生(役柄としての人生)を生きることになります。自分がもらった配役はどんな人生を歩んでいるのか、どういう性格なのか、どういうことに興味を持っているのか、すべて役者自身が決めることになります。これが「役づくり」というやつです。役づくりによって他人の人生を生きるということは、あなたの現在の自分をもしっかり見つめなければ出来ない作業であることに気づくでしょう。楽しみながら、自分を見つめることが出来るのが、演劇活動のスゴイところだと思います。よく社員の研修などで、「自己啓発セミナー」として、演劇が使用されるのもそうした理由があります。 
演劇なんてやったこともないのですが。
 確かに中学校演劇経験者がODCを目指して、入部してくるケースも多いです。しかし、ほとんどの部員が演劇などとは無関係な者達ばかりです。元運動部、元吹奏楽部、元美術部などが一番多く、今の部員でバスケットチームが出来てしまうほどです。中学校でやっていた部活を続けることも意味はあると思いますが、思いきって、全く別ジャンルに挑戦してみてはどうでしょうか。大船高校には27部活あります。いずれも幽霊部はありません。その中から演劇部を選択するのは、結構勇気がいるかもしれませんが、あなたも全国区の部活で仕切り直しませんか?あなたがやれることを見つければいいと思います。それについて、さらなるスキルアップを目指せば、それがあなたの個性になり、自信になると思います。先輩は本当にやさしいですが、妥協をしません。あきらめません。きっとあなたも1番を目指す意味や、あきらめない自分に出会えると思います。
どんな活動をしているの?活動時間は?
 平日6時間目まで授業があるときは、15:50〜18:30.平日7時間目まで授業があるときは、16:50〜18:30。土日休日は9:00〜18:30です。休みは月に2回ぐらいで不定期です。年間15回前後、公演があります。冬の鎌倉芸術館大ホールでの定期公演では3階席まで使っても入り切らず、立ち見になります(1500人超え)。中学校の芸術鑑賞会も引き受けています。年間の観客動員数は10000人を超えます。夏には、大ホールを借りての校外合宿、校内強化合宿。プロから学べ!ということで、「定例観劇」というのを年間10本程度行っています。全国大会に行けなかった年には、希望者で、視察の研修旅行も行っています。とにかく忙しいですが、充実した活動を展開しています。
 日々は「基礎練習」1時間は何が何でも行います。伝統の基礎練習ばかりです。その後、一方で立ち稽古、一方でスタッフ作業を行います。ODCの総荷物量は11tトラックで屋根まで満載の物量があります。それをすべて、自分達で製作します。照明、音響の設備も充実していますので、駐車場に特設野外ステージをつくって、ライブ感覚のナイト公演も行っています。執念で納得いくものを製作します。それに混じって、SD(ソング&ダンス)という時間も充実しています。殺陣(アクション)もしっかり指導します。
 先輩から様々なことを学んで下さい。また顧問も演劇専門家が3人ついていて、様々なアドバイスを行っています。
学業との両立は大丈夫なの?
 大丈夫か?と聞かれれば、やらない者は大丈夫じゃないし、やる者は大丈夫です、としか言いようがありません。ただ、部活が忙しい分、時間の有効活用が身につくと思います。各学年、上位ベスト10に数人ずつエントリー出来ています。文系の国公立は演劇部が支えています。1年生は体力がつくのに、半年ぐらいかかります。それを超えれば、やり方しだいで上位の成績を目指せると思います。
 やはり受験を考えると受験科目に得意科目をつくるといいと思います。中学校のときと比べ、びっくりするぐらい点数が取れなくなります。大船高校自体が偏差値60超えの学校ですので、到達目標が常に高めに設定されているからです。しがみついて、やり抜いて下さい。受験の時期にやっててよかったということになります。ちなみにODCの先輩は、全国大会出場などを武器に様々な大学にAO推薦で合格を決めています。そんな方法もあります。
一度部活を見学に行きたいのですが。
 ウェルカム!です。いつでもどうぞ。ただし、来校する前に必ず電話連絡を下さい。本番前で見学はちょっと難しいなんて時期もありますので、確認して下さい。何よりも見て決めることが大事だと思います。
 0467(47)1811 大船高校(野間・宮澤・橋本・新井)


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