日刊井手たく・バックナンバー:2001年9月
朝は特に大分寒くなり、秋の心地よさというのは瞬く間に去ってしまったような 観のするこの頃です。 決算委員会も終わり、10月3日の閉会まで後わずかとなりました。 毎月の議会報告、未来塾を控えての多くの準備、勉強をしておかなければならない、 多くの市民に私の政治思想を伝え歩かなければならない、 いくら時間が合っても足りないはずの今、 極力絞った公務以外はできる限り、妻と息子との時間を最優先(妻の治療、休養の為)しています。 膨大な仕事を後ろ倒ししてジレンマを感じることもあるというのが正直な感じであります。 然しながらまわりの方のサポートをいただきながら、何とかがんばっています。 朝、息子を公園に連れて行って考えたのが、この自分の「思い」です。 今この瞬間、藤沢市の中で市民がどのような思いで生活をしているのか? それは淡々と議会報告を繰り返す、議員には耳に入ることがあっても、 切にその思いを汲み上げることはできないでしょう。 多くの苦悩している、又は「思い」を持つ市民に比べれば微々たる物でありながら、 今、様々な形でサポートくれている方々に感謝しつつ、 ジレンマという苦悩を感じています。 一言でいえば苦悩を経験した人間しか、思いを発進する市民の苦悩は汲み取れない、 今回しばらく私がこういった心境になれるのも、 次なるステップへの段階であると考えています。 苦労は買ってでもしろ、という言葉の真意を少しでも感じた気がします。 これまでこの職業柄、多くの方の話を聞くことがありましたが、 苦労されている方の話は事の心を動かします。 若年世代は思いきった行動をエネルギッシュに取れる反面、 経験(苦労)が足りないということも自覚すべきでしょう。 然しながら逃げずに、安易な道を選ばず突き進む事を忘れてはいけません。 「今を切に生きなさい」という瀬戸内じゃくちょうさんの 言葉を噛み締めて、公に対する切なる思いを汲んで行こうと考えます。 公の方向性を切に思う気持ちは誰にも負けないつもりです。
今日で決算委員会も終わりです。 昨日は土木、消防、教育費についての決算審査でした。 土木は199億円、教育が140億円と1000億円一般会計の中でも、 かなりの割合を占める分野です。 教育については、幼稚園の教育功労者が藤沢市から表彰されていないという 話があり、小学校の学級崩壊など様々な問題の要因に幼稚園教育も十分関係があり、 そのあたりについての教育長の答えが、 「教育は幼稚園、小学校、中学校、養護学校など様々な分野の教育形態が交流し、 絶えることのない継続的な営みである。」 というふうなお考えを示されておりました。 全く同感であり、 世代、分野で線引きされることのない途切れることのない連続的なものであるということは 我々も認識していなければならないと考えます。 これは社会人にもいえることであり、 私自身、自分の周りに間口を狭くする線引きをしているとすれば これは改善すべきでしょう。 社会には様々な人がおり、様々な考えがあるわけです。 恒久的なお付き合いになるか、 どうかは神のみぞ知るで、自信を持って多くの方との様々なお付き合いをすることは 重要でしょう。 そして大事なのは多くの付き合いの中で、揺るぐことのない自分を持つことでしょう。 今日は自戒の念をこめての日刊でした。
決算委員会2日目、今日注目したのは、衛生費のエネルギーセンター事業費について 、内容を聞くと大型焼却場建設計画の見直し、且つリサイクル施設の規模拡大計画、 このような事業が平成12年度で行なわれたようです。 私が市議会に入って最初の年、平成11年の9月議会でエネルギーセンターの 建設反対の請願が市民から出され、我が会派で私のみ、この請願を否決しなかったという 経験があり、波紋を呼んだことがありました。 その当時、大型焼却場建設計画の情報提供に関する、行政側の余りの消極的姿勢に 抗議をする意味での私の行動でしたが、 その後、このエネルギーセンター計画は暗礁に乗り上げている状況です。 既設の施設でどのように対応していくかという検討も今では行われているということで ゴミ行政の大幅転換を求められているはずですが、 ゴミ減量基金の使途についての方向性、 大幅減量に対する施策の推進がいまだ出されていないのは、 まことに遺憾です。 これについては井手拓也の政策提言を作成しておりますが、 もし関心のある方はご連絡ください。 郵送か、お届けさせていただきます。(無料) さてもう一つ今日注目しておりましたのは農業振興費について、 昭和30年は市内30%の農業人口、今は1%という急激な萎縮の中、 どう農業を立て直していくかです。 公共施設での地元農産物買取が先ず優先されるべきでしょう。 市民病院、役所の食堂、学校給食 さらに地産地消はシステム的に藤沢市で導入すべきでしょう。 これは理想でなく現実問題やらなければならない課題です。 そして農業という職業の社会的ステイタスを今一度建て直し、 就農人口の拡充に努めるのは公の仕事であると考えます。 オランダでホテルの受付に「臭い」と苦情を言った日本人の客に ホテルマンが「わが国は農業国です」といったことからもわかる 欧州の農に対する姿勢は一度日本も考えてみる必要があります。
