日刊井手たく・バックナンバ

7月29日
馬券

子は夏休みだが私は仕事。
彼らは私の帰りを心待ちにしている。
そのうちそんなこともなくなるだろうから、
貴重な「今」をかみしめよう。
しかし、昨日、ビールを飲んだ後
「走り込みをしよう」と言われたときはまいった。
10分ほど走ったが、全く子供達において行かれた。
極度の運動不足だ。
生活習慣病になる恐れもある。
生活スタイル改善の必要があるのだが・・・
なかなか踏み切れない。




それでは、平成22年4月13日に伺った
神奈川県川崎競馬組合の視察報告。
場所は川崎市川崎区富士見。
JR川崎駅から徒歩15分。

私にとっては初めての競馬場だ。
イメージしていた競馬場より整然としていて、
大変広く、競馬場の緑が綺麗である。
競馬が行われるトラックの内側は
レースがないときは公園としても活用されている。
印象的なのは大型映像機「ドリームビジョン」。
世界最大のもので、
先日ニュースでギネスに登録されたことが報じられていた。
競馬と神奈川県。
どんな関係があるのか?
そのことを確認するため、以下に川崎競馬の説明を記載する。

川崎競馬は、神奈川県と川崎市が構成する一部事務組合
「神奈川県川崎競馬組合」が主催している。
昭和25年1月、地方財政の健全化並びに
産業発展を目的として、地方公共団体が実施できる公営競技のうち、
競馬法(昭和23年7月13日法律第158号)に基づく競馬を実施するため
設置された神奈川県公営事務所が母体となっている。
地方競馬の競馬場として、過去、馬の改良増殖、
畜産の振興、社会福祉の増進、教育文化の発展等を目的に
競技を実施し、競馬事業から生ずる収益金を
市町村が行う都市基盤整備への財政支援や
施設整備の財源へと活用を図ってきたが、
景気動向を反映して売り上げが伸び悩む中、
経営の健全化を目標に平成12年4月、
神奈川県と川崎市を構成団体として、
一部事務組合である「神奈川県川崎競馬組合」が設立され、
今日に至っている。


「一部事務組合」の説明も、
以下にあわせてお知らせする。
地方自治法に基づき、普通地方公共団体
(都道府県市町村)や特別区が、
事務の一部を共同で処理するために設ける
特別地方公共団体
都道府県の加入する組合は総務大臣、
その他は都道府県知事許可を得て設立する。


以上、ホームページより抜粋。

賭け事だが、
その収益が市町村の都市基盤整備に使われているわけだ。
最近、オグリキャップが死んだことも話題になっているが、
この競馬場にも私の知らない色んなドラマがこれまであったのだろう。
体験のために馬券を買い、
レースに挑戦することになる。
遊んでるんじゃないよ!
とお叱りを受けるだろうか?


7月28日
改革の実状

スポーツ合宿から子どもが帰ってきた。
どんな経験をしてきたのか分からないが、
大分疲れていたようで、
布団に横たわると途端に寝息。
この夏、彼らも、色々忙しいようだが、
私のほうでも色々子どもとのイベント作戦を練っている。
さて、今、図書館から借りている本で注目しているのが
「世界の子供達を救え」という写真集。
過酷な労働を強いられる子ども、
兵隊として活動する少年少女、
路上に横たわる子ども、
エイズの子どものホスピタル(教会の一角)、
核実験に伴う影響を受けた子どもなどの写真である。
当然、学業に勤しむ環境は充分でない。
衝撃が大きいので子どもに見せるのはちょっと・・・
でも、状況をまとめて話してあげるのは良いのでは?
という妻の意見を受けて、情報整理中だ。
今、この写真を見ながら「学べる」ことの有難さを
私自身かみしめている。
なお、この「惨状」、政治の結果ともいえる。



