日刊井手たく・バックナンバー:2006年8月



8月31日
物持ち

子どもたちとのお風呂上がり、
娘に服を着せていて思いました。
娘のズボンは彼女が0歳(今1歳7ヶ月)のときから使っているもの。
既にピンクがくすんでほころびた状態です。
そういえば、息子の半ズボンも古いなと思って、
いつから使っているのか妻に聞いたら、
2歳(今6歳)のときからだそうで、
そのもの持ちのよさに驚かされました。
今日も立志の会シンポジウムの案内で、
辻堂駅で街頭活動をやります。


8月30日
忙しい

昨日、
一日の慌しい時間をグッと締めくくるように、
夜7時30分に夕食を済ませたあと、
子どもたち二人を散歩へ連れて行きました。
一歳の娘の歩調に合わせて歩くと、実に遅い。
なんにしても、慌しい時間を過ごすことの多い自分ですので、
このスローペースから、又違う時間の流れを感じます。
帰宅して、いつものように、二人を風呂へ入れます。
あがって、娘に服を着せるとき、やたら泣きじゃくるので、
「なんで、こんなに泣くんだろう」(私)、すると
「最近、男の人が嫌いみたい。イケメンはいいみたいだけど。」(妻)
「そうか、じゃ、明日から散歩に連れて行ってあげない。」(私)
その後も、妻にくっつき、私が手を伸ばすと、
ぎゃー、ぎゃー泣くのです。
多分、散歩のときはニコニコして私のところへくると思われます。

この日は、朝から「立志の会」(私の所属する会派)で、
9月9日に予定しているシンポジウム案内のため藤沢駅で街頭活動。
その後、議会運営委員会。
そして、会派としての勉強会。
今回は、一般質問もやりますし、
平成17年度決算、出資法人決算など、
重要案件が多く、いつも以上に忙しい議会となりそうです。

妻が7月に足を骨折しましたが、その後具合はどうか?
今日、午前中病院へ行きます。


8月28日
減量

昨日は議会報告会にお越しいただき有難うございます。
色々なご意見を頂きました。
ゴミ処理有料化については、以下のようなご意見がありました。
減量施策が特に今提示されていない。
単なる有料化では・・減量には繋がらない。
基本的な改革が必要。
枝葉末節はどうでもよい。
例えば新築のところにはディスポーザー設置を義務付ける。
これにより、焼却部分を減らす。
※ディスポーザーとは、生ゴミを粉砕し、水状にして、下水へ流す。
  相場8万円ぐらいらしい。
その他、生ゴミについては、
各家庭で水分を切るだけでも大分違うのではないか?
このように生ゴミ焼却を減らすことで、
燃えるゴミ週2回の回収頻度も少なくする。
ここで、回収員の人件費も少なくなる。
以上のようなご意見でした。
当然、ゴミが減れば、回収するパッカー車の更新、
メンテナンス費用も下がり、
焼却炉の負担も減るということになります。
とにかくゴミをどのように減らすかということです。
まあ、私の単なる勘繰りですが、
おそらく、ゴミが減ると、人が要らなくなります。
組合からの相当な反発を受けますので、
抜本的な減量施策に踏み切れないのが、
市の考え方でしょう。
だから、これまでゴミ回収員をやっていた方を、
減量施策推進要員として業務転換してもらうという、
次の受け皿を設定すれば、
必要以上の反発は受けなくて済むはずです。
新しいものへの挑戦ですから、勇気が不可欠です。


8月25日

議案説明会

本日、9月議会の議案説明会。
そこでゴミ処理有料化の議案が出ました。
すでに大きな波紋を呼んでいるようです。
私自身、この問題ともしっかり向き合い、
結論を出してまいります。
審議経過もこの場を通してお伝えしてまいります。


8月24日
欠落

我が家のめだかが先日から卵を産み続けています。
そのたびに、卵をおなかにくっつけためだかを網ですって、
卵をとり、別の小さい容器に入れ、日当たりのよいところに置きます。
数日すると、卵の中に黒い筋が出てきて、
やがて二つの目玉らしいものが見えてきます。
卵をとって、一週間近くたったでしょうか?
本日、一匹、赤ちゃんが生まれ、容器の中を泳いでいました。
そういえば、昨年、採取した卵はおそらく50個は越えていたと思います。
しかしながら、そのうちめだかとして、今生き残っているのは、4匹。
生存の難しさを改めて感じます。

