日刊井手たく・バックナンバー:2001年7月
7月31日
株価が教えてくれること
息子の笑顔のドアップを目の当たりにし、その可愛いさが脳裏に
焼きついた状態で、今日の更新作業に入ります。
何度、転んで痛い目に会っても同じ事を繰り返す息子を見て、
「人間の子は学習能力がないね。」という話を妻がしておりました。
それに対し「人間の子供は基本的に食、安全が基本的に確保されているから、学習しようとする本能が動物に比べかけているんじゃないの?」と私・・・
「人間の子供に残っている本能は笑顔ね。」と妻・・・
可愛いという印象を親に植え付ける為の子供の笑顔は、
まさに親を子供の術中に陥れる、戦略的本能かもしれません。
肝心なところはしっかり抑えているというわけでしょうか?
参議員選の余韻がまだ残っています。
小泉改革の具体的内容がベールに包まれている事、
今回、橋本派が参議員選で勢力を伸ばしたということ、
小沢一郎の「今の自民党では改革はできないが、
国民がそれを選んでしまったからしゃーない。有権者が最終決定者であり、
最終責任者である。」というコメント、
反面、平成14年予算を楽しみにしていてくれと自信満々の石原大臣、
自民党は変われると言い切る小泉首相、
戦々恐々、これからの政治の動向を固唾を飲み見守る状況は
国民、市場も同様でしょう。
小泉の構造改革を危惧して株価が下がったという考え方、
小泉が現れなければもっと下がっていたの考え方、
具体的施策が公開されたとき、その答えは顕著に出てくるのでしょう。
さあ国ばかりが政治の主役ではありません。
藤沢始発日本再生をやるべく、循環社会藤沢の政策提言に続き
行革提言の作業に入ります。地方の構造改革はあなたの目の前で
おきる出来事です。
政策チームでともにやっていただける方募集中です。
ご連絡ください。
7月30日
リーダーが言うべきこと
今、なんと夜中の3時過ぎです。
昨日は8月4日に予定しているしがらみのない議会報告の資料整理をやり、
その後、井手拓也の政策提言についてスタッフの方とお話しし、
自宅についたのは夜の11時半、
その後、参議員選挙結果を見ておりましたら、この時間になってしまいました。
それにしても、マスコミの政治家への質問の仕方は、実にレベルが低い。
悪者か、正義かのみで、決着をしようとしており建設的、議論が埋没し表面上の議論に
安住する議員はさぞ楽なテレビ出演だったのではないでしょうか?
「構造改革に反対か?賛成か?」「不良債権は処理すべきか?すべきでないか?」
「道路特定財源の一般会計への繰入れは賛成か?反対か?」大方こういった議論が、
夜中ずっと続くと見切りをつけたのがこの時間です。
地方議員をやっている私から言わせていただきたいのは、
・行政を縮小し、その分民間にお金を流し、
合わせて不良債権処理をやるという一括政策がなぜ議論に上らないのか不思議です。
民間の不良債権の処理だけに議論が集中しているが、国債、地方債残高もあるわけです。
もぐらたたきではないですが、
不良債権処理が終わったころは行政債務は想像を越えて蓄積されており、
銀行から又行政に適正でない資金流入が起こり、
新たな金融硬直化が発生するのではないでしょうか?
民間の体力がないから不良債権処理を延期するのでなく、行政スリム化により民間体力を確保し、
同時に不良債権処理に進めばいいのではないですか?要はお金が行政に流れすぎているということです。
・そして、もうひとつ農業施策の議論が少なすぎると思いませんか?
日本の農業は産地加工等、その場で付加価値をつける工夫の必要性はあるものの、
どうしても高コストになります。
国産の高品質、安全性を促す施策、所得面から日本農業を育成する施策、
食料は防衛と並び安全保障の対象になる性質があること、
「商品」から「食べ物」という考え方の転換、等もっともっと国民に訴えうるべきではないでしょうか?
