日刊井手たく・バックナンバー:2001年9月


9月30日
切に

朝は特に大分寒くなり、秋の心地よさというのは瞬く間に去ってしまったような 観のするこの頃です。 決算委員会も終わり、10月3日の閉会まで後わずかとなりました。 毎月の議会報告、未来塾を控えての多くの準備、勉強をしておかなければならない、 多くの市民に私の政治思想を伝え歩かなければならない、 いくら時間が合っても足りないはずの今、 極力絞った公務以外はできる限り、妻と息子との時間を最優先(妻の治療、休養の為)しています。 膨大な仕事を後ろ倒ししてジレンマを感じることもあるというのが正直な感じであります。 然しながらまわりの方のサポートをいただきながら、何とかがんばっています。 朝、息子を公園に連れて行って考えたのが、この自分の「思い」です。 今この瞬間、藤沢市の中で市民がどのような思いで生活をしているのか? それは淡々と議会報告を繰り返す、議員には耳に入ることがあっても、 切にその思いを汲み上げることはできないでしょう。 多くの苦悩している、又は「思い」を持つ市民に比べれば微々たる物でありながら、 今、様々な形でサポートくれている方々に感謝しつつ、 ジレンマという苦悩を感じています。 一言でいえば苦悩を経験した人間しか、思いを発進する市民の苦悩は汲み取れない、 今回しばらく私がこういった心境になれるのも、 次なるステップへの段階であると考えています。 苦労は買ってでもしろ、という言葉の真意を少しでも感じた気がします。 これまでこの職業柄、多くの方の話を聞くことがありましたが、 苦労されている方の話は事の心を動かします。 若年世代は思いきった行動をエネルギッシュに取れる反面、 経験(苦労)が足りないということも自覚すべきでしょう。 然しながら逃げずに、安易な道を選ばず突き進む事を忘れてはいけません。 「今を切に生きなさい」という瀬戸内じゃくちょうさんの 言葉を噛み締めて、公に対する切なる思いを汲んで行こうと考えます。 公の方向性を切に思う気持ちは誰にも負けないつもりです。


9月27日
自戒

今日で決算委員会も終わりです。 昨日は土木、消防、教育費についての決算審査でした。 土木は199億円、教育が140億円と1000億円一般会計の中でも、 かなりの割合を占める分野です。 教育については、幼稚園の教育功労者が藤沢市から表彰されていないという 話があり、小学校の学級崩壊など様々な問題の要因に幼稚園教育も十分関係があり、 そのあたりについての教育長の答えが、 「教育は幼稚園、小学校、中学校、養護学校など様々な分野の教育形態が交流し、 絶えることのない継続的な営みである。」 というふうなお考えを示されておりました。 全く同感であり、 世代、分野で線引きされることのない途切れることのない連続的なものであるということは 我々も認識していなければならないと考えます。 これは社会人にもいえることであり、 私自身、自分の周りに間口を狭くする線引きをしているとすれば これは改善すべきでしょう。 社会には様々な人がおり、様々な考えがあるわけです。 恒久的なお付き合いになるか、 どうかは神のみぞ知るで、自信を持って多くの方との様々なお付き合いをすることは 重要でしょう。 そして大事なのは多くの付き合いの中で、揺るぐことのない自分を持つことでしょう。 今日は自戒の念をこめての日刊でした。


9月26日
社会的ステイタス

決算委員会2日目、今日注目したのは、衛生費のエネルギーセンター事業費について 、内容を聞くと大型焼却場建設計画の見直し、且つリサイクル施設の規模拡大計画、 このような事業が平成12年度で行なわれたようです。 私が市議会に入って最初の年、平成11年の9月議会でエネルギーセンターの 建設反対の請願が市民から出され、我が会派で私のみ、この請願を否決しなかったという 経験があり、波紋を呼んだことがありました。 その当時、大型焼却場建設計画の情報提供に関する、行政側の余りの消極的姿勢に 抗議をする意味での私の行動でしたが、 その後、このエネルギーセンター計画は暗礁に乗り上げている状況です。 既設の施設でどのように対応していくかという検討も今では行われているということで ゴミ行政の大幅転換を求められているはずですが、 ゴミ減量基金の使途についての方向性、 大幅減量に対する施策の推進がいまだ出されていないのは、 まことに遺憾です。 これについては井手拓也の政策提言を作成しておりますが、 もし関心のある方はご連絡ください。 郵送か、お届けさせていただきます。(無料) さてもう一つ今日注目しておりましたのは農業振興費について、 昭和30年は市内30%の農業人口、今は1%という急激な萎縮の中、 どう農業を立て直していくかです。 公共施設での地元農産物買取が先ず優先されるべきでしょう。 市民病院、役所の食堂、学校給食 さらに地産地消はシステム的に藤沢市で導入すべきでしょう。 これは理想でなく現実問題やらなければならない課題です。 そして農業という職業の社会的ステイタスを今一度建て直し、 就農人口の拡充に努めるのは公の仕事であると考えます。 オランダでホテルの受付に「臭い」と苦情を言った日本人の客に ホテルマンが「わが国は農業国です」といったことからもわかる 欧州の農に対する姿勢は一度日本も考えてみる必要があります。