さて「日本列島改造論」(昭和47年発行)の中で、
田中イズムを象徴しているな、
そう感じたくだりがあります。
「ある意味では、現在のわが国の都市は東京、大阪などの、
 大都市も地方の中小都市もそれぞれ程度の差はあれ、
 ”身体障害者”である。
 大都市は政治、経済、社会、文化のあらゆる機能が集中し、
 膨大な人口をかかえて、肥大症に陥っており、
 交通渋滞の動脈硬化に加えて、工場の煤煙や車の排気ガスによって、
 ”ぜんそく”まで併発している。
 地方都市の多くは工場や商店があっても中枢管理機構や、
 文化、学問の場が乏しい。
 いわば胴体や手足は一応そろっているものの、
 神経中枢が十分でないものだ。」
表現の仕方が微妙ですが、以上のような内容です。

田中派に、票とお金が集中するシステムを構築し、
派閥を強大化させながら、田中イズムを日本に浸透させる。
そしてますます、派閥は強固なものになる。
ロッキード事件直後の総選挙でも田中派は大勝。
田中角栄氏も圧倒的な勝利をおさめました。
戦後民主主義の申し子とも言われた田中氏ですが、
その「残党」は未だ、根強く残ります。
しかし、日本は、今、大きな転換点に立たされており、
「日本列島改造論」に変わる、裏づけのある、大目標が必要です。
改造論を読みながら、
皮肉なことにローカルマニフェストを思い出します。
マニフェスト・ブームの根には、
議員が勉強せず官僚任せになっている現状を、
叩きなおしたいという民意があります。
そういう意味で、今の時代に内容が合わずとも、
改造論から迸る膨大なデータと主張するその力が、
今の時代完全に欠落してます。
とにかく勉強です。


8月23日
立候補予定者の考え

昨日、首相立候補予定の5者の所信表明を、
横浜国立大ホールに聞きに行きました。
安部氏、麻生氏、河野氏、谷垣氏、鳩山氏。
会場に来ている参加者のほとんどが自民党の方々ということで、
穏やかに会が進んでいきます。(私は自民党員ではありません)
たった10分の中で、教育、外交、社会保障、経済について、
各自が話しますので、本質の部分は聞きだせるはずがありません。
そんな中、印象的だったのは、河野太郎氏の元気よさ。
話の中身としては、
・社会保険庁の廃止。
・消費税から国民年金の財源を捻出。
・2050年まで高速増殖炉でプルトニウムを燃やすことはないのに、
 今既に年間8トンのプルトニウムを作っているが、
 これから40年間で約60兆円の費用がかかる。
 どうしてこんなことをやるのか等。
そして、次は鳩山氏。
・「政治は今日より明日をよくして何ぼだ」
 といった田中角栄氏、金丸信氏の話、
 さらに晩年の竹下登氏が「邦ちゃん、21世紀は環境だぞ」といったこと、
などを引き合いに出しながら、環境中心の内容でした。
型破りの小泉政権から、どのような政権に移り行くのか。

お話を聞きながら、全般的に感じたのは、
現在日本が抱える課題の大きさのわりに、
実に平和な雰囲気のなか、立候補予定者の討論が展開されたこと。
同じ政党内での討論なのでそうなったのかもしれません。
「破壊型政権」から「調整型政権」に又戻る、
そんな気もしました。


8月22日
切り替え

先日の日曜日に湘南ねぶた祭りが終わりました。
さあ、次は我が会派のシンポジウム、
そして、9月議会です。
気持ちを切り替えしっかり取り組みます。
本日は、横浜で勉強会です。


8月20日

自信がない?

