◆ 園長の部屋

聖マルコ幼稚園は1951年4月に開設されました。

聖マルコ幼稚園の母体である日本聖公会は、
英国国教会を源流にするキリスト教会です。
キリストのみ言葉をもとに、
幼子の心に愛を育てたいと願っています。

遊びの中で友達に対する
親切・優しさ・思いやり・友情・愛これらを教え導いていきます。
これらは大切な価値のあるものです。
そして美しいものです。

これらは目には見えませんが、
これらに気づき神様の愛を感じられる
子どもに育って欲しいと願いながら、毎日の保育をしています。

聖マルコ幼稚園の特徴


☆この幼稚園は、子どもの遊びを大切にする


聖マルコ幼稚園では、約20年間自由保育を行っています。
自由保育というのは、何をしてもほったらかし、
ただ遊ばせている
だけと思われますが
これは違います。
自由保育イコール放任保育ではないのです。



・子どもたち一人一人の個性を尊重し、
子どもたちがそれぞれ興味をもつように導いていく保育

・子どもたちそれぞれが興味をもち、
自分なりのやり方で見つけ取り組めるように育む保育


  子どもたちは、
自分の興味のあることに取り組むことで満足
感を感じるのです。
出来栄えを良くすることよりも、
そこに行き着までの過程がいかに大切かということを
学んでもらいたいのです。


・尊重する保育

  大人の感覚を押し付けるのでなく、
子どもたちの気持ちや感性を尊重します。


・集団生活のルールを、異年令の子どもたちが遊ぶ中で
身に付けて
いくように導いていく保育
    

  自由に遊ぶ中で、
子どもたちは子どもたちなりのルールを作り、
それを守って遊んでいます。
異年令の子どもたちが遊ぶ中で、
年の大きい子どもは小さい子どもに対して
面倒を見る喧
嘩をしていると理由を聞いて、
5歳児なりにアドバイスを必死になっ
てしています。
勿論教師
は子どもの様子を見守っています。 
子ども同志の体験で覚えていくと
より身についていくのではと思っています。
ですから、ごく自然に小さな子に対しての優しさなどが
見られるようになります。


 お家の人たちと一緒に子どもたちの良いところ伸ばし、
大きく成長していけるように
手助けしていきたいと思っています。

 行事に追われる事なく、
子どもたちが思う存分
生き生きと過ごしてほしい思っています。


☆ 聖マルコ幼稚園はバスや給食がありません


幼稚園に入園している2年あるいは3年間を、
お家の方の手のぬくもりを感じながら、
歩いて登園する道の景色や、
道端に咲いているお花などの話をしながら歩くこと、
これは大切な事と思っています。
これは聖マルコ幼稚園が54年間大切にしてきたことです。
子どもたちが小学校に行くようになってしまったら、
「手をつなぎましょう」といっても、
もうそんな事はなかなか出来ませんよね。
幼稚園にいる2年3年間だけですよね
   
 聖マルコ幼稚園は、給食ではありません。
  お家の方が作ってくださるお弁当を食べながら
「美味しいね」ととても嬉しそうです。
幼稚園に通う間、
お家の方の手作りのお弁当を友だちと一緒に食べる楽しさを
味わってほしいと思っています。
(特別にお弁当のためのおかずを作ることはありません。
夕食のおかずを少し取っておく、それで充分です。)