9月25日
靄の晴れ間

今日から決算委員会です。 議場にいるのがもったいないぐらいのいい天気ですが、 平成12年度の決算審査に入りました。 人件費のところで、管理職手当てなどをここ3年間で 10億円削減したという点について、某党からこれで仕事に対する意欲が出てくるのかという 指摘がありました。 然しながら時代背景を勘案すればおのずと 所得の縮小は避けられないはずで、日本的資本主義もこれまでとは違うものに 様変わりしていく方向にあるのは間違いのない話です。 可能性、夢、ビジョン、自己実現これらがこれから我々の 追い求めるものであり、新しい人生観がまさに構造改革の中で 見出されると確信しています。 その実践を先ず我々も示す必要があるわけです。 金権政治からの脱却、ビジョン、可能性を指し示せる論客 且つ政策の具現化こそが、時代を切り開く第一歩であり不可欠要素でしょう。 まだ靄が立ち込めている観のある現在、靄の晴れ間が何処から現れるのか 日々勉強と実践あるのみですね。

9月24日
市場原理と人情

本日は明日から始まる決算委員会の勉強会を私の所属する会派で行ないました。 先ず決算で提出されるバランスシートの勉強、 昭和44年以降に取得した行政財産、普通財産は基本的に建物類については 減価償却してて資産掲載個所に価格を記載していますが、 道路、土地などの価格は決算書ベースで掲載されており現時点の価格、時価では掲載していないのです。 以前私が一般質問させていただいた中で 各資産の帳簿を積重ねてこういったバランスシートは作成すべきであって、 取得当時の価格から特に土地などは大幅に変わっているケースが考えられ、 実態とかけ離れた資産額が表示されることになり、 誤解を招くことになると指摘をしたことがあります。 このあたりの見直しは必要でしょう。 さて依存財源の中で、地方特別交付金という項目があります。 平成12年度藤沢市は8200万円国から交付してもらっているのですが この算定根拠ははっきりしていないそうです。 36項目の指標があり、これに当てはまる自治体に交付するということですが、 この36項目は自治体には知らされておらず、 いってみれば国の裁量で配分されているといった現状です。 基本的にこういった地方交付税というのは地方の税財源であり、 国庫補助金とは異なるものだということですが、 プールされた交付金を国が再配分しているということから さして国庫補助金と変わりないという状況です。 明確でない税配分の是正も重要でしょう。 さてアメリカの報復行為に支援をするという多くの国がある中、 ドル、円、株の下落は着実に進み、 スイススフランという着実安定なものに資金流入が起きており、 アメリカ支援という人情的なものと別の市場原理の冷静且つシビアな 動向を見るにつけ、 報復行動の難しさを感じざるを得ません。 早期のピンポイント制裁、且つテロへの世界的な包囲網がいかに 形成されるか?長期化するほどテロの思惑にはまるでしょう。


9月23日
調査業務へ!

妻が体調を崩し、治療と休養が必要ということで自宅に滞在する時間が多くなります。 情報発信は継続的に行ないますが、街頭演説、議会報告配布はしばらく控えるようになりますが、 変わらぬご指導宜しくお願致します。 さて昨日はしがらみのない議会報告を行ないました。 様々なご意見を頂き非常に参考になりました。有難うございます。 今後もこの報告会は月一回のペースで継続していきますので宜しくお願い致します。 今日の予定は、昼から病院に行き、できれば天神社祭に夕方顔を出そうと考えています。 空は快晴で本当に気持ちよい天気です。 実は我が家からは富士山が見えるのですが、 頂上に積もった雪まで今日は見え、景観の素晴らしさに本当に感謝しています。 市議会議員の仕事は無限にあり、市の様々な方、様々な業種の方をまとめ一つの方向性を 見出す作業をやることが根本的任務と考えておりますので、 実は日曜祭日仕事尽くめになることが避けられないわけです。 然しながら、様々な視点から市政を見つめることも大切で、 今回は私事にはなりますが、家庭をしっかりサポートしながら 時間を見て調査業務に没頭したいと思います。 より明確な藤沢ビジョン策定の為に。 何か面白い先進事例などあればお知らせください。