先日、某公園へ毎年恒例の「せみの羽化」を見に行きました。
だいたい、夜、8時半ごろです。
目の前を車がバンバン通っている、にぎやかなその真隣で、
茶色い幼虫の殻から、神秘的な白い体を現し、
そして青白い縮れた羽を、
時間をかけて広げていきます。
公園のあちらこちらで、その営みが繰り広げられます。
翌朝には、その「白色と青色」は、木の色に似た「茶色」へ変身。
4、5年の土の中の生活から地上に出て、
1週間ほどで生命を閉じます。
なんと終盤戦のあわただしいことか。
自然の摂理の不思議さを感じざるを得ません。
すでに息子が見るというより、私にとっての愉しみとなっています。

出資法人の委託内訳資料は、
まだ読み込まなければならないものが少々残っていますが、
現段階で感じるのは以下のとおり。
IT関係、金融業関係、旅館業、福祉関係、衛生関係、
観光関係、公園管理関係、医療関係、
様々な分野にわたり、市は出資法人へ委託をしています。
出資法人は、市に養ってもらっているという一般的な印象に加えて、
出資法人に対し、市が業務能力の面で、
かなり依存しているという側面も感じます。
(出資法人の能力が高いのかどうかは不明)
全面的な「丸投げ」発注はそれを象徴しています。
私が申し上げるように、
出資法人ありきの現状を基本的に見直すと、
発注能力、積算能力のない市自身は、
他の参入してくる民間事業者と、
どのように発注者として相対するのか?
市は、それに対する自信がないのではないか。
公然と行われる官制談合(出資法人制度)を取るか、
それとも、市自身、毅然とした発注者に変身するか。
やはり、この改革は出資法人の改革というより、
市自身の意識改革です。

今日もねぶた祭りのお手伝いです。
これが終わると夏も終わり。
物寂しい気がします。


8月19日
消滅

一昨日、子どもたちの気に入る散歩コースを発掘。
先日掲載した亀井野小学校東側の農道を南下し、
ドリームランド方面へ行く道路を横断し、
そのまま、又農道に又入り、
六会コンクリート会社まで農道を南下して、
左へ折れます。
そして又左に折れて、今度は農道を北上し、
帰宅するというコース。
開けた畑の風景の向こうに、夕焼けの空が広がり、
開放感に浸れます。
途中、様々な農作物を見ながら歩きます。
トウモロコシ、サトイモ、ネギ、スイカ、苦瓜、サツマイモ、
カボチャ、ナス、落花生、などなど・・
手前でコオロギが鳴き、向こうの木でせみが鳴いており、
夏と秋が重なる場所を通りながら、時々、虫を捕まえたり、
土の団子を作ったり。
骨折した妻がやっと子どもと離れ、
ささやかな自分の時間をもつ約2時間です。

さて、9月9日に私の所属する立志の会は、
ローカルマニフェストを市民会館で発表します。
そのうちの1つに「藤沢市の農業」が含まれています。
今回、私が散歩しているエリア、つまり、
六会で農業をやる方は、
別に資産(不動産)を持つ方も多いです。
つまり副収入があります。
御所見のほうに行くと、別資産を持たず、
収入面では大変厳しい経営を余儀なくされている方も多いようです。
自分の持つ農地が小田急沿線かどうかが大きな分かれ目となります。
藤沢市の農家の平均年収が、
198万円(農業センサス・兼業、専業合わせて)というデータもあり、
いかに農村を維持することが困難かがわかります。
ほっとけば、市内面積の12%を占める農村は、
藤沢市から「消滅」します。
私は消費者の一人として、様々な手法を駆使して、
農村を藤沢市に維持していくことが、重要であると考えます。
亀井野小学校の子どもたちはそういう面では恵まれており、
地元の農家から農地を借りており、
各学年、農作物を植えております。
息子は落花生を作付けしたといっておりました。
過酷な農業経営に携わる農家自身からすると、
第3者・消費者の勝手な希望と受け取られないような、
政策発表をやらなければなりません。
市民会館小ホールは400人入れます。
是非多くの方々のご参加をお待ちしております。
もちろん、行革、教育、環境、都市整備、などにおいても
政策提案を予定しております。