それでは、平成22年4月13日に伺った
神奈川県 川崎県民センターの視察報告の続き。

改めて、川崎地区行政センター(川崎県政総合センター)の
廃止(平成11年度3月)に伴う、
その後の職員配置の数をヒアリングした。
すると、以下の回答が来る。
変更点は広報広聴機能で3人減少したのみ。
最新データがどうなっているか分からないが
廃止の目的が何だったのだろう?
県の出先機関の統廃合は行革の柱になっている。
このケースを見ると、その他の出先機関の改革実状がどうなのか?
改めて調べてみる必要がある。

平成12年4月の川崎合同庁舎再編時の職員数について

【神奈川県職員録を参考に作成】

年度

 

項目

 

平成11年度

 

平成12年度

 

備考

 

 

広報・広聴機能

 

川崎地区行政センター

県民課長ほか  計9人

(他に県民部長1)

川崎県民センター

        計6人

(他に県民部参事1)

 

 

工業保安関係

 

川崎地区行政センター

環境課長ほか  計5人(他に環境部長1)

工業保安課川崎駐在

        計5人

 

 

鳥獣・狩猟関係

 

本庁へ

 

 

川崎県税事務所

 

 

所長含め   計45人

 

所長含め   計45人

 

 

川崎給与事務所

 

 

所長含め    計6人

 

所長含め    計6人

 

中小企業経営センター川崎出張所

 

出張所長含め  計3人

 

出張所長含め  計3人

 


7月27日

図書館で一日調査(仕事)をやることがある。
その際、トイレに行くときは、ルートを毎度変えて
どんな本がどこにあるのかを確認することにしている。
目に付く本があると本をとり、ぺらぺらめくる。
調査(仕事)時間が長引き、息をつくときは、
児童コーナーへ行き、
子供達の興味のありそうな本、
どこにどういう本があるのか?
リサーチしながらうろつくことにしている。
リサーチしたことを頭に蓄積していくと
これは大きな財産になるかも。
最近、頻繁に行くが、図書館にある種、
「力」を感じ始めたのは気のせいだろうか?
そうそう、ナルニア国物語を見つけたが
これがドイツ文学だとはじめて知る。
映画になった「ライオンと魔女」、
「カスピアン王子と角笛」
以降の作品もシリーズ物として置いてあった。
子どもへの朗読用としてはいけそうだ。



それでは、平成22年4月13日に伺った
神奈川県 川崎県民センターの視察報告の続き。

先ず、この施設の相談事業は
政令市である川崎市と重なっていないか?
ここが気になるところだ。
県としてこの相談事業をやる意義を聞いてみた。
以下のような回答がかえってきた。
・横浜の人が東京帰りで法律相談することがある。
・警察のOBが暴力相談に対応する。
・地元の相談窓口にいけない人が来る。
・川崎市は20分、県は30分の相談時間。
・事前に相談趣旨を伝えているので、効率がよい。
・少年相談は県警職員が対応している。
以上。
ちなみに年間相談件数は9707件。
いかがだろうか?
県は中二階。
何をやっているのか分からない。
必要ないのではないか?
こういわれる背景に、
例えばこういう事業をいまだに
県として行っていることがあるのではないか?
こういう事例は未だ他にもある。

広域性、専門性こそ県の柱である。
市町村がやっている事業をもうやるべきでないと考える。


7月25日
機能分散

昨日は息子と娘を一日請負い、3人でお出かけ。
室内レジャー施設で、遊ぶ子どもを眺めていたら
いつの間にか居眠り。
「お父さん!この子・・・ちゃん。お友達になったよ」
と娘におこされる。
「・・・ちゃん、この人、居眠りお父さん」
と娘はその子に紹介している。
「ふふふ、居眠りお父さんなんだ」とその子。
かまわず目を閉じると
「ああ!又寝てる!」とその子が言っている。
レジャー施設の中に設営されるレストランで昼食。
お店にジャランがあったので、
今年の夏・計画の参考になるものないかリサーチ。
伊豆のイルカと泳ぐプラン、
宿泊プラン、
うまいもの一覧、などがのっている。
昨日の時点ではテーマも絞れず。
仕事の合間、考えるか。



