日刊井手たく・バックナンバー:2001年6月



6月29日

どんな業種が儲かるか?は政治が決める
中央寄せの日刊更新から左寄せに昨日から変えておりますが、
読みやすさとしては如何でしょう?
ご意見を頂ければ幸いです。
ところで、我が家のお風呂の湯沸し機の調子が悪くなったので、修理をお願いした所、
装置そのものを交換したほうがよいということで、
全部で27万円かかるそうです。いやーメンテナンスって馬鹿になりません。
お尻に火がついた気分です。夜飲み屋を渡り歩き、ネットワークを広げるという
活動スタイルを持った議員もいるようですが、とてもとても金銭的に私には真似ができません。
とにかく政策研究(他の自治体視察も含め)と、議会報告(報告会、チラシ配布)、駅頭演説、
を中心に精一杯やってまいります。

今日は先日視察した、金ヶ崎町のゴミ堆肥化プラントについてです。
今回の視察で、印象に残ったのは町長の判断の速さと柔軟性です。
平成11年7月のPFI推進法案成立後、同年9月に当施設の
PFI運営を町議会に諮り、議決にいたっています。
事業費4億8千万円のうち60%は国の負担、残りは銀行融資、
町からは300万円の出資、運営主体はプラント会社と廃棄物回収会社です。
他自治体で同様のもっと小規模のプラント設置事業をやっておりますが、
6億円かかっているということですから、PFIの効果がこのあたりに見えてきます。
生ゴミ、動植物性残渣は町と事業者から16000円/tで、農協から蓄糞などを5000円/tで同会社が
引き取っております。
同会社の採算が取れているのかどうかと、町、事業者、農協への負担金がそれぞれの組織運営上
、負担になっていないかの精査が不可欠です。
付加価値添加部門(再資源化業)がやりやすい環境整備は自治体の考え方、
政治の方向性により決定されるということを我々は胸に刻み付ける必要があるでしょう。
どちらにしても20年前、サッチャーが水道事業を民営化するにあたり、初めてPFI手法を検討した際、
度重なる採算性の分析を集中的にやった姿勢は手本となります。


6月28日

新しい徴収システム
3日間秋田市、金ヶ崎町(岩手県)の行政視察に行ってきましたが、
帰ってくると行く前より夏らしい暑さが出迎えてくれました。
夜9時ごろ自宅に到着しましたが、日中の熱気が家の中に残っており、
東北の気候との若干の違いを感じます。
私がいないあいだ息子は初めて湘南の海に浸かったそうです。
波打ち際での息子は波がくると振り返ってこっちに逃げ帰り、
波が引くと追いかけるといったことをキャーキャーいいながらはしゃいでおり、
周りの人の笑いを誘っていたそうです。
一箇所に一時、落ち着くことができない性格は誰に似たのでしょうか?

視察の内容は充実しておりました。
秋田市の収納支援システムは、滞納者管理がほぼ手作業で行われており、
手書きの記録では、効率的作業が行われず、
非効率の中に埋もれる滞納者管理の実態(管理がしっかり行われていない為、滞納者折衝が一部行われていなかった)があったようです。
藤沢市も滞納額40億円で、毎年5億円が不能欠損として取り扱われている、つまり徴収があきらめられている実態があり、滞納額40億円は毎年横ばい状態です。
秋田市では公正な徴収というものを職員自ら必要性を感じ、
プロジェクトチームでの検討の結果この支援システム開発を伊藤忠テクノとともに作成していったようです。
そういう意味では職員の要望にあわせ、
システム開発しておりますので、秋田市独自のシステムとなっているようです。
滞納管理はすべてシステム管理され、ボタン一つで、差し押さえ、折衝が可能になり、職員の月あたり15時間という残業も今では0になったそうです。
地区それぞれの徴収状況も分析でき、
不景気によりここ5年間で徴収率95%から94%に落ち込んでいるものの、
滞納繰越額が25%から19%に下がっているのは、
滞納者への適切で早期対応がこの支援システムにより実現できていることの証でしょう。
メンテナンス費用は年間約1200万円です。
どちらにしても職員の意気込みを感じたのが印象的でした。
土日に絞った徴収スタイルなど試行錯誤している職員の姿にに今回の視察の醍醐味を見た気がします。
金ヶ崎町のPFI堆肥化プラントについては後日またご報告します。