今日、明日は湘南ねぶたのお手伝いです。


8月17日
傷跡

昨日、夕方、家に帰り、
我が家から最寄の、唐池公園へ、息子と娘を連れて行きました。
一日、家を私が空けると、二人とも、
外に出るのが待ち遠しいようです。
嬉々として私と外へ出ます。
公園で砂遊びをしたあと、
そのまま、雲昌寺までの散歩。
国道467号線の東側に南北に走る旧道町田線があります。
この道路を、我が家から車で2分ほど北上して、
右手にこのお寺があります。
子どもと歩くので、歩道のない旧道を通らず、
安全な住宅街を通って目指します。
亀井野保育園、犬久保公園をとおり、
市道にでたら右に曲がって、
そのまま旧道を横断して目的地へ。
無事に到着。
子どもと散歩するとなんでもないコースでも
達成感があるものです。
8月19日(土)から湘南ねぶた祭りが予定されており、
その山車が、雲昌寺で作成され、保管されているのですが、
この日は、建屋もシャッターが閉まり、その様子は拝めませんでした。
ところで、境内へ入って発見したものがあります。
本堂を正面に見て左手に、
「日華事変並びに太平洋戦争戦病没者 亀井野地区」という碑が建てられており、
200人ほどでしょうか、名前が記されています。
ほとんどの方は、今も地主の方々をはじめ、名の残る方々ばかり。
戦争の確かな傷跡を地元で確認し、帰宅。

午前から午後にかけて相変わらず、
出資法人の委託内訳資料を市役所で見ましたが、
やっと大方、見終わることができました。
現状、年間70億円の市税支出は、
「市」(出資法人)の懐に、随意契約という形で確実に入ります。
この70億円を市内企業へ開放することが、
本来の姿であろうと改めて確信します。
そして実はこの出資法人の1つ、興業公社は、
今一番話題になっているゴミ処理有料化との大きなかかわりがあり、
当然のごとく、随意契約でごみ収集を受託しており、
このこともゴミ処理費用という観点から、
私どもは注目しなければなりません。


8月16日
感じること

夕方、息子と娘をつれて散歩。
亀井野小学校の東側に広がる畑の空間が好きで、
よくこの場所を散歩コースとして選びます。
散歩の帰り道、唐池公園の西隣にある、
白幡大明神にパンパンと3人で手をたたき、お参りして帰宅。
子どもを通して地域に親しむ。
そんなパターンが根付いてきました。

相変わらず、出資法人委託料内訳を市役所で眺めています。
委託の数は100を超えておりまして、
未だ60ほどしか目を通しておりません。
その中で、色々と感じることがあります。
例えば「長久保公園都市緑化植物園管理運営」という事業。
引地川沿い右岸にあり、
様々な植物と公園機能とを併せ持つ所。
様々な植物を育てているだけに専門性が問われるでしょう。
私も晴れた日に、時々家族でお世話になるところです。
この委託を(財)まちづくり協会に随意契約をしています。
このまちづくり協会はもともと区画整理をやるために、
作られた組織ですが、
現在、区画整理を手がける割合はほんのわずかで、
公園管理事業などに大きく様変わりしました。
委託資料より、長久保公園管理の随意契約の理由は、
以下の通り。
「当該業務は地方自治法施行令167条の2第12項第2号から、
 政策的判断により特定のものを、
 委託先として決定している業務である。
 ・・・文化的住環境の向上に関する事業を、
 積極的に実施していることから
 ・・(財)まちづくり協会へ委託した。」
以上。
委託理由としてどれだけ説明しきれているか疑問です。
60ほどの委託事業を見て、
(これ全て随意契約(競争なし)です)
随意契約の理由は全てにおいて、
説得力のあるものではありません。
全てにおいて市場調査を試みるべきですが、
これを市はやっていません。
社会福祉事業協会においても
様々な福祉事業を、
社会福祉事業協会に随意委託しているので、
「他の社会福祉事業協会が受託する事業との連携もあり、
 この事業も社会福祉事業協会が委託先として妥当」
これが福祉事業の随意委託の大まかな理由となっています。
言い換えれば、
がんじがらめをいいことに、
随意契約をし、縄張りは守るという結果。
まあ、一部、民間福祉法人へ委託している部分もありますが、
このような独占を許す市の姿勢に対して民間の真意はいかに?