今日から決算委員会です。 議場にいるのがもったいないぐらいのいい天気ですが、 平成12年度の決算審査に入りました。 人件費のところで、管理職手当てなどをここ3年間で 10億円削減したという点について、某党からこれで仕事に対する意欲が出てくるのかという 指摘がありました。 然しながら時代背景を勘案すればおのずと 所得の縮小は避けられないはずで、日本的資本主義もこれまでとは違うものに 様変わりしていく方向にあるのは間違いのない話です。 可能性、夢、ビジョン、自己実現これらがこれから我々の 追い求めるものであり、新しい人生観がまさに構造改革の中で 見出されると確信しています。 その実践を先ず我々も示す必要があるわけです。 金権政治からの脱却、ビジョン、可能性を指し示せる論客 且つ政策の具現化こそが、時代を切り開く第一歩であり不可欠要素でしょう。 まだ靄が立ち込めている観のある現在、靄の晴れ間が何処から現れるのか 日々勉強と実践あるのみですね。
本日は明日から始まる決算委員会の勉強会を私の所属する会派で行ないました。 先ず決算で提出されるバランスシートの勉強、 昭和44年以降に取得した行政財産、普通財産は基本的に建物類については 減価償却してて資産掲載個所に価格を記載していますが、 道路、土地などの価格は決算書ベースで掲載されており現時点の価格、時価では掲載していないのです。 以前私が一般質問させていただいた中で 各資産の帳簿を積重ねてこういったバランスシートは作成すべきであって、 取得当時の価格から特に土地などは大幅に変わっているケースが考えられ、 実態とかけ離れた資産額が表示されることになり、 誤解を招くことになると指摘をしたことがあります。 このあたりの見直しは必要でしょう。 さて依存財源の中で、地方特別交付金という項目があります。 平成12年度藤沢市は8200万円国から交付してもらっているのですが この算定根拠ははっきりしていないそうです。 36項目の指標があり、これに当てはまる自治体に交付するということですが、 この36項目は自治体には知らされておらず、 いってみれば国の裁量で配分されているといった現状です。 基本的にこういった地方交付税というのは地方の税財源であり、 国庫補助金とは異なるものだということですが、 プールされた交付金を国が再配分しているということから さして国庫補助金と変わりないという状況です。 明確でない税配分の是正も重要でしょう。 さてアメリカの報復行為に支援をするという多くの国がある中、 ドル、円、株の下落は着実に進み、 スイススフランという着実安定なものに資金流入が起きており、 アメリカ支援という人情的なものと別の市場原理の冷静且つシビアな 動向を見るにつけ、 報復行動の難しさを感じざるを得ません。 早期のピンポイント制裁、且つテロへの世界的な包囲網がいかに 形成されるか?長期化するほどテロの思惑にはまるでしょう。
妻が体調を崩し、治療と休養が必要ということで自宅に滞在する時間が多くなります。 情報発信は継続的に行ないますが、街頭演説、議会報告配布はしばらく控えるようになりますが、 変わらぬご指導宜しくお願致します。 さて昨日はしがらみのない議会報告を行ないました。 様々なご意見を頂き非常に参考になりました。有難うございます。 今後もこの報告会は月一回のペースで継続していきますので宜しくお願い致します。 今日の予定は、昼から病院に行き、できれば天神社祭に夕方顔を出そうと考えています。 空は快晴で本当に気持ちよい天気です。 実は我が家からは富士山が見えるのですが、 頂上に積もった雪まで今日は見え、景観の素晴らしさに本当に感謝しています。 市議会議員の仕事は無限にあり、市の様々な方、様々な業種の方をまとめ一つの方向性を 見出す作業をやることが根本的任務と考えておりますので、 実は日曜祭日仕事尽くめになることが避けられないわけです。 然しながら、様々な視点から市政を見つめることも大切で、 今回は私事にはなりますが、家庭をしっかりサポートしながら 時間を見て調査業務に没頭したいと思います。 より明確な藤沢ビジョン策定の為に。 何か面白い先進事例などあればお知らせください。