9月22日
潜在的外交手段

アメリカにおける衝撃的なテロ事件が今大きな問題として我々の前にも立ちはだかっているわけですが、
このテロ事件については様々な議論があります。
「パールハーバーと重ねて考え、アメリカの策略的意図を感じるという意見」
「イスラムとキリスト教の仲介役ができるのは先進国のなかでは日本だけだという意見
(これはあるアメリカ人の意見)」
「テロ撲滅の為に積極的にアメリカを支援するべき」
こういった議論が飛び交っているわけです。

藤沢市議会では、
平和的に解決すべきという決議と人道的且つ積極的に米を支援するべき
という決議(これは新政会)が提出され後者が可決されました。
私は後者の決議を支持しました。

然しながら今回の決議の中では政治的意図が見え隠れする部分があり、
敏感にそれを感じ取った平和的な解決手法を主張する議員が全会一致を阻んだという背景があります。
実は後者を支持した議員のなかでも様々な意見があることは間違いありません。
人道的かつ積極的に支援をするという言い回しは
それぞれの議員により様々な解釈がされていると考えています。

ちなみに私は支援方法については日本独自の考え方で決定されるべきであり、
情勢に流されることなく、地に足の着いた支援をやっていくべきだと考えます。
そのためにはもっと平時のうちに有事に備えた議論をすべきでした。
有事に対する積重ねがないままの行動は慎むべきです。

諸外国のリーダーのコメントを引用すると
イギリスのブレアとフランスのシラクは
「アメリカのやり方が適切であれば支援する」という声明を発表しており、
自国の意思というものをしっかり表明しているコメントとなっています。

今日本の体制は今日の日経によると国会事前承認いう形を想定しており、
武器補給は盛らず、対テロ新法を策定するという状況のようです。
これまでに比べれば踏み込んだ内容になるように思われますが、

ただ対外的な発言力の弱さというのはどう贔屓目に見ても感じるのです。
現在の世界情勢に流されない日本の声が
凛と世界に響く自らの国づくりを平時からやっておく必要があるということに尽きると考えます。

平時から防衛安保、食糧安保、エネルギー安保を基本とした
自立を基本とした国づくりを目標に議論を積み上げる必要があると考えます。

そういったことも踏まえ、
法的に対応できる範囲でテロを憎む世界各国の一員としての働きを
しっかりとやるべきであると考えます。アメリカに協力するしかないかということが大切なのでなく、
テロ行為に対して日本がどう対処するかが重要であると考えます。

平時においては憲法、法律の整合性を取り、自衛隊を軍隊と改名したうえで、
日本としての防衛をしっかり確立すべきです。
それは軍隊の規模の問題でなく防衛に対する考え方を整理するという意味でも重要です。
又軍隊の資質も色々あるようですが、資質の高いものにするべきです。
ソ連の部隊などが例に出されていましたが、非常に質が低く、
武器においても相当貧相なものを使用していたとの話も聞いたことがあります。
数値的理屈で軍隊の規模を追い求めるのは非常に危険で、
軍拡張競争へつながります。
例えば韓国が戦闘機を日本より一機多く持っているからもう2機増やそうという論理です。

防衛、外交、経済政策、自国の自立度が融合した上で
各国間の関係が築かれるという総合的視点を忘れることなく
軍隊を外交の潜在的一手段としての位置付けにとどめるべきでしょう。
軍隊が他の分野と一線を画す存在であってはいけないと考えます。
今回の事件はアメリカの2億人余りの一体感も強烈に印象付けました。
あふれ返る復興の為のボランティア、迅速な株式市場の再開、
又1人百株買って株価を支えようという電子メールが飛び交い、
著名な投資家が「株は売らない」と明言し、
株の大暴落は回避できたという状況から底力を感じるのは私だけではないでしょう。
最後に日本がとるべき行動は純粋にテロ撲滅を目的とした行動に徹するべきで、
策略的意図が感じられる報復である場合は即刻手をひき、日本独自のテロ対策を打ち出すべきです。
常に自国の意思を表明することを根底に持っておくことが重要です。