「市」としては先ほども言いましたように、
発注するなら、積算を自分でやる(これはあたりまえのこと)、
市場調査をやる、
こういう体制に移行しないと、
今の出資法人というシステムは、
市政の致命傷になりかねません。


8月15日
蝕む原因

この夏もあと2週間ほどで終わり。
思い返すと、妻の怪我で、家にいることの多い夏でした。
しかしながらそのお陰といってはなんですが、
こんな経験をしました。
子供連れのお母さんたちとの会話。
たくさん生き物がいる、新しい池の発見。
妻とじっくり話をする機会。
親父としての自分を改めて考える。
夫としての自分を改めて考える。
子どもとやる虫、魚、ザリガニのお世話。
遠出はできませんでしたが、
まあ、色々とありました・・・・
この「夏」の到来は、確実に私の心に刻まれました。
子どもは一夏で大きく変わるといいますが、
大人にとっても夏は大イベント。

そんな夏のさなか、市役所に行くと、
ダンボール一箱分の、
平成18年度出資法人委託内訳資料を眺めます。
そこで感じるのは、市は出資法人へ業務を委託して、
出資法人は民間へその業務を委託する。
そこで私は素朴に思うのです。
出資法人とは一体なぜ存在するのか?
又、市が出資法人へ委託する際の積算は、
出資法人がやっている。
そうすると、市は一体何をやっているのか?
市は、出資法人のほうが市の職員より、
人件費が安いのでその分存在意義があるといいますが。
本当に出資法人があったほうが費用は安くなるのか?
なぜ、随意契約で競争をやらず、
出資法人が市の事業を受注するかについては、
その事業が公益性が高いからだという。
多くの資料を見ながら感じます。
「出資法人の設立された歴史、
 それはそれで受け止めます。
 しかし、必要以上に今後もその歴史に引きずられる必要はない。
 私は藤沢市を3セクのないまちにすべきだと考えます。
 その最大の理由は、公益性という一見、
 説得力ある存在理由の裏に、
 責任所在が皆無であるという致命的な欠陥があるから。
 25%以上市が出資をした法人14団体のうち13団体は、
 法人が解散した場合、その資産、債務は市に移管されることが、
 規定の中に明記されています。
 つまり、書面上、市と別法人でありながら、
 実質市役所そのものなのです。
 最後は市が責任を取る別法人が存在するというのは、
 将来にわたり藤沢市を蝕む最大の原因となります。」

本日終戦記念日です。
たるんだ行政体は平和をも崩す。
私はそう確信しています。


8月14日
明日、終戦記念日

骨折して出歩けない妻も、
時には外の空気を吸いたいとのことで、
歩かないですむ、レジャーに家族4人で出発。
まあ、妻も満足したようで安心。
帰りの車の中で、渋滞に、はまった時間を利用して、
色々と妻と政治の話。
田中角栄、竹下登、小沢一郎、
橋本龍太郎、宮沢喜一が繰り広げた政治の話から始まり、
その流れで、我が会派の話も・・
渋滞の手持ちぶさたな時間は、
これらの話がなんとかクリアーしてくれて、
一日の締めくくりとなりました。
明日、終戦記念日です。
息子に終戦記念日をどのように説明しようか。


8月12日
まちの伝えるもの

山口県3つ目の視察項目。
光市のおっぱい都市宣言。
以下に宣言内容を掲載します。

一、私たちはおっぱいをとおして、
”母と子と父そして人にやさしいまち光”をつくります。
二、私たちはおっぱいという胸のぬくもりの中で、
子どもたちをしっかりと抱き、愛しみ、心豊かで健やかな輝く
光っ子を育てます。
三、私たちはすべての母親のおっぱいが、
より豊かに赤ちゃんに与えられるよう皆で手助けします。
四、私たちはおっぱいを尊び、偉大なる母を皆で守ります。
以下副文が続きますが、こんな宣言です。