冷たい父親
6月25日、26日、27日の3日間秋田市と、岩手の金ヶ崎町を行政視察する為、
更新ができませんのでご了承ください。
さて6月の定例議会も終わりました。
議会中は何かと妻子を遊びに連れて行く時間も取れませんでしたので、昨日江ノ島水族館に行きました。
鯨、イルカのショーのとき息子はちょうどおなかがすいてたと見え、泣きじゃくるものですから、ゆっくりショーは見れず、食事後は、車のおもちゃに乗って遊び本当に喜んでいました。
とにかくあのうれしそうな顔が忘れられません。又連れて行こう!

夜、仕事を済ませ家に帰ると、8時半頃息子が泣きじゃくっており、いつものように妻が疲れきっておりました。
ご飯も、お風呂も、済ませており後は歯磨きだけだといっておりましたので、先ず本を読んでやり、落ち着いた所で、彼の歯を磨きました。終わったころは泣きじゃくっており、おなかも満たされている、飲み物も飲んだ、オムツも変えた、やることすべてやっていることを確認して、今日はほっておきました。
泣くたびに何を求めているのかは親として感じる必要がありますが、今回は理由亡き、だだっこと判断し、あえて対応をしませんでした。1時間半、泣きつづけましたが抱き上げませんでした。
実はこのだだっこで妻も相当まいっており、私なりの荒療治を妻の前で見せたいというのも一つの目的でした。ちょっとでも泣くとうろたえながら、困ったように対応する妻とまったく違った対応を父親にされ、息子も戸惑ったのでしょう。最後は疲れて、私の胸に飛び込みそのまま寝てしまいました。
常に息子の気持ちを満足させるべく、親がぼろぼろになりながら、対応するのでなく、愛する反面、理由亡きわがままには毅然とした態度もとることが必要と考えます。
妻は今回の私の対応に驚いていましたが、少しずつ息子も我慢を覚えるべきでしょう。
子育ては大変です。皆さんのご意見ください。


6月22日

議員の存在意義
昨日、一般質問をやりました。
江ノ島海水浴場協同組合に支出した補助金1億3千万円の使途について私に入った情報と照らし合わせ、使途が不明確であり、団体備付の帳簿を確認するよう要望しましたが、疑わしい事実はないとして、帳簿を見るという市からの答弁は得られませんでした。平成11年度、平成12年度の組合損益決算書に補助金収入の旨が掲載されていないのです。いってみれば帳簿上補助金が消えており、おかしいことこの上ないのです。答えに納得できないまま私の一般質問は終了しました。

私の質問は議会の中で波紋を呼んでいるようですが、2千億円の予算を毎年運営する組織形態の中で、一つや二つその使途について不明確であるものは出てくるでしょうし、それを調査、明確化させるのが議員の大きな役割であると考えています。
そういう意味で、2年間の議会活動を通してこの手の質問が殆どないのは逆に不自然であり、それこそ議員の存在価値そのものに大きく関わります。40名議員が存在するのは、何も提言、意見、等を淡々と述べる為に存在しておらず、時として事実解明の為の追求スタンスを取ることも求められていると考えております。今回私の質問した対象である団体では訴訟が起きているそうです。そういう意味で議会としては慎重にすべきという意見もあるようですが、私はもっと単純に考えていいと判断しております。
補助金は藤沢市民の税金であり、その補助金を受けた団体の中で訴訟問題がおきていようが、公的機関としては疑わしき場合は、調査するべきです。使途が適正でないと判断された場合は、返還させるという補助金交付要綱もあります。百歩譲って、「現状を見定め、それなりの調査を検討します。」ぐらいの答弁はあっても良かったのではないでしょか?