これが話されないのは票にならないからでしょう。
然しながら、これは国のリーダーとしては見逃してはいけないテーマです。
皆さんのお考えをお聞かせください。
7月28日
風邪が治る見通し
急に寒くなりました。
これまでの猛暑が嘘のようなここ2日の気温変化で
風邪などひいておられる方も多いのではないでしょうか?
時代の移り変わりについても、急激な変化に社会があっちこっちで
風邪をひき始めるでしょう。然しながらそれも必ず治るという見通しがあれば治癒に務めるものです。
今まさにそれを社会に示すべきです。
昨日の参議員政見放送を見ておりました。
某政党の党首の発言は明快でした。
朝鮮の日本人拉致事件への政府の反応の遅さ、
教科書選定における韓国、中国の内政干渉、
ゆとり教育は愚民化政策である、
アメリカ金利と日本金利の差によりお金がどんどんアメリカに流れ込んでいる事実、
日本からアメリカへの融資はドル建て(為替手形がドルで表示される)
で行われている矛盾(融資元の国の貨幣立てが普通)、
等など具体例が出され、日本としての毅然とした態度の必要性を説いており
政見放送として新鮮さを感じたのは私だけでしょうか?
辛らつな言葉が並び国民受けをするか分かりませんが、
誇り、したたかさを併せ持つこの感覚は、不可欠な要素です。
創造的でない、浅はかな外交感覚は他国が付け入る要素になりえます。
日本が外交により受けている恩恵、他国へ与えている支援のバランスの検証
は最低限行われるべきことです。これが日本の未来を確立する要素にもなりえます。
7月27日
責任ある参画
一昨日、政策チームとともに今後の運営展開についての話し合いを持ちました。
様々な、まちづくりの提案がありました。
藤沢市北部のエリアに東名高速インターチェンジを設置することで、
北部区画整理が急速に進み、藤沢市の税収につながるという話、
藤沢市の企業形態をもの作り的ハード企業から、情報を中心とした頭脳集団的ソフト企業へ
大幅転換する必要性、これについては今日の日経にも載っていましたが、
中国の人件費の低さを理由にもの作りの場が、日本から中国へ移転していることも
要因となっています。このようなソフト企業への転換ためには、
藤沢市に光ケーブルなどのインフラ整備を充実させることが重要です。
又、市民が生存する上で、最も影響力をもつ環境を最優先にした
都市計画がなされるべきであるということ、
等など出てきたわけですが、
急激な時代の変化に対応する為、藤沢市をどのような町にするにしても
行政のスリム化と、強力なリーダーシップを自治体は持つべきです。
つまり、環境において、産業振興において、文化振興において、教育向上において、
藤沢市の関係各者を異業種交流的に取りまとめる力と、
決定された施策を遂行する一貫性を持つということです。
責任をもった参画と言うものが市民に根付くことで、それは可能になります。
その基本は情報共有ですから、
これからも私が持ちえた情報はできるだけ、チラシ、ホームページを
通し皆様に発進します。その中で何かを感じていただき、藤沢市の今後の形を
イメージし、情報提供していただければこんなにうれしいことはありません。。
7月25日
自治の剥奪
昨日は、柱ということについての考えを述べさせていただきました。
さて行革ですが、本格的行革にはいると様々な軋轢が起こり、
行革を防ぐ力が発生します。
職員の処遇を改革から遠ざける力であったり、公共サービスの軽減への反対であったり
等など。
ところがこれから小泉改革が地方に影響を及ぼし始めるころ、