それでは、平成22年4月13日に伺った
神奈川県 川崎県民センターの視察報告の続き。

川崎県政総合センターにあった機能の移転状況は次のとおり。
広報・広聴機能→新県民センターへ
工業保安関係業務→川崎合同庁舎
鳥獣・狩猟など関係業務→本庁
川崎県税事務所→川崎合同庁舎
中小企業経営センター川崎出張所→川崎合同庁舎
川崎給与事務所→川崎合同庁舎

「川崎県政総合センター廃止」という言葉が案内チラシにあったが、
その内実を見ると、廃止した事務はなく
機能が分散したということが分かる。
なおパスポート事務は逆に合同庁舎から新・県民センターへ移転。
今、行革のため、県の出先機関を統廃合する
ということが言われるが、ここの場合、いまひとつピンとこない。
3セクについても、出先機関についても
廃止でなく、機能分散、機能統合により
看板が変わったというケースも多い。
そういう意味では、よく事務の行方を見ていく必要がある。


7月23日
変遷

昨日、「命の作文」を寝床で子どもに朗読する。
これで、全て読み終えた。
終盤の大事なところで、
子どもはうつらうつらしていたので、
どのくらい聞いていてくれたか・・・
巻末に彼女の実際の作文が掲載されている。
12歳とは思えない、しっかりした文章だ。
彼女は宣告されてから1年余りの余命を
真剣・本気で生きていた。
日ごろぼんやり、生きている私には
彼女の感じ方、考え方は新鮮だった。
果たして子供達にはどう伝わったか?
機会があれば聞いてみようか・・



それでは、平成22年4月13日に伺った
神奈川県 川崎県民センターの視察報告の続き。

先ず、沿革を簡単に申し上げたい。
以前、県内には8地域に県政総合センターという機関があった。
ちなみに藤沢市を所轄する
湘南地域県政総合センターは平塚にある。
恐らく市民の皆様からすれば余りなじみの無い施設である。
この組織を一言で言えば、「ミニ県庁」。
湘南には、総務部、企画調整部、環境部、農政部が配置される。
県の総合計画を地域と取り組む出先機関としての機能も持つ。
この8つの県政総合センターのうち横浜、川崎の機関は廃止される。
その変遷の中で、平成12年4月に川崎県民センターは生まれた。

行革に係わる部分もあるようなので
このあたりもすこし掘り下げたい。



7月22日
余計な事務

「ある案件」について、妻と真剣に話していると、
子どもが私達に気を使ってくる。
マイペースの彼らも、雰囲気を察するらしい。
「まあ、ガムでも食べなよ」だって。
その場での、自分の役割を考えてくれている。
彼らにはこれまで、「修羅場」を含め、
つらい思いもさせてきた。
私はそういうダメな父親である。
県議会はしばらく続くが、子供達は夏休み。
彼らにとって大事な時間だ。
出会い、経験、発見、失敗、成功・・・
普段できないことに、触れさせたい。

早速、夏休み計画をたて、発表しないと、
もてあます夏休みだと、ろくなことにならない。
彼らは「エネルギーと遊びたい」の塊だから。



それでは、平成22年4月13日に伺った
神奈川県 川崎県民センターの視察報告。
場所は川崎市幸区堀川町580番地
ソリッドスクエア東館2階。
川崎駅の西口から徒歩7分であった。

実に立派なビルだ。
中にはタリーズ(喫茶店)他、お店が入店しており
行政機関がある場所とは思えないおしゃれな場所である。
この場所は年間契約で県が借りているそうだ。
さて、川崎市という政令市の中で
県がどういう事業を行っているのか?
余計な事務を行っていないか?
そのあたりを確認することも
この視察のポイントである。
それでは川崎県民センターの
事業概略について以下にお知らせする。