9月20日

自立に基づくナショナリズム

明後日土曜日午後3時から藤沢市役所新館7階第5会議室で議会報告を行ないます。
教育、行革(土地開発公社)がテーマです。
「しがらみのない議会報告」というスタンスですので本当に気軽に来て下さい。飛込みOKです。

さてテロ事件について、何かとパールハーバーが例として出されますが、当時の大統領
ルーズベルトは暗号解読器を通し、日本の奇襲を知っていたという話があり、
あえてそのことをハワイに知らせなかったという情報も流れてきます。
その前に、アメリカは日本の東アジアからの撤退を提言しており、
当時の情勢から、日本は開戦をせざるを得なかった所に追い込まれてしまったという考え方もあるようです。

今回のテロ事件についてもこれと重ね合わせる憶測も生まれてきている中、
今世界の先進国は一体となり報復を支持しているのが体制です。
我が藤沢市議会でもテロ撲滅の為に米国への人道的且つ積極的支援を行なうという決議を可決しました。
いろいろな背景はあるにしても、秩序ある世界を構築しなければならない現在、
イレギュラーな行動をする無秩序な組織を許すわけにはいかないし、
それを支援する国も許すことはできません。

今国は特別法施行により、医療、輸送、補給などの後方支援ができるよう対応を急いでいるようです。
これには賛同します。

あわせて、地方でも藤沢市のように決議を可決する自治体もあるようです。
然しながら、多数決による決議の結果、可決されるという状況だったのが藤沢市で、
「戦争反対、報復反対」を掲げ、決議に反対した会派もありました。

安全を守る為の手法の違いであり、見解の違いである為、全会派一致には至らなかった
と思われます。

どちらにしても全国で今波及しているこういった決議が流行りでないことを祈るばかりです。
今、右よりブームを感じるのは私だけでしょうか?
そこに自立という理念が感じられない主張もあり、懸念するところです。

今回アメリカの動きを見ていて気づくのは、国民の結束力の強さが何かと目立つ点です。
手法に賛否両論はあるとして、
報復に対する支持率、あふれるボランティア、各州における悲しみの表情
そして、株式市場も再開されるという驚異的な回復力、
まさに一体感を感じるわけですが、このあたりは日本もしっかり学ばなければならないのではないでしょうか?
グロ−バリズムの発祥の地であるアメリカのあの一体感とナショナリズムをどう見るか?
支援とともにあの国の動向はしっかり凝視すべきです。


9月18日

日本未来学

今日の朝は藤沢本町にて議会報告チラシを配布しました。
最近、アルコールを採取しながらの議論がままあります。
議論はこの国を、藤沢市を一体化し、自立すべく方向付ける為にはどのような
リーダーの働きかけが必要になるかが、焦点です。
我々の世代がそういう意味では汗を流し、時代を作る主役にならなければならないのでしょう。
従って国を意識する施策を打ち出す必要もあるでしょう。

さてこれからの我々の課題は、「自立」であり「新たなる価値観の構築」です。
一つ一つ上げればきりがないくらいの問題を抱えているのは、変革期はいつもそうだったと考えます。
然しながら今まさに一言でこの時代を打開する言葉が見つからないのは、
論客がいなくなったせいなのか、社会が支離滅裂の状態だからなのか?
幕末の「尊王攘夷」は解釈の違いこそあったとはいえ、志士たちの心に浸透した、
そして活力の源にもなった言葉です。
新国家主義的教育が義務教育の段階から行なわれ、
これからの日本の課題を真剣に学ぶ、未来学がもっと前面に出てくる必要があるのではないでしょうか?
今、有事法の成立が急がれる議論も出されております。
然しながら平時からこういった議論は行なわれるのが本来のあり方でしょう。
諸外国の顔を見ながらの法律改正でなく、日本としてのスタンスをしっかり持った上で
法整備すべきでしょう。米軍駐日も存在意義が薄くなってきたこのごろ、
防衛についての自立、情報のセーフティ−ネット、食糧安保、エネルギー安保などを中心に方向性を明らかにすべきでしょう。
自立した国家と自立した地方の実現がまさに求められており、
国際的にもこういった方向性を持つ日本に一目置くはずです。


9月17日

今一歩

夜ですがまだまだ蒸し暑さが残っています。
夏の虫から、徐々に秋の虫に変わってきているのでしょうか?
網戸にすると虫達の声が聞こえてきました。
今日一日の疲れを癒してくているような気がします。