この宣言に基づく事業は、
母子保健推進委員制度。
これは保健師とは別に、女性のボランティア制度です。
母子保健推進委員は、子育て中の家庭を細かく訪問し、
子育ての不安を取り除くことを目標としています。
医師会など医療団体をはじめ、民間機関も、
子育て中の母親をサポートしています。
光市の出生率は1.52。
全国平均は1.36。
光市の母乳栄養率は52.7%。
全国平均は36%。
私も二児の父親です。
この視察は個人的にも興味深く、
実に重要な施策であると感じました。

この光市は、呉市同様、太平洋戦争と大きなかかわりがあります。
道路が広いのも、戦時中軍用道路として整備されたもの。
宿泊したホテルから歩いて5分の、
虹が浜海水浴場は夏の1週間、
夜8時までイベントをしているそうです。
私どもも夕食後、この砂浜に行きましたが、
若い男女がところどころにいました。

この虹が浜海水浴場から西へ海岸線をたどると、
61年前、回天光基地があったそうです。
回天・・つまり人間魚雷のこと。
この基地から多くの若者が回天に乗り込み、
命を散らししていきました。
私どもは、その町の歴史が、
つたえてくるものをを受け止め、
その上で活動に励み、
様々な形で次世代へ伝えていかねばなりません。
この3日間、確かにまちが、
私たちに対して伝えようとするものを感じました。


8月11日
乗組員の心情

山口県2つ目の視察項目。
呉市の大和ミュージアム。
ここでは、戦艦大和10分の1スケールの模型が、
展示されており、その他、大和を中心とした、
太平洋戦争に関する様々な資料が展示されています。
1時間足らずの限られた時間の中で、
地元のボランティアに展示物の紹介をしていただきました。
防衛庁の資料、アメリカ軍の資料、
そして沖縄に向かった3332人の大和乗組員のうち、
わずか生き残った276人ほどの方々の証言を元に、
生々しい逸話も盛り込んだご説明を聞くうちに、
グッと、こみ上げてくるものがあり、
同時に空しさと切なさを感じました。
このミュージアムを設立する際、
戦争賛美に繋がらないかという意見もあったようですが、
大和乗組員の心情を伝えて、
平和を発信していこうという理念の下、
設立に踏み切ったとのこと。
視察を終えて、呉駅に向かうバスの中で、
港町・呉のまち並みを見ながら、
私の生まれ育った長崎を思い出しました。
造船・港町というのは、実に似ています。
クレーンが港のあちこちに立ち上がり、
大きな造船の建屋の背後から、
スーッと斜面になり、その斜面地に段々に家が建てられる。
海の向こう側を見ると、そこにも斜面にたたずむ、家、家・・
港という限定されたエリア以外は、
ほとんど全て、斜面・山です。
このあたりは、一瞬長崎に来たのかと錯覚するぐらいです。
そして造船建屋の壁に「大和のふるさと」と書かれた、
赤茶けた字は、私の脳裏にしっかり残りました。


8月10日
人件費無用

この3日間、山口県へ会派で視察に行っておりました。
そのため、更新ができなかったことをお詫び申し上げます。
さて、今回の視察項目の1つは、
山口県柳井市の生活道路整備原材料等支給制度についてです。
住民として、道路を舗装、整備して欲しい箇所があるが、
市が財政的、人的に手が回らない場合は、
住民自から道路整備・舗装をやるという内容。
機材、原材料は市から支給されますので、
結局人件費が、まるまる浮くということになります。
このことにより、通常の道路整備に比べて、
費用が9.03%でできるとのこと。
なぜ、市がやってくれないのかという批判も、
1時はあったようですが、いまでは、定着した様子。
これは、市長の提案であり、
住民や職員の意識改革を目的としているそうです。
実績としては、2600メートルがこのシステムで住民により、
整備されたそうです。
このシステムが民放で放送されたときのビデオを見ると、
道路整備をした住民が「やってよかった」と、
3年越しの事業を振り返っており、
充実感が感じられました。
このシステムは、どうしても行政の手の届かないところを、
住民が自ら行うという点で、十分参考になると考えました。
住民の整備した道路を見学に行く途中、
ある醤油屋に寄りました。
白壁の町のなかにある醤油屋ですが、
市役所が、見学者を案内するときの定番コースなのでしょう。
その後、その醤油屋を後にして、
歩きますと、別にも醤油屋がありましたが、
特に案内されることはなく、通り過ぎます。
規模と力が何事にもついて回るんだなあ・・・
そして、バスに乗り、山中を走っているとき、
棚田があちらこちらにあります。
棚田の採算性は低い。
しかし、今でもこの地域では棚田がしっかり活用されている。
思わず、「採算性」について考えていると、
ふと人生について考えてしまいました。
採算性の高い人生とは?
採算性の低い人生とは?
なんとなくピンと来ません。
人生と採算性とは同じ次元で考えられるのか。
棚田もそうだ、そこに採算性を100%求めれば、
棚田なんか存在することはできない。
そこの地形、生活様式、伝統、
いろんなことが、その存在を決定しています。
公もそのような要素が当然ながらあります。
視察項目ではありませんが、
そんなことも考えてしまいました。
それにしても気温36.7度。
やはり瀬戸内は暑い。