6月21日

言葉のマジック
今日午前中10時半頃井手拓也の一般質問を予定しております。是非傍聴に来てください。

明後日まで各議員の一般質問があり今日もその報告をします。「風致地区」という言葉をお聞きになったことがあるでしょうか?
藤沢市の鵠沼地区にもこの「風致地区」が存在します。基本的にその空間が守られる、緑地保全、開発抑制などの適用を受けることができるエリアと認識してくださっていいと思います。さて昨日の質問は「風致地区」にも関わらず、開発が推進されることに対する質問でした。
鵠沼は別荘などが昔多く、一区画あたりの面積が広く、大きな樹木なども残っているのですが、例えば相続などが発生したとき、土地が分譲宅地化され、樹木も伐採されるという状態がいたるところで発生しているということなのです。個人資産の自由な使途が最優先されこういう現象を生んでいるわけです。

さて紛らわしいのは「風致地区」という言葉です。これを効力あるものとして鵠沼を住居として選んだ方が期待に反する現実に直面したとき詐欺に会ったような心境に陥るかもしれません。
鎌倉の地区計画などが厳正に守られるのは国、県からの地区用途設定が市に支持されており法に準じた条例が設定されているからです。さて鵠沼もしくはその他の地域を本当の意味で風致地区として設定するには、国、県が認めるような藤沢市の粘り強い働きかけとともに、それに準じた条例設定が必要になるでしょう。
よく条例を作ればいいというのですが条例が法律の趣旨から一人歩きするのは違法になる為、基本となる地区用途設定を県から出させることが前提になってきます。その地域の歴史、景観を大切に保存する気持ちはこういった流れにより確立されるようになっています。ただ現実的に市長、議員が藤沢市の未来像をどう描いているかに大きく左右されます。


6月20日

農業の孤立
昨日、某議員の一般質問で農業振興法についての見直しの必要があるという質問がありました。
趣旨としては市街化区域の人たちは元気である。然し農地が主である調整区域は開発が規制されており、農地は税制上農地としてのみ使用する義務があるという状況です。現状として調整区域は農業衰退を背景に元気がないというのです。
農業が活性化する一つの例として、作物加工業が調整区域に加わることで、付加価値がつき、調整区域自体に活気が出、農業衰退抑制にもつながるという提案でした。
税制上、行政は地域を方向付けることができます。農地に建物が建つことで、宅地並みの課税をされ、柔軟な農業運営を束縛しているという観もあります。反面、法律には農地をかたくなに守ろうとする意図が感じられます。現在農家は専業で営む為には相当の農地面積が必要で、藤沢市のような都市型農業の場合は、専業でなく兼業であることが殆どです。
相続で農地が売却されたり、生活上農地が宅地化され、賃貸業への転換するというのは多くの農家で行われていることです。農家の不動産業化は元気のない、調整区域の一つの要因かもしれません。ここに食品加工業が加わることで、付加価値が添加されたものはやがて輸入品にも太刀打ちできる力を備える要素になるでしょうし、さらに農業販売のチャンネルを自ら切り開くことも重要でしょう。

農業が農業としてのみ存在しているといっても過言でないと思います。
加工業、飲食店等との販売ルートの新たな確立も農家自身が求めるべきです。そして我々はこれらの方向性を農家を含め地域に示す必要があるし、税制上の方向付けも整備する必要があります。農家を社会に引き戻す!そして農家も社会に歩み寄る!底力を備える藤沢市構築に不可欠な施策です。


6月18日

現代風道徳
今日は昔世話になった方が都議選に立候補しておりますので、応援にいきました。
地盤看板がない状態で、いきなり都議選チャレンジというある意味、未開の地への挑戦には心から敬意を表したいと思います。
私もまったく地盤のない状態での一昨年の市議選でしたが、都議選についてはなにやら得たいの知れない壮大なものものを感じました。
何より都心部ということもあり、大都会での選挙戦はそのスケールに驚かされますし、商店街の人だかりも半端ではありません。大都会の群集の中で走り回る候補者を見たとき、心のそこから頑張ってほしいと思いましたし、応援演説にも力が入りました。
「真の無党派最大の挑戦」といったところでしょう。この選挙結果は日本の政治改革を志す多くの若者に大きな影響を与えると思います。選挙結果が改革の切り口になることを心から祈っております。

それにしてもボランティアで来ている若者たちの熱意もすごいものがあります。お金を使わないだけ、体力勝負、知恵勝負。利害関係のない候補者とボランティアの姿を見たとき、日本も変われる要素をもっていることを感じます。道徳と信仰のない国は独裁政治に陥ると聞きますが、ある種、利害を越えた現代風道徳は確かに存在します。こいつにやってもらいたい!自分の仕事をひとまず後回し!自分の生活以外にもう一つ大切なものを確かに持っている人たちです。
政治が遠ざかる今、政治を引き戻す力が確かにあります。地方の政治にも是非ご注目を!