多くの国県からの補助金を欠かせない現状と打って変わり
自主財源によりやり繰りをしていかなければならなくなるわけです。
場合によっては財政再建団体という国直轄の組織になり、
自治を剥奪される事態にもなりえます。
赤字が一般会計の一定割合になると以上の事態になるわけですが、
この影響を一番先に受けるのは実は自治体職員であることを
十分認識する必要があるのです。
当然自治体は市民の為にあるわけですが、行革の足かせに
一部の職員の保身が関わっているのなら、このあたりを是非念頭に入れていただきたいのです。
例えば自治体単独では健全に見える財政も
第3セクターの債務が連結会計という形で、自治体と一体で世に公表されたとき、
多くの自治体が赤字でないと言い切れるものではありません。
そのとき、国直轄の団体になり、それこそ有無を言わせない再建計画が実行されるのです。
福岡県赤池町がまさに再建団体になったわけですが、
職員が土木工事をやるという状況にあり、現代の上杉鷹山のもと再建を実現した米沢藩を
思い出させるわけです。
行革の先延ばしは実は自治体職員にも悪影響を及ぼし、
そのことが理解されないことがままあるのです。
これが十分理解されることは現実的に行革を行う上で
不可欠かもしれません。
7月23日
柱を示す
朝5時に起き、ロック式の網戸からチュンチュンと小鳥のさえずる
声が聞こえていました。
生活が慌しく始まると耳に入らないこのメロディーを聞くとあさの貴重な時間を感じます。
今日の予定は午前中、私の所属する議会のグループでの会議があり、
午後は井手たく新聞の仕上げをやりたいと思っております。
朝新聞記事の中で、京都議定書不一致という記事が目に入りました。
温暖化防止という共通目標については同歩調を文言に盛り込んだようですが、
欧米の対立と、日本の議長案への難色が残ったようです。
昨年から比べると梅雨明けが9日間早いということ、例年に比べ梅雨の期間の降雨量が
約60%であるということ、これらの影響を受け、農家が多大な影響を受けていることなど
我々の身に直接肌身に感じることが現象としておきている以上、
世界的「柱」の構築がまさに今必要であると考えます。
途上国の扱いをどうするか?このあたりも欧米の意見の分かれるところのようですが、
温暖化を身近に感じるときはすでに防御困難な状態であると認識した上での対応が必要です。
戦略的意図が潜在的にこの議定書不一致の中にあるとすれば世界にとってこれほど
納得のいかないことはありません。
「柱」を世界に示すタイミングです。
7月22日
義務と権利
早起きの会という集会に朝から家族で出席し、今帰宅しました。
息子も今は寝ており、ひと時の静けさが我が家に漂っています。
8月6日に朝起き会で「広島原爆」にちなんで又集会をやるということですが、
できれば出席しようと思っております。
さて集会の中で、8月15日は「終戦」でなく「敗戦」であるということを
主張する方がいらっしゃいました。国民的な出来事であり、勝つことを目的とした
戦争である以上、中立的「終戦」という言い回しには抵抗があるでしょう。
天皇陛下の敗戦を伝えるラジオ放送がなければ、玉砕する覚悟を持っていた
と他の海軍に在籍していた方もおっしゃられていました。
戦後、時がたつにつれ、戦争を知る世代も少しずつ少なくなっている今
今日のような集会で実体験とともに、当時の思いを聞くことができるのは非常に
貴重です。国民総動員で動いた56年前の出来事を我々がどのように受け止めるか?