8月6日
体験談

今日は、61年前に広島に原爆が落ちた日。
私は生まれも育ちも長崎で、
両親も被爆しております。
時々、両親からその時の話を聞いたことがあります。
そして、昨年、雑誌に載った祖母の原爆体験談が手に入りました。

「ゾロゾロと怪我をした人達が家の裏を歩いているのを見たとき、
気の毒とは思いましたが、すぐ家の中にひっこんでしまいました。
今思えばゾーッとしてきます。」(祖母の体験談より)

祖母からは、一度も戦争体験について、
話を聞いたことがありませんでしたが、
大変な苦労をされたんだなと改めて感じます。

「・・・今は平和。落ち着いた世の中です。
この平和が続けばいいなと思います。
今は幸せ。
この幸せがずっと続きますように。」
祖母のこの思いは、戦争未経験の私どもが、
しっかりかみ締めて行かねばならない言葉だと思います。


8月5日
報告会の日程変更

8月20日(土)に予定していたしがらみのない議会報告会を、
急遽、外せない事情がありまして、
8月27日(日)に変更しますのでお知らせします。
大変申し訳ございません。
詳細は勉強会情報に掲載しております。


8月4日

是非ご参加ください

9月9日(土)18時30分から21時、
藤沢市民会館小ホールで、
「立志の会」八策 
〜私たちのローカル・マニフェスト〜
発表シンポジウムを予定しております。
400名入れる会場です。
是非多くの方のご参加をお待ちしております。
昨年の5月25日結成した藤沢市議会の我が会派(9人)ですが、
・会派とは何か?
・市議会の中でどのように機能していかねばならないのか?
・会派としての目標は何か?
・どのようにその目標を達成するべきなのか?
これら基本的な部分を、
この1年余り、継続的に会派内で議論してきました。
私自身、会派としての政策を改めて、
冊子に整理するのは初めての経験ですし、
又全国的にもあまり例のないことではないかと思います。
首長、国の政党が掲げることは既に珍しくないのですが、
地方議会・会派のマニフェストがいかなるものか?
是非、ご参加していただき、
色々とご意見をいただければと思います。
ご参加の方には、我が会派のマニフェスト冊子を、
無料でお渡しする予定です。
お問い合わせは、井手 090−8440−0287です。