6月17日

森を見る創造力
今日、午前中は実践倫理壮年の集いの総会に参加させていただきます。私なりのこの総会に対する受け止め方は核家族化が進む中、子育て、家族のあり方、教育理念が暗中模索されている観のある現在、こういったものを総括的に学ぶ場として重要視しています。我々若い世代にとっての規範となるものが希薄になりつつある現在貴重な集いです。何人かの方が人生経験、人生観について語るというプログラムになっております。

午後は家族で弁当を持って遊びに行く予定です。今日は雨が降らない事を祈ります。

さて昨日の議会報告の報告を簡単に・・・

行政評価については外部の意見を取り入れて構築すべき!
総合計画の7つの目標における施策評価については市長がやるべき
事業計画策定については握りが大切。具体的数値、像を市民に選ばれた市長と議会が決めるべき
人事評価の民間コンサルを雇うより市民アンケートが有効では?
人事評価を自分で作るのは不可能。基本的にアウトソーシングでやるべき
行革が大前提の行政評価推進が行われるべき
既存の運営を大前提に行政評価を進めると木を見て森を見ずに終わる可能性もある

等が意見として参加者から挙げられました。

どちらにしてもトップのイメージがどのようなものであるのかが重要です。時代に見合った組織運営をゼロベースで考えたとき、おのずと答えは出るでしょう。


6月16日

インセンティブなき組織に明日はない
今日は、午後から議会報告を予定しておりますが、飛び込みOKですのでお気軽にお越しください。

さて午前中に、父の日のプレゼントを妻と息子と買いに行き、午後から議会報告の準備に入ります。長崎の実の父への郵送は間に合わないでしょう。まあしょうがないか。それにしても自分も父親になっているわけですが、息子が自分のようになったら、父親としても気が気でないのかなと思ったりします。世間から見るに安定性のない職についているのは、口には出しませんが心配の種でしょう。子供を持って、初めてそういうことを改めて考えます。

さて、市内企業がいくつか藤沢市から撤退するという噂を聞きます。
藤沢市の都市整備が大きく影響している(集客環境整備の欠落など)場合があるとも聞いています。これは産業界と行政の連携がまさに不可欠であることの証です。ここで先見の明と、決断を迫られるのが藤沢市の理事者であり、社会基盤の根本形成こそ行政の担当すべき分野であろうと考えます。
そういう意味では行政が金融業的役割(中小企業に低金利でお金を貸している)を果たしたり、
国庫補助金の解消の為の機能(必要性に疑問がもたれる、農地の土地改良事業、道路整備など)をもったり、
というのはまさに見直しされるべきでしょう。これらの提言をするのも我々議員の仕事になるわけですが、
肝心の執行者(市の理事者)にその決断、実行がなければ市の根本形成はなされません。
市長の政策を実現する為に、実行する執行者へのインセンティブを設けないと、産業界が泣き、市民が泣きます。執行者へのインセンティブなき行政に未来はない。
根本形成に絞った行政のあり方がまさに求められています。

根本形成とは
効率的、魅力的都市整備であり、
自給の確立であり、
環境保全であり、
秩序ある教育体制整備です。

そしてこれはしがらみのあるリーダーには実現不可能です。


6月15日

雨の降る日の妄想?
明日、議会報告を上記の通り予定しておりますのでお気軽にご参加ください。
さて毎日雨が続きます。洗濯物が乾かないと主婦は嘆いておいででしょうが、じっくり普段と違ったことを考えることのできる時間でもありますので、今日は趣向を変えてみたいと思います。

先ず、家族について・・核家族のもとでそだった我々夫婦も今こうして核家族を持ちました。子育てというのは特に先輩から後輩に伝えられる部分が多いわけですから先輩が身近にいない為知りえないこともあるでしょう。その分、主婦友達や、様々なコニュニティーで学ぶことも多くなっているようです。われわれ夫婦のあり方も子供ができてから随分代わりました。子育てを通して家庭をとるか仕事をとるかという極限状態に達したこともありました。そういう意味で仕事への取り組み方、家庭への考え方も随分変わったように思えます。