アメリカにおける衝撃的なテロ事件が今大きな問題として我々の前にも立ちはだかっているわけですが、 このテロ事件については様々な議論があります。 「パールハーバーと重ねて考え、アメリカの策略的意図を感じるという意見」 「イスラムとキリスト教の仲介役ができるのは先進国のなかでは日本だけだという意見 (これはあるアメリカ人の意見)」 「テロ撲滅の為に積極的にアメリカを支援するべき」 こういった議論が飛び交っているわけです。 藤沢市議会では、 平和的に解決すべきという決議と人道的且つ積極的に米を支援するべき という決議(これは新政会)が提出され後者が可決されました。 私は後者の決議を支持しました。 然しながら今回の決議の中では政治的意図が見え隠れする部分があり、 敏感にそれを感じ取った平和的な解決手法を主張する議員が全会一致を阻んだという背景があります。 実は後者を支持した議員のなかでも様々な意見があることは間違いありません。 人道的かつ積極的に支援をするという言い回しは それぞれの議員により様々な解釈がされていると考えています。 ちなみに私は支援方法については日本独自の考え方で決定されるべきであり、 情勢に流されることなく、地に足の着いた支援をやっていくべきだと考えます。 そのためにはもっと平時のうちに有事に備えた議論をすべきでした。 有事に対する積重ねがないままの行動は慎むべきです。 諸外国のリーダーのコメントを引用すると イギリスのブレアとフランスのシラクは 「アメリカのやり方が適切であれば支援する」という声明を発表しており、 自国の意思というものをしっかり表明しているコメントとなっています。 今日本の体制は今日の日経によると国会事前承認いう形を想定しており、 武器補給は盛らず、対テロ新法を策定するという状況のようです。 これまでに比べれば踏み込んだ内容になるように思われますが、 ただ対外的な発言力の弱さというのはどう贔屓目に見ても感じるのです。 現在の世界情勢に流されない日本の声が 凛と世界に響く自らの国づくりを平時からやっておく必要があるということに尽きると考えます。 平時から防衛安保、食糧安保、エネルギー安保を基本とした 自立を基本とした国づくりを目標に議論を積み上げる必要があると考えます。 そういったことも踏まえ、 法的に対応できる範囲でテロを憎む世界各国の一員としての働きを しっかりとやるべきであると考えます。アメリカに協力するしかないかということが大切なのでなく、 テロ行為に対して日本がどう対処するかが重要であると考えます。 平時においては憲法、法律の整合性を取り、自衛隊を軍隊と改名したうえで、 日本としての防衛をしっかり確立すべきです。 それは軍隊の規模の問題でなく防衛に対する考え方を整理するという意味でも重要です。 又軍隊の資質も色々あるようですが、資質の高いものにするべきです。 ソ連の部隊などが例に出されていましたが、非常に質が低く、 武器においても相当貧相なものを使用していたとの話も聞いたことがあります。 数値的理屈で軍隊の規模を追い求めるのは非常に危険で、 軍拡張競争へつながります。 例えば韓国が戦闘機を日本より一機多く持っているからもう2機増やそうという論理です。 防衛、外交、経済政策、自国の自立度が融合した上で 各国間の関係が築かれるという総合的視点を忘れることなく 軍隊を外交の潜在的一手段としての位置付けにとどめるべきでしょう。 軍隊が他の分野と一線を画す存在であってはいけないと考えます。 今回の事件はアメリカの2億人余りの一体感も強烈に印象付けました。 あふれ返る復興の為のボランティア、迅速な株式市場の再開、 又1人百株買って株価を支えようという電子メールが飛び交い、 著名な投資家が「株は売らない」と明言し、 株の大暴落は回避できたという状況から底力を感じるのは私だけではないでしょう。 最後に日本がとるべき行動は純粋にテロ撲滅を目的とした行動に徹するべきで、 策略的意図が感じられる報復である場合は即刻手をひき、日本独自のテロ対策を打ち出すべきです。 常に自国の意思を表明することを根底に持っておくことが重要です。
新しい地域の創造 右肩上がりの経済成長の元、 「便利さ」というものを手に入れた社会に「環境汚染」というテーマが立ちはだかりました。 全国各地で環境汚染情報が報道される中、 我が藤沢市も平成12年、地元企業の河川への高濃度ダイオキシン排出が明らかになり、 全国的にも注目された経緯があります。 水質からのダイオキシン検出としては世界でも類がないほどの高濃度でした。 様々なゴミ対処法で意見が錯綜する中、「原点」をもう一度見つめなおすことが重要です。 食生活のあり方、地域の一体感、急激な萎縮を続ける都市型農業、農村農業、 おそらくこれらは戦後復興に多忙な国民が経済大国成就の中で忘れ去った事柄です。 遅まきながら、これまでの価値観がもう通用しなくなることを 薄々と感じ始めた国民に今こそ提示しなければならないのは新たな「地域」です。 縦割り行政への批判が横行する中、地域の各民間業種間も全く同様の縦割です。 「地域一体」を目標とした中で、この環境汚染を考えていくことが最優先事項ですし、 それ以外に道はありません。 異業種が新しい地域作りのための議論をする場、 そして地域固有の情報共有は不可欠です。 「地域」の時代の到来です。 そしてこれは奇麗事でなく地域が生き残る為に避けられない手段です。 そしてそこから新しい雇用、価値観が生まれます。 藤沢市議会議員 井手拓也 31歳 無所属 住所 〒252−0813 神奈川県藤沢市亀井野3−21−21 tel,fax 0466−81−9308 携帯 090−8440−0287 E−mail taku-ide@super.win.or.jp ホームページ毎日更新中 http://super.win.or.jp/~taku-ide/