事業は大きく4つに分かれる。

一つは相談事業。
 法律相談、暴力団に関する相談、
 宅地建物に関する紛争、取引などの相談、
 所得税、相続税、贈与税などの相談、
 外国籍県民相談などである。

二つは県政情報センター事業。
 神奈川県が作成、取得した行政資料の配布、
 閲覧、貸出し及びインターネット情報端末を利用した
 情報提供を行っている。

三つは生涯学習情報コーナー
 生涯学習情報に関する施設、講座、講師など
 各種情報が閲覧できる。

四つはパスポート事業。
 パスポートの相談、パスポートの申請
 及び交付(受け取り)の手続き

以上である。
いかがだろうか?
県がやらねばならないのだろうか?
という事業が盛り込まれている。
まして場所は川崎市である。
政令市ではない藤沢市でもやっている事業もある。
ではその内容についてお話していこう。


7月19日
平行に走る道路

「命の作文」ここ最近食卓での朗読が続く。
右足の切断手術をしないことが決まり、瞳ちゃんは退院。
その後、別の病院へ入院。
そこには30人ほどの子供達が
白血病などで入院している。
瞳ちゃんは彼らに得意な絵を描き、
それを配りながら、励ましの声をかけて回る。
ある日お医者さんから、右足の骨、50センチを
人口骨へ入れかえる手術を提案されそれを決行。
手術は成功し、一端退院するが・・・
とりあえず朗読はここまで。
いよいよ終盤へ向かう。
予想以上に子どもが食いついて来ている。
読み終えたとき、子供達にどんな余韻が残るか・・

そういえば、先日記載したアインシュタインの本、
借りることができた。
暇があれば食卓で読んでいる。
その中で、次のような記載があった。
「役所で成功したいのだが、どうしたらよいですか?」
そんな質問を受けたアインシュタインの答え。

「A=X+Y+Z 
   A:成功 X:成功するための努力 Y:遊び Z:沈黙」
と応えたそうだ。
ちなみにアインシュタインのいう「沈黙」は
思考、模索、実験のことだろうと解説付き。
彼らしい回答だ。


それでは、平成22年3月16日に伺った
神奈川県 広域幹線道路事務所の視察報告の続き。

言いたいことは県道計画についてである。
県道路計画は分厚い計画書を策定し、
そこには現在の交通量、整備後の交通量予想、
そして、道路の幅などが記載される。
これを読むと大方、整備後のイメージがつくのだ。
しかし、文書保存の期限が切れると破棄する。
道路計画が未着工でもだ。
これは問題だ。
視察時間があまりに今回は限られていたので
そのことは言わなかったが、
私はこれらを「道路事業の欠落」とさえ思っている。

さて、この施設の事業で、相模縦貫道路がある。
藤沢ICから新湘南バイパスへ乗ると、
茅ヶ崎西ICの手前から相模川沿いに
橋桁が北へ向かって伸びているのが見える。
これが相模縦貫道路だが、
平成22年度中には、新湘南バイパスから東名高速道路まで
供用開始できるとの報告を受けていたが、
土地の取得が予定通り行かず
供用開始は平成24年に見直しになったらしい。

その他、感じたのは、厚木秦野道路と第2東名高速道路についてである。
そもそも、既存の東名と第2東名は平行に走る道路。
災害時どちらかが崩壊してもいいようにという説明を受けている。
ところで、厚木秦野道路と第2東名高速道路も、
交差しながら平行に走る道路なのだ。
利便性を考えると無いよりあるほうが良いに決まっている。
しかし、それだけで判断するのも厳しい。
詳細を調べたわけではないので、
今後、リサーチすることにしよう。