今日一般質問をしましたが、今一歩納得できる答えが得られず残念です。
私の論法にも説得力を持たせることができなかったようにも思えます。
主張については筋が通っているとと確信しているのですが、
このテーマ(土地開発公社の先行取得後の市の買戻しを早めることにより利息発生分を削減する)
については継続的に主張していこうと考えております。
さてこれから議会報告、農未来塾といっそう忙しくなります。
皆様の多くのご参加を期待しております。

9月16日

小さなテーブルの上に無限の玉手箱
パソコンの手直しをしておりまして更新がここ数日間できなかったことお詫び申し上げます。
さあ明日は私の一般質問が予定されています。
テーマは市と土地開発公社の関わりについてです。
今ここに1972年から続いた田中角栄の日本列島改造論に相対する新たな価値観を我々は模索することが重要です。
単純型経済、つまり資本のみを追求する経済システムが前者、そして
身の丈に合ったインフラ整備とすべての市民に与えられる限りないチャンスと可能性のある社会
が後者です。
重厚長大がこれまでとすれば、
効率的インフラから拡がる無限の創造
が精神的物理的に行われるのがこれからの社会なのです。

これを実現する為には社会の中枢にある行政がガラス張り、又効率的に運営されることが不可欠であり、
このことが民からの信頼を生み、社会が培った道徳のもと、無限の広がりを見せるはずなのです。

我々は別のものに価値観を見出したとき構造改革という言葉自体、
2次的に発生するものであることに築くでしょう。
我々は構造改革をする為に頑張らなければならないのではない。

構造改革を行なう上で新たなる価値観を身につけることが肝要なのです。

これが身についた時点で藤沢市、そして日本の未来が切り開かれるわけです。
さて土地開発公社の改革をすすめるべく、藤沢市に一つの提案を明日行ないます。
この提案が藤沢市のこれまでの価値観から脱却することにつながることを切望し明日は、
井手拓也節を議場で唱えることにします。ぜひご期待を!


9月12日

旅客機という発想
昨日は政策的にサポートをしてくださっている方と
夕食をともにしました。
湘南台の三間堂という居酒屋ですが、
安くて雰囲気がよくおいしいので今度行ってみてください。

日ごろから社会経済の価値観転換をリーダーが示唆することを強調しておりますが、
まさにそれにうってつけの本を見つけました。

認知科学、社会学では人間学が相当進んでいるそうです。

私もこの学問は齧っておりませんので、よく分かりませんが
この人間学を今の経済学に取り入れもっと応用を利かせた経済学を創造しようという
試みの元著作されたようです。

詳細は後ほどご報告します。

こういった議論をしておりましたら帰宅してビックリ、
世界を震撼させる事件がアメリカで起こっていたのです。

アメリカの覇権的体制、イスラエルへの加担、イスラムへの圧力、宗教戦争への介入、
様々な要素があるのでしょうが、あのアメリカの中枢をあれだけ叩くことが
可能であるということを知り、そのテロの精錬された技術と行動に驚くとともに、
聖域が巧妙に壊滅されたことで安全確保の難しさを実感せずにはおれません。

藤沢市の国際消防団のメンバーもいつでも現地に飛べるように
羽田空港で待機中だということです。

従来型テロの手法をはるかに越えた発想と規模に
潜在的その要因とテロ対策を考慮することが必要です。

ニューーヨークは私も行った事があり、
世界貿易センターも入ったことがあるだけにあの建物の崩壊が素直に信じれないくらいです。

今後犯行が明らかになるでしょう。じっくり分析していこうと思います。


9月11日

中水
台風が去った後の夕焼けのきれいなこと・・・
六会の景色が赤一色になる様はまさに幻想的でした。
その向こうに富士山が見えるのですからなおさら絶景です。

議会の最中ですがひと時の安らぎを感じさせる景観でした。

さて株価の暴落、失業率の上昇で、小泉政権危うしと言う声が出始めました。
この現象を小泉政権の失策として解釈していいのか?

靖国参拝の日程変更などの影響はあるのか?
確かに政治家の一言の影響力は大であるとはいえ、
これだけ複雑に社会的悪循環要素がそろった中、
小泉改革の明確性の欠如などが提示されても
それはほんの一要素に過ぎないのではないでしょうか?