ただ抹消すべき過去として受け容れるのでなく、しっかり向き合い時代を切り開いていくことが
肝要です。
過去の単なる否定論者でなく、過去をしっかり受け止めたうえで未来を拓くべく、
国民の義務と権利を明らかにしていくことが政治の役割でしょう。、
複雑化した、価値観の多様化した現在もこの原則は変わりありません。
7月21日
50年後の藤沢のために
昨日、知人に誘われ東京都練馬区光が丘のお祭りにいきました。
地下鉄大江戸線光が丘駅に到着し、地上に出ると高層住宅地域が立ち並び
閑静な雰囲気とともに、緑が非常に多いなんともバランスの取れた町並みにでした。
高層住宅の一階部分は飲食店になっていたり、練馬区光が丘独特の雰囲気が
あります。
こういった高層住宅建設については様々な反対もあったでしょう。
藤沢市でも高層マンション建設計画、その他開発計画により、様々な問題が巻き起こっています。
そういう意味では一貫性のある例えば50年後の藤沢市はこうするという、
柱を一つ掲げているべきでしょう。
都市計画などはまさにそうあるべきです。
従って基本的都市基盤整備は最優先されるべきでしょう。
藤沢駅周辺整備、湘南台駅周辺整備、基幹道路整備これらは長期スパンにより
着実な計画実行が求められます。
こういった藤沢市の長期的一貫性というものが市民に伝えられることこそ重要です。
産業基盤としての都市整備の重要性、環境保全としての都市整備これらのメリハリの利いた
明確な柱が作られることが多くの市民の納得につながるでしょう。
大企業が数社藤沢から撤退するという話しがちらほら聞こえ出している今は
まさに柱構築を急ぐべきです。
7月19日
気軽に歌舞伎
昨日同僚議員と4人で東京の国立劇場に歌舞伎を見に行きました。
恥ずかしながら、私は初めての経験でして楽しみにしておりました。
劇場に入って先ず思ったのは女性ばかりであるということです。
女子高生は特に多かったのですが、学校教育の一環なのかもしれません。
どちらにしても、男性はお仕事しているお昼の時間ですので少なくて当然でしょう。
さて最初に歌舞伎の基本的部分を解説してもらい、演出構成、舞台構造などを知ることができました。
その後「近江のお兼」、「人情噺文七元結」という作品を見ました。
一場面一場面が名画でなければならないという歌舞伎の信条はしっかり守られており
飽きることがない展開です。約400年の歴史の中で、女性が入ったこともあったり、非常にあでやかに
なったこともあるという中、時の政治に様々な圧力、制約をかけられ
演技に重点をおかざるを得ないことが効を奏したようです。
時代を風刺する普遍性は日本を超え外国でも絶賛されているということです。
それにしても「傾き」「かぶき」「歌舞伎」の由来のとおり、男性が化粧をして、女になるあたり
江戸時代相当刺激的なことではなかったのでしょうか。
比較的温厚な民族に思える日本という国をもう一度見直す必要もあるのかなという
感じにさせる伝統です。
日本版オペラとも言われる歌舞伎が外国に与えた影響も多く、
大胆さ、繊細さ、あでやかさ、人情どれをとっても100点満点の作品でした。
義太夫節が聞き取りにくい部分もありますが、解説イヤホンなどもあり
気軽にいっても十分楽しめます。
昨日は新しい日本の発見をしました。
7月18日
一遍聖人と遊行寺
踊念仏の一遍聖人をご存知の方も多いと思います。
藤沢の遊行寺の時宗を広めた方で、その生き様は余りにも凄絶で
驚かされます。
藤沢市の文書館の館長をされていた高野さんという方が、
この一遍聖人について執筆し、その本を借りて読みました。
捨聖といわれる一遍は伊予(愛媛道後)の出身で、河野洋平氏など河野家の祖先にあたるようです。
捨聖のいわれは、彼が時宗の拠点を設けず、ただ南無阿弥陀仏を唱えれば
すべての方が往生できるという教えを北は奥州から、南は九州までひたすら説いて回ったということです。
当時は元寇のあった時期で執権は北条時宗でした。
踊念仏については様々な批判もあったようですが、
ただひたすら踊りたければ踊りなさいという一遍の教え、
そして家族、欲などすべてを捨て、ただひたすら無心で南無阿弥陀仏を
唱えるようにという一遍の信念に引きずり込まれる、多くの方が一遍の遊行に従ったようです。
記録では25億人にお札を渡したといいますが、そんなに人口があるわけではないので
とにかく多くの人に渡したということでしょう。
遊行先で死の直前、後継ぎなどをどうするか心配する同行者に、すべてを捨てている自分に跡はない、
後継者という考えから腐敗が始まると説得をした徹底振りです。
自分の使命は生存している間にとにかく多くの方に念仏を唱えることを進めることだと、
言い切った彼の生き様は、今の我々の社会に比べると余りに新鮮で、余りに痛烈な一言です。
私の仕事も市民の皆様に地道に政策を訴えていき、やがてはその政策を具現化するという使命があるわけですが
彼の一貫した、凄絶なる遊行は我々の規範に十分すぎるほどなりえます。
死ねば無になる、生きている間はひたすら信念を貫くのみ。
私も頑張ろう!