仕事について・・井手拓也を貫いてます。それはわがままでなく常に純粋にあるべき方向性という意味でこだわってきたつもりです。それがまわりの同僚、そして市民にどのように写っているのかは分かりません。ただ気をつけなければいけないのは、礼儀と思いやりという面でまだ十分でない部分があるてんです。私の恩師は政策主義と人間主義と両極端に別れており、今後両方頂くことにします。

最後に私の将来の藤沢像・・・日本一強力なリーダーの周りに日本一優秀で勇敢なスタッフが配置し、藤沢市の市民、産業界を纏め上げ、リードしていく組織を作り上げること。これは金銭的、物理的にその組織の存在を誇示するのでなく、時代に求められる精神的リーダー組織です。自給率も念頭においた底力のあるまちづくりが私の藤沢像です。

雨の降る朝にこんな事を掲載してみました。いかがですか?

6月14日


全銀行の保有株が自己資金を10兆円ほど上まっているそうです。
この時代ですから保有割合としては今からの時代を考慮したとき金融機関としてのリスクが大きすぎるということで、銀行株取得機構が受け皿となって回収し、今後銀行の保有株を抑制する方向を打ち出しました。
予測のつかない時代への対応策とも言えるでしょう。それにしても今回の施策は、公的に親切すぎるのか、金融機関がだらしないのか?
一言でいえば銀行がリスクを銀行株取得機構ゆだねたということです。今回の株移譲によりリスクの大きい株式が機構へ放出されることは間違いなく、そういう意味では現在断行されつつある、不良債権処理の考え方と反する流れかもしれません。整理回収機構の株式版ともいえます。
先日東京三菱銀行が運営不振に陥っている企業に対して再建計画のアドバイスをやるという記事が載っていました。当然対象は債券を保有している企業ですが、市場原理の一つの力として注目すべきと考えます。金融リスクを図れないというのは金融業としては致命的です。
日本銀行が紙幣を民間銀行に無利子で貸し出し、それを企業、自治体に金利2,3%で貸し出すという現状があり、リスクを図らなくても収益を挙げることができるということ等は、金融機関の成長を奪った重要な要素でしょう。

原子力の技術者が安全対策のための確立計算法を企業投資のリスク計算に取り入れ金融という分野に参入したということも聞きました。様々な温床を断ち切ることが日本の膿を出すことにつながり、次の光を掴み取る前提になるでしょう。藤沢市の膿については又述べさせていただきます。

6月12日
政治の介入すべき分野
明日私が所属する文教常任委員会が開催されます。陳情、請願については「学校事務員、栄養士への国庫補助適用外に対する反対」「学習障害児スクールへの公的助成の要望」「モーガン邸の市有化の要望」などがあります。
一番目の陳情については教育費も聖域でないという国の考え方に反対するものです。国の補助がなくなればその分、地方にしわ寄せが行くのは必然的です。そういう意味で、この陳情の趣旨も分かります。

ただ注目しなければいけないのは、最近の生徒の勉強に対する考え方です。学習意識を教育文化センターが調査した結果によると、
帰宅してからの勉強時間はここ最近減っている、勉強に対する意欲も薄れてきている、束縛を嫌いより自由を求めている、
というふうに義務が置き去りになり、権利が全面に出ている状況です。
調査結果を見ると学校そのものの存在意義というものも怪しくなってきているのは否定できない状況です。受験は塾を中心に考えられており、学校そのものは友達づきあいをするところとなっているのです。教師の存在はどう受け止められているのでしょう。生徒の立場からみて学校が、教師がどういう存在に写っているのか?
環境関係に熱心で優秀な先生たちも知っています。頑張っている先生もいる中、こういう調査結果が出ていることは何らかの問題点がある証拠です。安易に教育費の削減に踏み込むことも問題ですが、安易に聖域化することも問題です。現状の学校は何か我々の想像しない方向に向かっているようにも思えるのです。

教育ほど政治の介入すべき分野もないという事をおっしゃった方がいらっしゃいました。学力低下が国力に影響し始めたときは取り返しはつかないでしょう。補助金確保の前に議論すべきことがありそうです。
6月11日