7月16日
気概

「命の作文」という本の続き、食卓で読む。
骨肉腫により、右足の切断を余儀なくされる。
足の速かった、瞳ちゃんにとって、足は「希望」であった。
「希望」を持って病気と闘うことを小6の女の子は決意。
手術をしないことをつげ、退院する。
本当の病気との闘いが始まる。
そのあたりから、こみ上げてきたため
私・「お父さんもう読めないから、今日はここで・・」
子ども・「えー?!」
そこで、妻登場。
妻・「では私が」
続きを朗読開始。
きりのいいところで朗読終わり、
続きは又今度。
切断しなかったことが良かったのかどうか?
子どもと話しながら風呂に入る。
本が「財産」であるということが
この歳になりやっと分かってきた。




それでは、平成22年3月16日に伺った
神奈川県 広域幹線道路事務所の視察報告。
場所は厚木市田村町にある。
事業概要は次のとおり。

(1)国及び中日本高速道路株式会社が
   施行する広域幹線道路
   (新東名高速道路、さがみ縦貫道路、
    国道246号バイパス(厚木秦野道路)に限る。)
    の整備促進を図るための地元調整、
    関係行政機関等の調整業務

(2)中日本高速道路株式会社からの委託を受け、広域幹線道路の用地の   取得に伴う調査、測量、用地の買収、登記、買収に伴う
   地上物件の除却による補償

(3)中日本高速道路株式会社が施行する
   広域幹線道路に関連するインターチェンジへの
   アクセス道路の新設・改良(県事業として)

  以上 ホームページより抜粋。

一言で言えば、国の代わりに道路整備をやるというものだ。
当然、国からの委託費もあるのだが
県としての負担もある。
例えば、相模縦貫道路は県負担1650億円ほど。
にもかかわらず、当該道路整備計画資料が県にない。
国から渡されていないのだ。
他の国道整備についても同様だ。
私に言わせれば、ふざけた話だ。
今の状態だと道路整備による流通面での影響は
県として想定できない。
県も完全に舐められているのに
そのことに気づいていないふしがある。
金を出しているんだから「情報」を取りに行け!
それをやってから地方分権を叫べ!
この話になると、少々語気が荒くなるのでご容赦を。
言いたいことがもう少しある。


7月15日
人材確保

娘が絵本をよく私のところへ持ってくる。
昨日は「花さかじじい」。
読み聞かせた後、解説を読むと
この物語の主人公は途中で殺された
ポチ(子犬)であると説明される。
存在がなくなっても一寸法師と同様に、
神がかりの力を持って、
やさしいおじいさんを助け、
意地悪なおじいさんを懲らしめるというのだ。
娘は洋物絵本、和物絵本、様々持って来るが、
なんとなくその違いが見えてきた。
指揮者の小沢せいじさんの弟だったかな?
作家の小沢さんという方がいて、
昔話についての話を本人から聞いたことがある。
(そのことについての本も拝読)
彼は昔話を通じて、残酷でもそれを避けず、
実態の厳しさも学びながら
子どもの生命力を培うことの大切さを訴えていた。
昔話も色々奥深いものがある。
本選びの大事な視点かもしれない。
そういえば小沢さんの本に、
そういう視点を踏まえた昔話、
絵本のリストがあったと思う。
調べて、図書館で借りようか。


それでは、平成22年3月16日に伺った
神奈川食肉センターの視察報告の続き。

このような食肉センターは全国に200箇所。
純粋に民間運営をしているところは5%ぐらい。
そして全国の90%が赤字ということだ。
原因は処理頭数が不足することである。
なお、ここの処理許可頭数は2500頭/日。
経営上の損益分岐点だが、2100頭/日。
なお平成20年度の処理頭数実績は2117頭。
平成21年度は2153頭と黒字経営が続く。
しかし平成14年開設当初から機械トラブルで
赤字が続いたため、その赤字は未だ解消できてはいない。
ちなみに、一頭あたりのと畜料は1995円、
その他、冷蔵料などもセンターの収入となる。