7月16日
ついにきた!堆肥化施設
湘南毎日新聞で、御所見に公設民営の堆肥化施設を計画しているという記事が掲載されていました。
施設設計は来年度中にまとめ、2004年施行である家畜排泄物法に備えるということです。
私が所属する市議会の新政会というグループで集中的に職員と勉強会をやった
経緯がありますが、方向性としては我々が主張するものです。
施設容量は年間5万4千550トンです。
生ゴミ、枝葉、家畜のし尿、給食残渣、野菜くずなどが
施で処理されるということです。
第一段階突破というところでしょう。
さて問題は家庭系の生ゴミにどのように拡充していくかでしょう。
酪農家の保護施策というのが潜在的にあるように思えるこの計画ですが、
当然日ごろから言っているように農家は様々な形で守っていく必要があります。
然しながら、市内全体の生ゴミの再資源化にもしっかりつなげていく必要があります。
市の考えでは市内の家庭系生ゴミは堆肥化するのは非常に難しいという
見解を持っており、私の主張というのは退けられているのが現状です。
これからが本番です。
市民がこの計画にどのような着色をしていくのか、
私もしっかり注目し提言していくつもりです。
7月15日
妥協の産物?
昨日に続き猛暑でした。
梅雨あけも例年より9日間早く、降水量も昨年に比べ約60%とここ最近年々梅雨が前倒しになっているようです。
温暖化について思わず考えさせる暑さでした。
京都議定書が米国離脱により進展が不透明であるという現状をどういう
形で展開するか要注意です。
さて本日は議会報告のまとめの為に、市役所でワープロを黙々と打っておりましたが
休日ということもあり、空調が効いておりませんでしたから、暑いのなんのって、
全身びしょぬれになってしまいました。
さて私の手元に参議院選挙における各政党の公約が入りました。
それぞれの公約をみさせていただきましたが
私は別段自由党というわけではありませんが
一番分かりやすく、一番今の社会に足りないものを掲げておりました。
内容として共感できるのは
権利が横行する現在においてしっかり義務というものを果たすべきことの
重要性が謳われているということ、社会保障が世代間相互扶助から
税金による不公平感の解消、日本人の心と誇りを取り戻すなどは今まさに
日本に必要なことであり妥協しない小沢一郎さんの
色が良く出ておりました。
政治は妥協の産物という言葉がありますが、外交等の折衝においては
譲歩というものが出て来るでしょうが、政党としての政策、そして政治家としての
スタンスに妥協というものがあるのは、間違いであり、若手の議員にはとくに
この言葉を間違って解釈しないようにしてほしいものです。
社会のリーダーが方向性を示す上で妥協をしているようでは
社会が迷惑です。
7月14日
現場の語り
一昨日と昨日2日間にわたり社会福祉法人「マロニエ」という障害者の通所施設で
介護実施研修をさせていただきました。
一日目は中途障害をもつ方々のデイサービスにおけるコミュニケーションと
重度障害者の入浴介助と食事介助、コミュニケーション等です。
重度の方をお風呂に入れましたが、大人なので介助するほうも相当の体力が要ります。
スタッフの方の平均年齢は20代前半だったと思います。
非常に活気があり、笑顔の絶えない環境は利用者にとってはなによりではないでしょうか?