究極の選択!
藤沢市の区画整理の現状について皆さんご存知でしょうか?藤沢北部2−1から2−3、柄沢の区画整理が進められています。
地主が土地を組合で一部提供しその土地を処分した利益で公園整備、道路整備などを行うという流れになりますが、基本的に藤沢市の区画整理については組合施行でなく、市施工ということで、一部土地処分に加え、市の金銭的補助も支出されます。
ところが皆さんご存知の通り今土地の価値が暴落しており、土地を売っても予定していた収入がなく工事を進められないのが現状です。区画整理の為に移転した人も多く、早急にこの区画整理を進める必要がある中、区画整理特別会計だけで推進することが非常に困難になりました。
藤沢市一般財源からの投入という形になりそうなのです。国からの補助金を財源の一部として特別会計は運営されていますが、これから先、地方への補助金というものから地方債発行の緩和という流れになり、そういう意味で補助金がなくなる前に急いでやってしまうべきという議論もあります。
区画整理された土地からはこれまでより高い固定資産税が見込まれ、早急に推進するメリットはあるでしょう。ただ住居移転がスムーズにすすむという補償も確証が取れない中、区画整理に多くの職員を貼り付けつづけるもコスト面でのデメリットもあります。
又ここで中止にした場合の移転した人などへの補償費もあり、どう軟着陸するかは最大の課題です。藤沢市の区画整理総事業費は400億円を越えるだろうといわれています。様々なケースにおけるコスト計算を綿密にやり答えを出すしかないでしょう。


6月10日

藤沢市の気運
昨日循環型社会フォーラムが産業センターで開かれました。100人ほど集まっていたようです。
日大の生物資源学科の教授3名による堆肥化等の学術的証明と農家の方による実践例などまさに今求められている講演内容でした。
市の職員も参加しておりましたが、循環型社会に対する藤沢市の気運と言うものは更にヒートアップしているのではないかと感じます。
フォーラムをとおして様々な事実が明らかになり藤沢市での実現方法が次第に明らかになっていくというのが確実な道でしょう。そういう意味でもそれぞれのリーダーたちが粘り強く目標を目指し、活動を継続することが重要なのでしょう。
さしずめ議員の場合は団体、市民をまとめる任務が割り当てられるのではないでしょうか?これからも粘り強く循環社会に向けて方向性を切り開いてまいります。このテーマはトップダウン的要素よりもボトムアップ的要素が強く求められます。
そしてポイントは藤沢市を38万都市と考えず、13地区に分かれた様々な個性を持ったまちということで考えることが大切です。それぞれの導入の仕方があってもいいのかもしれません。又それを受け容れる市の体制作りも必要です。先進的、努力している地区への還元方法を考えるということです。

ところで大きく話が変わりますが、田中外相が苦労しているようです。彼女はそんなに間違ったことはいっておらず、むしろ言うべきことを言っているのであり、これに対し街頭インタビューで一部の国民が「部下を統制できないようではだめだ」とか「器でない」とかいっているのを聞きますが外務省の本質をしれば今こそ田中外相を応援すべきでしょう。外務省の心有る職員も当然そう思っているはずです。国民もこういう大臣になれる必要があると思います。


6月9日

軋轢とアレルギー
議会が始まっています。やはり人事評価に対する市側担当者のアレルギーは相当なものだと感じます。先ずこちらが要望する資料がなかなか手に入らないということ、交渉に交渉を重ねやっと入るという始末。
どちらにしても外部の民間コンサルのアドバイスを受けるのは重要だと考えるわけですがなんとか市を納得させる必要があります。おそらく私が提言する人事評価に対する軋轢とアレルギーはあり、そういう意味で苦労することは目に見えております。
唯市民の皆様にご理解いただきたいのはこの厳しい時代を背景に市政運営をやるのは人であり、様々な施策も人によっては成功し、人によっては失敗するという事なのです。日々市政の為にご尽力いただいている優秀な職員がいることを私は知っています。唯これらの人が時代にマッチした形で、活かされる環境を整える事が藤沢市民の将来の為であり、我々市政を託されたものの役割であると確信しております。

現在の人事評価システムは私が議会などで質問したところ人事担当部所の方の頭の中で機能しているのか、もしくは議会に人事システム資料を提供してくれないのかどちらか分からない状況です。どちらにしてもこのままではいけません。
38万人の藤沢市民のご理解とご支援を頂きながら敢然と行革の根幹に挑みます。議員のエネルギー源は市民の皆様のサポートと国、地方を愛する気持ちです。それは誰にも負けないと信じております。
今後ともご指導宜しくお願いいたします。