痛みを伴う構造改革なくして景気回復なしの名文句に付け加えるならば
経済的、社会的価値観の転換なくして日本の未来なしと申し上げます。

今日たまたまNHKの番組で、
水のリサイクルについてのパネルディスカッションが
行われていました。

下水、上水はよく聞きます。
しかし中水は余り耳にしません。
家庭の中で、例えば風呂の水を下水として流す前に、
トイレの洗浄水として使う、
又雨水を貯蔵しトイレに使うなどの
中水利用が注目され始めたようです。

脱ダム宣言を長野の田中知事が行いました。
河川の上流に住まいの方に対するエチケットがまさに下流域、
市街地に住む人の雨水再利用であるとあるパネラーは言っておりました。

神奈川県は最近宮が施ダムをつくり、全国でもダム保有数は多く、
水不足は余り経験したことはありませんが、

脱ダムの動きの根底には何があるのか考える必要があるかもしれません。
公とゼネコンの癒着による過剰なダム開発に対する糾弾、
河川本来の姿の追求、
つまり、山、川、海の水(雨水)による密接なつながりメカニズムのこと、

経済至上主義は結構ですが、
根底に癒着による過剰開発が行われているのであれば、
それは社会の資金通路が間違っているわけです。

ここに社会、経済における価値観転換の必要性があります。

常に社会の中心にある行政の動きは重要でしょう。


9月10日

校長の権限
台風16号がゆっくりと日本の上に乗っかり午前中は豪雨、
思いっきり台風の影響を受けそうですが、
本日行われた文教常任委員会も嵐のように白熱した議論となりました。
LD児(学習障害児)の存在と公立学校の受け入れ態勢について、
1クラス生徒数の適正数について、
教科書採択の結果報告について
等様々な議論が行われました。

小学校への教科担任制、30人以下学級、個性伸長、
学力向上、様々な視点から考えなければいけないわけですが、
常に財政と向き合う必要があり、
藤沢市で小中学校30人以下学級を実現する為には
小学校で174人、中学校で117人の教員増が必要になるということです。
人件費とともに施設費用もすべてにおいて藤沢市単独の予算支出が必要となることから
少人数学級の実現は非常に厳しいのが現状です。
われわれ文教常任委員会では現実的に30人以下学級はできないとの判断をしました。
又教科書採択については
中学校の歴史教科書が前回平成9年から変わっており、
今回は左的要素から中立的立場にたった出版会社に決定したようです。
新しい教科書の出現は、採択にまで至らなくとも大きな影響を与えているようです。

又校長権限と教育委員会の業務分担についても議論になりましたが、
校長の権限委譲が大方の流れであるはずなのに、
随分、議会が方向性を示唆する議論が行われており、
時代の流れを認識した上での議論が行われるべきではなかったかと
懸念を抱きました。現場を十分知った上での議論であればOKですが・・
多少乱暴な気がします。

本日は文教常任委員会の状況報告とさせていただきます。


9月9日

七福神思想と柱
今息子はスト−ローで麦茶を飲むのが好きで
幸せそうにチュッチュと吸っています。
私は「おいしいものが飲める時代に生まれてよかったね」
と無意識に言いました。

時代という響きにはっとしました。
「時代」・・・
中流階級を育成する社会構造を主眼とした国策の元、日本は造られていますので
なおさら私の言葉は身にしみます。
おいしいものが食べれる時代、食べ物が食べれない時代、
これらは多少の職務の違い、収入の違いを超えて多くの日本国民に
普遍的に訪れるものです。

おもいっきり時代を享受しているする我々は
淡々と受け容れることに身を任すのでなく
方向転換を図る思想とエネルギーも持ち合わせるべきです。

明治維新を創造した幕末の志士たちは、
時代創造の厳しさと、躍動を教えてくれます。
彼らには国というよりどころがあった、

天皇機関説の浸透と時代の変化とともに
思想、エネルギーが散漫したリーダーの国益論が希薄になり
この国が一体何なのか分からなくなっています。

もっとシビアに国益を議論すべきですし、
日本固有の和を活かした、一体感をもとに再生を図るべきです。
日本企業が世界最高に到達した根底には和の精神と
すべての叡智を吸収する七福神思想(諸外国の神を一つの船に乗せる発想)
があったと考えます。

幕末は国(柱)を主体とし、その元で激論が交わされた時代であり
その結果明治が生まれたと考えます。

我々の議論の上に何か柱がある事が時代創造の条件です。

9月8日

土地施策
夜遅く帰ることがあります。
地元の六会駅に着くと、虫達の鳴き声が迎えてくれます。
国道467号線を越えて我が家までの間に
絶えることがなくこの合唱を聞けることで、10分ほどの帰路も
楽しいものです。