現場でどのような事が起きているのか、議会での発言が現場と食い違っていれば
これほど利用者、施設運営者にとって悲しいことはないわけです。
そういった意味で、議員がこのような形で現場研修に行くというのは
本来ならもっと早い段階でやる必要があったのでしょう。
一日目の研修が終わり、家に帰ると息子が抱きついて来、そのまま二人で布団に倒れこみ
気づくとつぎの朝でした。
二日目の日程では重度の方と一緒に牛乳ブタから葉書を作るという作業をやりました。
とはいっても、殆ど手足の自由が利かない方なので、
作業は私が9割方やるわけですが、作業を通し、コミュニケーションをとるということ
、作業に少しでも携わるということに意義があるようです。
この後重度の方の体験話をしていただきましたが、感性の豊かさ、ユーモアセンス、
に驚かされるとともに、あまりに厳しい経験をされていることを再確認しました。
時代の急激な変化に行政がついて来ていないという現実があり、
我々議員も現場を見る必要があるし、市職員役職の体験も不可欠です。
行革の重点課題として、現場の実態を常に把握することが挙げられます。
中年の方は障害を持っておられる方は、特殊学級制度も当時はなく
学校にいったことがないということです。現在はそれは確保されています。
又、介助への考え方も代わっているようです。
靴下を2時間かかっても本人に履くことをさせる介助から
靴下を始めに履かせてあげ、残りの時間をその人に合った時間として
使っていただくという介助へ代わってきているようです。
人権に対する考え方も時代とともに代わっており、それに伴い
サービス形態が変わり、市としての補助の仕方が変わってくるわけです。
時代が変わるこの流れは、現場を見ればいち早く見て取れることでしょう。
いい勉強をさせていただきました。
そして社会的にそのポジションを獲得していないといわれる
障害者医療についての勉強もしっかりやるつもりです。
スタッフの方、施設の責任者の方、2日間色々と有難うございます。
7月13日
市場外流通
久しぶりの更新で申し訳ありません。
島根県柿木村の農村の様子についてご報告します。
柿木村では印象に起こった言葉が「自給の確立」です。3300余りある日本の自治体の中で
自給が確立しているところは殆どないでしょう。
棚田など、山間部の傾斜の中で、見方によっては非効率な稲作の状況が
今でも残っている様は、印象深いものです。保存には相当の人手とコストがかかり
できた米はそれなりの高価であり、上流の冷水が灌漑用水として使用されているため
米粒が大きく美味だということです。
次に印象に残った言葉は「農産物の市場外流通」です。有機栽培による農業を基本柱として
掲げるこの村では、消費者をある意味、充てにせず高価な有機栽培を分かる消費者のみに
販売するというスタンスを取っています。
金融業、工業、商業などと同じような感覚で農産物などの食料を国際市場に
当てはめることが今後の日本を考えたとき果たして問題ないのか?
国際市場については慎重に考えていくべきだし、
参議院選挙などの大型選挙の争点となってしかるべきと考えます。
然しながら極端な萎縮を続ける農業にパワーがなく、政治家の票への影響も
余りないことから、そっぽを向かれることが続いているようです。
農業生産物流通の特例的措置(国際市場から一定の距離をおく)を
政府がどこかのタイミングで国民に提示をしないことにはこれからの時代
日本は生き残るのは非常に難しくなるでしょう。
食糧自給がカロリーベースで42%、
中国が工業国を拡張し食料消費量を増加させるという現象、
中国のWTOへの参入(自由貿易)、
世界的人口の爆発的増加
これらを勘案すれば、食糧事情における
近未来的青写真の現像とともに、対処法を議論することが
重要です。
柿木村の農業のあり方でもう一つ関心がもてたのは
農村の真中に共同加工場を設け、農家が味噌、しょうゆなどを作っているということです。
淡々と農産物を生産し、農協などに販売を任せる時代から
農協も様変わりする必要があるのかもしれません。尚これはテクニックの一つであり
国策として農業施策の抜本改革が前提となります。
7月7日
おめでとう!