さて、ここの敷地自体は神奈川県のものであり、
年間の賃借料は1376万円ほど支払われる。
なお、建物は食肉センターのものである。

運営上の県としてのかかわりは、
と畜検査員としてのかかわりがある。
と畜量が増えればセンターは利益が出るが
検査数が増えるため、県としての持ち出し(税投入)が増えることになる。
なぜなら、県は検査料を取るが、
その収入を持って検査事業の支出が
賄えるものではないからだ。

さて、私が気になっていた、社員の処遇である。
平均給与は27万円。
社員の18%は外国人。
平均年齢43歳。
途中でやめる方は多い。
このような状況で人材確保に苦労している。

県としては建設当初の支出、
株式の保有(11.13%)などによるかかわりがあるが、
今後、この株式会社とどのようなかかわりを持っていくべきか?
株を保有し続けるべきか?
検査料は適正なのか?
さらに他の、純粋民間の食肉センターの運営状況、
など今後もリサーチする必要がある。


7月14日
時代と改革

調べ物(地方税法)をしながら宿題に取り組む息子のそばにいる。
分からないとき教えるためだが、簡単には聞いてこない。
子どもが苦心しているとき、
おなじみになったアインシュタインの発言を携帯で閲覧。

「私にとって方程式ははるかに重要です。
 政治は現在の問題に過ぎませんが、
 方程式は永遠なのですから。」
又、数学で苦労している女子中学生へのメッセージ。
「数学で苦労していることを気にしてはいけません。
 私のほうが数学でもっと苦労していることは確かですから」

子どもにこの発言を見せてみる。
ささやかな刺激になればと期待するが
邪魔しているだけかも・・
しかし、調査作業の多い私にはこれらの言葉、
ものすごいエネルギーとなる。
図書館に分かりやすくアインシュタインの
取り組みをまとめた本があった。
いつか借りるか!



それでは、平成22年3月16日に伺った
神奈川食肉センターの視察報告の続き。

平成6年頃から、食肉加工処理として
新しいスタイルが求められていた。
背景には牛肉の国際化の波もある。
そんな中、このセンターとして着目したのがデンマーク。
この国の最新設備、機械化、自動化の導入がメインとなる。
1つのラインで「2500頭」処理は
GNPの45%が肉の輸出であるデンマークの
システム以外になかったそうだ。
2002年にはデンマークに20人の社員が視察にいき、
そして研究所でトレーニングを受けた。
抜本改革の始まりである。

生産者から消費者までの情報のコンピュータ管理。
センター内における公的検査、センター社員としても検査を行う。
厳重な衛生管理として、
着替えと手洗い、午前午後で2回、エアシャワー、
オゾンを発生させ空気の衛生維持。
処理工程においては、
牛の場合は、BSE対策で脊髄の吸引。
かわはぎ前処理機、
これはかつての熟練の技が必要だった処理だ。
自動胸裂き機、
そして部分加工までこのセンターでやる。
枝肉格付け、そして入力した情報は
瞬時に処理され出荷の時期も入力される。
フックにICチップ設置し、重さなど自動入力。
自動制御室で運転管理。
急冷室(肉質の低下防止)、梱包、そして出荷。

見学の際、手作業も見受けられたが、
以前に比べると、一新されたのだろう。

機械トラブルで軌道に乗ったのは4年目と聞いたが、
大変な苦労があったと思われる。
新しいことをやるというのは、こういうことなのだろう。
それでは経営状況と県とのかかわりについて話していく。


7月13日
統合

朝から夕方まで調査作業のため、総合図書館に詰める。
トイレへの行き来の際、気分転換のため、
目に付く本を手にとる。
子育て関連本が並んでいるコーナー。
そこで一冊の本を手に取る。
ある学校の指導が掲載されていた。