6月6日


言葉の格闘家
朝、湘南台の西口で街頭演説をやり、そのあと六会のマクドナルドで行政評価の実態調査をやりました。子供のプレイランドが2階にありますので若い母親が私の子供とかわらない年齢の子を連れてきてあそばせておりました。一見穏やかな風景でありながら、親の気持ちの中は絶えず子供を気にしているわけです。ちょっと子供に何かあると子供のところにすっ飛んでいく様を見たときそのことが分かります。後は自分が人の親になったということでそのあたりが分かるようになったのかもしれません。母親は偉大だ。

さて今日から議会が始まります。様々なドラマが毎回あります。というのは先ず議会陳情について審査する際、議員間で意見が分かれることがあるのです。同じ議員グループの中でも温度差があるためまさにピンと空気が張り詰めた状態になります。ただ私も黙っていられない性格ですから軋轢とプレッシャーは毎議会感じております。言葉の格闘家という表現は的を得ているかもしれません。ベテラン議員、行政理事者との意見のやり取りは時として激しい様相を帯びます。特に一般質問、常任委員会は一度ご覧になるといいかもしれません。国ばかりが注目されておりますが地元の議会にも目を向けていただけるとありがたい限りです。


6月4日


支持率低下恐怖症
今日は朝駅立ちをやろうと思い、長後駅に出かけましたが自由党の方が街頭演説をすでにやっていました。湘南台では自民党の方がやっており、仕方なくそのまま市役所へ向かいました。4月6日に開催した循環都市藤沢の議事録整理の最終確認をし、その後行政評価システムの進捗情況について資料調査をやりました。20人からなるプロジェクトチームにおける議論の情況に目を通しましたところ、比較的活発な議論が行われており、後は企画課がどのくらいリーダーシップを取れるかというところでしょうか?このあたりについて質問する予定です。
さて田中外相が苦しい局面を迎えているようです。米国のミサイル戦略について懸念を示す発言が大きく取り上げられています。発言には責任を持つ必要はありますが、彼女が戦っているのは間違いない事実です。
「支持率低下恐怖症」ということもいわれる中、外務省の実態を体を張って国民に伝える政治家としての姿勢には脱帽です。今の政治家が持っていないものはまさにこのあたりでしょう。政治論理を分かったような利巧な振りをするのがこれまでの政治家です。マスコミの無神経な報道に負けず頑張ってほしいです。私も応援してくれた友人に分かりやすく伝えるのが今政治家に求められていると言われ、それを実行しようと日々勉強しております。「伝える」ことの大切さをしっかり肝に銘じ今後も活動に励みます。


6月3日


井手拓也の一般質問
子供の熱が40度前後で昨夜まで続き水分補給と着替えの連続で親もぐったりです。今朝の体温は36度3分と平熱に戻り一安心というところでところでしょう。今日は天気もいいし、ちょっと外出しようかと思っております。家族のリフレッシュになればいいのですが。

さて6月6日から22日まで6月定例議会が開催されます。一般質問も予定しておりますが、質問したい内容が色々あり、どの内容に絞ろうかと模索中です。明日の正午までに質問要旨を提出しなければいけませんので今日一日考えてみます。
ひとつは「補助金の使途について」です。某団体に支出した補助金において匿名の情報提供があり、団体の収支決算に収入として補助金が計上されていないというのです。するとその補助金は何処に消えたのか?藤沢市はこの事実を知っているのか?
次に「人事評価について」です。職務内容が課長、課長補佐、主査等などそれぞれいついて明文化されていても良いと思うのですがすべてにおいて明文化されていないのが藤沢市です。このあたり今後どういう方向性を持っていくのか?最低限の職務内容の規定は必要です。
次に「行政評価について」です。市民の要望、そして現象というのは縦割りで現れるものではありません。行政評価は行政の予算配分においてプロジェクトごとに人員配置を行い、縦割りの壁を取り払うという、行政革命的手法です。藤沢市でもこの手法導入にむけて検討に入っておりますが、どのようなイメージを持ってやっているのか?中途半端な感覚ではとても実現できない施策です。
又「落札率が100%などもある下水道工事入札について」です。私が基本政策としてあげた公共工事の談合防止施策ですが、業者が勝手にやっているわけで、行政の責任はないという某役職の話を聞いたことがあります。株式会社で会社役員が株主に対してこういうことを言うのは常識で考えられません。
又「税制改革について」です。受益者負担、そして資金運用(税金がより質の高い公共サービスとして還元されるという特殊な資金運用と考えた場合)としての自治体の権限を民に移管する考えを元に税制改革を推進する必要があります。行政にお金を集めることが我々市民の選択として賢明かどうか?これについて藤沢市民の皆様にもご意見を伺いたいところです。