明日から島根県柿木村の有機農業の視察に行って来ますので、
更新が7月7,9,10日できませんので宜しくお願致します。
現在午前7時ごろですが久しぶりに空が曇っています。
予定では、今日茅ヶ崎市の緑が丘小学校で
「親のあるべき姿」についてお話を聞けるということですので、拝聴してこようと
考えております。午前中には一雨降って涼しくなることをひそかに期待しております。
昨日、友人に子供が生まれたという吉報が入り、
喜んでおります。8年間の結婚生活の末の出来事ですので
喜びもひとしおでしょう。つい最近まで友人が結婚するという話があちらこちらで
ありました。こういった流れから子供ができるという流れに代わってきたようです。
私も、23年間実家で育ててもらい、親の姿というのは心に残っているわけですが
心構えというのは親初心者であることもあり、今一歩分からない部分もあります。
同僚がすでにお孫さんもいるという方が多いので、そういう意味では子育て論として
いろいろなお話を聞かせていただきますので、勉強になります。
新しい発見を期待します。
7月6日
こころしてそだてよ!
午前中は藤沢市の立石にある教育文化センターに行き、
平成14年度の小学校、中学校での採択候補の教科書が展示してありますので
見てきました。
そもそも教育文化センターは県立でして様々な教科のブレーン的な
存在のようです。「心して、そだてよ、日本の子供たちを」というどなたかの
メッセージが入口のところに掲げており、緑に囲まれた静かな中に
それなりの緊張感を感じさせる雰囲気でした。
南館の2階の図書室で展示は行われていました。
先ず、中学の地理、公民、歴史を何社か見、その後文部省検定結果を閲覧しました。
確かに、出版社ごとに歴史表現が違っており、
当然ながら開かれた、公正な形で採択されるべきであるというのは
強く感じました。
日本史、世界史それぞれの文部省検定結果は、言葉の言い回しは誤解を招かないように、
事実でないことはしっかり指摘しており中立、構成に修正されているということは
よく分かりました。そういう意味では私の見た範囲においては文部省のお仕事については
評価できます。
さて今度は各自治体でどのような採択を行うかです。従来型の教師主導の採択であれば
閉鎖的、且つ公正でない偏った判断基準に陥ることも否定できません。
これまでの藤沢市議会の中での市教育委員会のかたくななまでの、
外部を寄せ付けない姿勢を思い浮かべると、
2002年の新学習指導要綱に沿ったものとなるのか
疑問も残ります。どちらにしても私は今年1年文教常任委員会の委員ですから
しっかり意見提言を述べてまいります。子供たちの歴史観が未来を作るということであれば
なおさらこの教科書採択は注目すべき事柄です。
7月5日
モルヒネ
暑い日が続きます。昨日に続き、長野県松本市の議員さんと
湘南の海で魚を食べながら懇親を深めました。
松本市の議員さんで選挙に出る前は、共産党に所属し、
選挙のときは、保守系無所属ということで出馬し、今では右であると自認される方もいらっしゃり
その波乱万丈ぶりに驚かされた次第です。
さて今日の日経で三菱商事が決済相殺(ネッティング)により金融コストを削減するという新しい
金融商品を開発するということが掲載されておりました。
取引企業同士の決済を総括的に処理し金融機関における決済を一括で行うという
手数料軽減手法です。
東京三菱銀行と出資をし新しい会社を作り、
150億円の利益を見込んでいるということです。まったく民間の発想は際限なく生み出され
様々な商品が社会に放出される様は行政と市政運営を試行錯誤している
立場の人間としては圧巻ともいえます。
様々な行革手法についてはすべて民間からの発案によるものですから、
まさにこういった動きには目を凝らす必要があるでしょう。
市場原理を信用することが、社会の活性化に繋がるでしょう。
社会的リーダー(政治)は優秀な産業基盤を先ず、信用することが大切です。