さて9月17日の午後私の一般質問を予定しております。
市と土地開発公社のかかわりについてです。

藤沢市、第3セクターの開発経営公社、特別法人土地開発公社が取得した総計は
平成10年、11年、12年の間に67億円、47億円、40億円と減少しています。
これは土地の暴落も影響していることが考えられ、面積平成10年、11年、12年で
45万ヘーベ、45万ヘーベ、33万ヘーベです。
多少推移として判断するのはスパンが短いので
バブル崩壊といわれた平成4年からの推移が必要になるかもしれません。

どちらにしても先行取得が非常にこの時代にそぐわないことは間違いありません。
議決を経ずに、土地開発公社という単独法人が随時土地を取得できる時代は
土地が景気と平行して上昇しているときだからこそ有効でした。
そういう意味では下落の一方をたどる土地先行取得は
高いときに買うという非効率性は否めないわけです。

藤沢市は土地取得手法として、
市が買う、土地開発公社に依頼する、開発経営公社に依頼する、等の手法があります。
年一度の予算委員会で議会に諮ることで対応できない土地については
通常議会(年4回開催)の補正予算でも対応できるでしょう。

この経済状況を勘案した、大幅な土地施策改革を検討すべきです。


9月6日

新しい地域創造
今日はある方に文書作成を依頼されましたので、その内容を掲載します。

新しい地域の創造

右肩上がりの経済成長の元、
「便利さ」というものを手に入れた社会に「環境汚染」というテーマが立ちはだかりました。
全国各地で環境汚染情報が報道される中、
我が藤沢市も平成12年、地元企業の河川への高濃度ダイオキシン排出が明らかになり、
全国的にも注目された経緯があります。
水質からのダイオキシン検出としては世界でも類がないほどの高濃度でした。
様々なゴミ対処法で意見が錯綜する中、「原点」をもう一度見つめなおすことが重要です。
食生活のあり方、地域の一体感、急激な萎縮を続ける都市型農業、農村農業、
おそらくこれらは戦後復興に多忙な国民が経済大国成就の中で忘れ去った事柄です。
遅まきながら、これまでの価値観がもう通用しなくなることを
薄々と感じ始めた国民に今こそ提示しなければならないのは新たな「地域」です。
縦割り行政への批判が横行する中、地域の各民間業種間も全く同様の縦割です。
「地域一体」を目標とした中で、この環境汚染を考えていくことが最優先事項ですし、
それ以外に道はありません。
異業種が新しい地域作りのための議論をする場、
そして地域固有の情報共有は不可欠です。
「地域」の時代の到来です。
そしてこれは奇麗事でなく地域が生き残る為に避けられない手段です。
そしてそこから新しい雇用、価値観が生まれます。

藤沢市議会議員       井手拓也
31歳 無所属
住所
〒252−0813
神奈川県藤沢市亀井野3−21−21
tel,fax 0466−81−9308 携帯 090−8440−0287
E−mail taku-ide@super.win.or.jp
ホームページ毎日更新中
http://super.win.or.jp/~taku-ide/


9月4日

一万円のイメージ
今日は朝から六会駅西口で議会報告配布でした。
非常に涼しくて、外の活動が一年のうちで一番苦にならない時期です。
あれだけ猛暑だった夏も、手のひらを返したように秋突入ですね。

株価が1万円を割る可能性が強いこと、失業率は5%を越えたこと、
イメージ的に一つのポイントになる、
両数値が今後の経済にどのような影響を与えるのでしょう。

株売却の一つの目安となれば、一斉売却が行われ、
より一層の株価安につながるでしょう。

それに伴い、不良債権の新規発生、更なるデフレとなるでしょう。
さて政治のほうはというと
特殊法人民営化廃止について各省庁から民営化を拒否する
回答があり、行革事務局との攻防が熾烈です。
まだ先が見えません。


9月3日

悪しき議会論理の浄化
今日から議会が始まりました。
議案の説明で終わりましたが、今議会の中で議論になっているのは
今年から法制化された政務調査費で海外視察に行ってもよいかということです。
先例作りの為に、何処を突破口にするかという議論もあります。
然しながら先例作りのための海外視察であれば止めろといいたい。