8月3日
行動展示

マンネリ化は、日々の生活にも、
行政運営にも常について回ります。
そして、それは活力を奪います。
動物園でそのマンネリ化を、
解消したところがあります。
旭川市市立旭山動物園。
先日の都市問題会議でこの動物園の園長が講演を行いました。
以下のような内容でした。
どんどん動物園への入園者が減っていく。
そこでやったのが、「聞き取り調査」。
園長いわく、アンケート調査は役に立たない。
聞き取り調査の結果、
「動物園は面白くない」という多くの意見を確認。
理由は、@動かないAいつも同じB珍しい動物を見たいなど・・
この聞き取り調査を踏まえ、
運営改革を行いました。
先ず、動物園とは、
「野生動物を見せるところ。飼育繁殖が最終目的ではない。
 野生動物の魅力を伝えて、野生動物の見方をたくさん作る。
 伝えるのは命。」
キーワードは、「行動展示」「能力展示」。
行動展示の1つの例として、
サル山・・
・餌は土の下に餌を隠しておく。
 探さないと獲得できない。
・上からぶら下げたかごの中に餌を入れる。
 かごの仕組みを理解しないと餌を取れない。
・箱の中に餌を入れる。
 箱を転がし小さな穴から餌が出ないと食べられない。
・人とサルを隔てる窓ガラスに蜂蜜を塗る。
 蜂蜜をなめるサルの舌、指紋を目の前で見れる。
このように、動かない動物を動かし、
動物の行動を見ることができる。
聞き取り調査の結果に対して見事に答えているわけです。
私もこの動物園には行きましたが、
手書きの案内、解説版が掲示されており、
実に温かいものを感じます。
オラウータンは向こうの仕切りから、
10メーター以上の高さの棒をつたって、
こちらの仕切りのバナナを取りに来ます。
棒から落ちると観客の通路に落ちることになり、
見ているほうは緊張します。
しかし、オラウータンは極めて慎重であり、
落ちることは絶対にないということと、
常に向こうの仕切りに餌をとりに行くという、
目的を持たせているところがみそです。
ご存知のとおり、この動物園は大変入園者も増えたようです。
単純に見えるものも、
やり方によって実に面白くなるものです。
藤沢市も参考になる部分があるのでは?


8月2日
政治とは生活

田中角栄氏の「私の履歴書」(日経昭和41年掲載)
を読み終えました。
その内容から、運命というものを感じます。
2歳のときジフテリアにかかり、死にかける。
母の苦労を考え、中学校へ進まず、仕事に就く。
様々な苦労、仕事は土方、保険会社、貿易商、
建築事務所勤務、兵隊、
途中、2人の妹をなくし、兵役中、胸膜炎で内地へ帰還。
高熱で危篤状態が2週間続くが奇跡的に助かる。
結婚、個人企業立ち上げ、その後、田中土建工業株式会社へ。
そして、代議士。
仕事をしながら夜学に通い、がり勉をしたとのこと。
そして、仕事を転々としながらの苦労は、かけがえのない財産。
私の年代は、田中氏のことは、
テレビで小さいときに見た程度。
なんか胡散臭いおやじだなというのが印象です。
しかし、改めて、こうして生きてきた道程を垣間見ると、
色々考えさせられます。
「政治は生活だ」と言い切った田中氏の身上は強烈で、
私自身、生活、政治を改めて見直してしまいます。


8月1日
平和

平和だと思います。
全てが・・・
夏の私のイメージは戦争と結びつきます。
私が学んだ長崎の小学校では、
夏休みの宿題である、国語の物語問題は、
大体戦争ものを取り上げていました。
8月9日も特別な日であると教えられましたし、
原爆資料館も大変ショッキングでした。
先日、じりじりと暑い中、私の子ども2人を連れて公園を歩き、
他の家族と声を掛け合う、その一瞬、
なぜか、強く、平和だなと思いました。
私は36歳ですから戦争を経験しておりません。
なのに、なぜ、こんなことを考えたのか・・
生まれが長崎ということで、原爆の関係で、
色々と話を聞いたからか、
色んな戦争ものの映画を見たからか・・
そういえば映像というものは、
かなりの影響があるかもしれません。
親と子の幸せな風景は戦前も当然あったもので、
戦争ものの映画では、必ず取り上げられる風景です。
そして、一転、家族を引き裂く、地獄へと展開します。
微妙なバランスの上にある、今の平和が、
大変な努力と、我々が認識し得ないものも含め、
様々なもので成り立っていることに感謝し、
昔、先輩たちが経験した悲劇を、絶対に繰り返さないよう、
これからの時代を創っていかねばなりません。
それは、当然ながら、平和行政を主張していれば、
実現できるものでないことは先日も申し上げました。
私も、私としてできることをしっかりやってまいります。



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