モルヒネのごとく補助金をうたれた、様々な組織は自己実現を怠り
盲目のリーダー(政治)の下、闇をさまよう羊のようなものです。
しかしながら羊の中にも、生き抜くためにユニークな発想の元
現状打開を諮る者もいます。盲目のリーダーがしっかり目を見開き、
産業基盤改善の環境整備をやったとき、現状は変わるでしょう。
先ずは邪魔をしないことです。
7月4日
予防サービス
南伊豆町のペンションに家族で宿泊しそれなりにリフレッシュしました。
まさにエメラルドグリーンの海と真っ白な砂浜の中で、
息子と楽しく遊べるかと期待していたのですが、
波打ち際にたった息子は泣きじゃくるばかりで、
仕方なくすばらしい景観を後にしました。
さて今日は長野県松本市の議員の方々が藤沢市を訪問されておりましたので、
藤沢市長、市議会議員で出迎え、懇親を深めました。
実は藤沢市と松本市は姉妹都市として40年前からお付き合いをしており、
お互いに行き来をし、それぞれ自治体同士の情報交換などをやっているのです。
松本市の女性の議員さんとお話をする機会がありましたが、
聴覚障害児の予防についてお話をされておりました。
子供は2歳ぐらいで聴覚の機能形成がほぼ終了するということですが、
ある装置で検査をして、2歳までの間に障害を認められたときは内耳治療を施し、
健全な人と同じ聴覚機能を備えることができるというお話でした。
検査する装置は400万円で購入できるということです。
大人になってから様々な措置を施すことに力を入れる必要がないということですから
早期対応が以下に本人にとって重要なことか分かります。
医療、介護などの社会福祉において、措置対応と予防対応が非常に重要であることを痛感するとともに、
こういった投資こそ有効であると感銘を受けました。
様々な施策についても早期対応はまさにキーワードでしょう。
7月11日藤沢市のマロニエという障害者施設で体験研修を行います。
現場の現状から予防により対応できることなどイメージしながら学べればとお思います。
これについては2日間の研修ですが後日内容のご報告をさせていただきます。
7月2日
首長の視点
今、朝の8時半です。息子が私の携帯電話を持って回っていましたので、テレビのリモコンと交換で納得してもらえるかチャレンジしましたが無理でした。連絡まちなので携帯はいただきましたが、結果彼は泣いております。笑顔と泣き顔が紙一重の彼でございます。ちなみに今日明日は家族で旅行に行きますので明日7月3日の更新はお休みにさせていただきます。
さて現在、ご支援いただいています方から「自治体の挑戦」という本を贈呈させていただきましたので、
読ませて頂いております。
様々な自治体運営の先進事例を掲載しており非常に参考になります。
自治体が国を動かした例として三重県の行政評価、大分県臼杵市のバランスシートがあります。
自治省から各自治体への推奨という形に展開し、
又国もこの手法を導入する動きになっています。
基本的にこの本に掲載されている首長は、視点がしっかり自治体に向けられており、
上から降りてくる補助金を仰ぎ見てばかりいる首長ではありません。
現状の様々な課題をいかに解決していくか編み出した手法は自治体を救うことになり、あわせてその手法は国をも動かし、他の自治体にも普及していくという事態を生んでいます。
しかしながら、殆どの自治体は足元に目を向けず、補助金獲得に全力を尽くしています。
もし市民本意でない冷たさを自治体に、感じるならば足元を見ていないゆえの結果でしょう。
藤沢市の年間予算は1000億円、そのうち自主財源が900億円、
100億円獲得の為に、残り900億円の有効利用がなされない場合、
これほど悲しいことはありません。
自主財源を最大限に活かす為に、どのような国庫補助を要請するかという
感覚が今まさに必要です。
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