今年できた、政務調査費では海外視察に対する、束縛は文句として謳っていないわけです。
従って、見たいものがあればいつでも行ってよいものと私は認識しておりますので、

他の政党、会派が反対してようが、
市政の為になるということであれば、
堂々と行くべきです。

今の時勢だからこの施策を海外に見に行くという信念は
伝わる人には伝わると考えます。
それだけしに還元すればいいわけですから。

次に議会運営委員会の公開についてです。
議会の日程の議論、議会自身の議論、など重要な議論が行われているわけです。

そういう意味では議会改革の議論もこの中で行われているわけで、
市民に発進をしなければならない内容盛りだくさんです。

昨年、議員の調査研究費年間44万円を政務調査費として96万円に
決定したとき、議員定数の議論をしたとき、議運の中では十分白熱した議論が
行われたわけです。

市民に発進しないのがもったいない議論でした。

藤沢市は一体にならなければならないのは、
以前から主張していることです。

それはみんながいっしょになるということでなく、
一つのテーブルで議論をするということ、
情報を共有するということです。

悪しき議会論理が情報発信機能により
浄化されるわけです。
様々な媒体を使って議会運営委員会の議事も公開すべきです。


9月2日

さらけ出す人間味
昨日は10月20日、21日に予定している「農・未来塾」のチラシを
関係者に配布し、チラシのチェックをしてもらいました。
その後、月一回行われているという茅ヶ崎市立緑が浜小学校の校長塾にはじめて参加しました。

青少年指導員、民生委員、子供が小学校に在学している
父母等ざっと80人ぐらいは、いたでしょうか?

趣旨は子育てをする親を教育するというものです。
学級崩壊の背景には家庭教育があるとも言われ、
この校長塾を考えた校長先生のアイデアと行動力は核心を突いています。
今、教職員に様々な形でその指導力を抑制されている校長が多い中、
毅然としたその行動は非常に新鮮に写りました。

以下校長先生のお話。

ほっといて生きる力は出てこない。
それなりの環境を設定してあげなくてはならない。
グッピーは子供を産んだらその子供を食べるものがいる。
最近の人間の親もこの手が多い。

水槽に水草を入れてやったら生まれたグッピーはその中に入り
親はここにやってこれない。
これがまさに生きる力である。
それなりの環境設定である。

「子供を食う親」の意味として、
子供がヘルプのサインを出していなくても、
何かと口を出す親のことを指す。

もともと子供は色々な機能を備えて誕生してきているのだから
親が身につけなければいけないのは
子供がヘルプのサインを出したときにそれをキャッチする能力と
それに対応する能力だ。

結局親は期限なしで子供に対する保証をしなければならない、
責任を持たされている。

子供の機能(可能性、性格)を見定め、
それに合った環境を作り、
子供のシグナルを確実にキャッチし、
それなりの対応をする。

そして現代社会が生んだ子供への悪影響の源になっている
ものとして、

公共機関(電車)の有難さを忘れさせた車・・カー
かぎっ子という存在。誰もいない家に子供が帰ることの問題。・・キー
我慢を忘れさせる。・・空調
表情による表現力を失う・・ケイタイ電話
時間の大切さを忘れさせる・・コンビニ
以上カキクケコに要注意。

赤裸々に率直に主張される人が少なくなってきたように思える今、
それを実践する校長先生に新鮮さと魅力を感じるのかもしれません。
今「親」「教育者」に一番重要な事柄かもしれません。


9月1日

闇のシナリオライター
今日は朝晴れていますが、
これまでの蒸し暑さはなく、すごしやすい気温です。
我が家の周りにはコウロギなどの虫がたくさんいて
寝ているときも泣き声で楽しませてくれます。
朝8時半の今も名前は、知らないけど「チチチチチ」と泣いている虫がいます。
自然の奏でる音は本当に心地いい。

葉山町で起きた土地買収事件について。
もう5、6年前のことですが、経営不振に陥っている
企業が持っているただ同然の土地を最終的には12億円で葉山町に売却するという
ドキュメントです。

先ず、マンション開発するという情報が流れ、
緑地保全を訴える住民運動が起きます。
最終的には企業のその土地のあてた抵当価格と同額の12億円で町が買うというものです。

自治体という確実な担保を背景に周辺地主、所有者、行政、金融業、ゼネコン
、政治家等様々なキャラクターが暗躍する土地買収は
おそらく潜在的に多く行われており、表面化するのはごく一部でしょう。

葉山町では「地面師」達のシナリオは巧妙で、
他にも似たようなシナリオとドキュメントが浮かび上がってきます。

たたけばいくらでもほこりが出てきそうな「土地買収」
の背景には自治体の経営理念の希薄さがあるでしょう。

公共事業に不可欠な土地の動向は今後も要チェックです。
こういった角度からも事業を見なけれないけないのが議会の役割でしょう。
決して間違っても議会人が「地面師」の1人になってはいけません。



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