6月2日


日本の岐路
昨日、友人と新橋の居酒屋で飲みました。某国会議員の事務所で勤務している彼の話は国の情況をぼんやりではありますが、イメージできるものでした。
次回の参議院選挙で自民党が勝つ、つまりこれは橋本派の台頭を許すことにつながるというのです。つまり参議院選にでる自民の候補者は橋本派が多いということなのです。最大派閥ですから当然といえば当然でしょう。このことは小泉続投を脅かし、構造改革の障害になる恐れがあるというのです。もし橋本派がこういった構想をイメージしているとすればまだ国民の総意に気づいていないということです。
どちらにしても小泉首相と橋本派はどこかでぶつかる,そのとき小泉首相がどのような選択するのか、もう一度自民の波にのまれるか、小泉党を結成するか、日本の岐路は来月の参議院選という形で我々国民に迫ってきています。

それにしても息子の熱が40度を越え心配です。これから病院に行きます。本当に子育てというのは大変です。



6月1日


保守と革新
昨日から子供の調子が悪く、子供の相手をしていましたのでここのところ、更新もままならず大変申し訳なく思っております。それにしても本当に子育てというのは大変ですね!遊びにしても大抵親がやめてほしいということをやるのです。先ず雨上がりは泥んこ遊び、新品の靴が泥だらけになっていく様、服、顔が泥で汚れていく様はあんまり大人の歓迎できるところではありませんが、まさにこういったことが子供の遊びであり、勉強なのでしょう。それにしてもそんなときの子供の顔は半端じゃなく楽しそうなのです。
遊ばせるという感覚でいけば親の負け、一緒に遊びにいくという感覚でいくほうがいいみたいです。子供の論理と親の論理の違いがお互いの様々なジレンマ、ストレスを生じさせているのでしょう。社会に入るとある一定の論理の中に大抵収まるわけですが、成長過程の子供にはその論理が当てはまるわけはなく、日々成長の為に様々な経験をするわけです。転んで泣いたり、いすから落ちたり、泥をなめたり、砂をなめたり、お友達をたたいたり、たたかれたり、社会論理からはみ出た彼だからこそ学ぶことも多いのでしょう。

ところで、われわれ社会人は社会論理を過度に萎縮させることはないのです。歴史と伝統を踏まえた漸進的新発想がまさに求められており、一定の倫理観の元、時代を切り開くことが求められているのでしょう。資本主義を唱えるにあたり無秩序の競争が行われたとき、それは日本全体に力をそぐことになるでしょう。良識の元競争が行われない限り、今後の復興はありえません。さて明治維新についてあの革命を私は秩序を守った保守的改革だと見ております。その秩序とは「日本の将来を最優先に」という秩序です。江戸城開城が無血のもと行われたのは、幕府にもこの秩序があったし、志士にもあったということでしょう。勝海舟と坂本竜馬がその良い例です。現象的に急進性のあった明治維新は、国家を守ろうという一定の秩序の元、行われたわけで、そういう意味では漸進的改革といってよいと思います。今の法体系、そして歴史の無秩序な破壊を目的にその勢力を確保する組織を改革派と呼ぶのは間違いです。創造のない改革はありえず、歴史を認めない改革もありえません。

そういった意味で歴史(靖国神社参拝)を見定めた上での政策展開(道路財源の見直し、不良債権見直し、地方再編、民営化等)を図る小泉首相の改革は秩序、社会論理を越えた急進的なものではありません。国民の中で脈々と積み重ねられてきたことを着実に実行にうつしているだけです。明治維新とここは重なります。ちなみに私は右よりでなく元一介のサラリーマンです。
子供の話からえらい方向に来てしまいました。



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