一番最初に、先生と子供達が約束をする。
ルールを破った者は罰として、
先生と握手をする。
それでも守らなければ罰として抱擁。
それでも守らなければ罰としてキス。
以上。
結果、このクラスは落着いたらしい。
「緊張感の無い罰」の必要性を主張されていた。
なかなか面白い話。
その他、南極点にたどり着く冒険者、
宇宙に挑戦する宇宙飛行士の大きな写真集なども、ちら見する。
長時間図書館にいると、そこは宝だらけと判明。
今度行ったとき、どこに、どういうものがあるか、又ちら見しよう。



それでは、平成22年3月16日に伺った
神奈川食肉センターの視察報告の続き。

沿革を簡単に申し上げる。
平成6年ごろ、国と県で食肉流通効率化の話がある。
そして平成8年、O−157が社会問題になる。
それを踏まえ、と畜場法が改正される。
改正内容は「設備改善」を求めるものであった。
これと、食肉流通の合理化がオーバーラップして、
国、県、平塚、相模原、厚木の補助を受けて
平成14年4.1に、この施設がスタートする。
もともと平塚、相模原、厚木には食肉センターがあり
これが統合される形であり、
場所はその中心であった厚木に新たに整備される。
建物は7階建てであり世界的にも珍しい。
3統合が上に伸びた形である。
事業費は100億円で、県は20億円支出をした。
さらに横浜を除く全ての市町村から事業費負担をしてもらっている。
操業開始から1年から2年は機会トラブルが発生し、
軌道に乗ったのは4年目から。
現在は全国でも1番の処理頭数をこなしている。
一日2100頭以上である。
2番手に年間10万頭の差を出していることからも
だんとつであることが分かる。
13人の取締役がおり、監査役が2人。
役員は畜産業者の方などもいる。

様々な苦労もあったようだが、
外国へ目を転じ、食肉事業のシステムを導入した経緯は興味深い。
処理工程について話していく。


7月12日
衝撃度ナンバーワン

読みかけになっていた「命の作文」を
再度借りるため図書館の児童コーナーへ。
内容を把握するため事前に目を通す。
 猿渡瞳さん、小学校6年で右大腿骨骨肉腫、つまり、
骨のガンであることが発覚。
余命半年を宣告される。
彼女の闘病記録は、驚くほど前向き。
入院中、ガンで入院する他の子供達に、
励ましの手紙を配って回る。
そして15人の闘病仲間が亡くなっていく。
 昨日の夕方、児童コーナーで本を読みながら、
涙と鼻水を流す中年がいたとしたら、それは・・私。
絶対に、家族に読みたいと思った。
そして、昨日から、食卓で、その本の朗読を始めた。
引き続き今日も朗読予定。
意外に娘が耳を傾けてくれる。



それでは、平成22年3月16日に伺った
神奈川食肉センターの視察報告。
場所は厚木市酒井にある。
県立食肉衛生検査所のすぐ隣だ。

見学コースがあるが、見れる方は、
一見の価値あり。
とにかくものすごい。
160人の社員がいるそうだが、
このメンバーはグループごとに分けれており
夫々のグループに棟梁がいる。
まさに職人集団であった。
足が切られ、内臓を掻っ捌かれた豚が、
ラインにぶら下がり、絶え間なく職人達の場所へ流れる。
その豚の皮を職人が引き剥がし、
片っ端から、ばら肉に捌いていくスペードと手さばき。
まさに神業。
同様の作業が絶え間なく続くのだ。
あまりのスピードと鮮やかさに衝撃を受けながら見とれ、
冷静に考えてみる。
先ず、あの作業、腰が痛くなると思う。
さらには腕の筋肉を瞬く間に傷めそうだ。
15分ほど説明を受けながら見ていたが
スピードは衰えない。
続いて私の思いに浮かび上がるのは「過酷」。
私にはとてもできないという思い。
この1年で、150箇所を超える県立施設を視察しているが、
衝撃度ではナンバーワンである。
社員の処遇も気になるところだが、
それも含めて、会社運営に話を進めて行きたい。



7月11日
白血病

食卓で本を読んでみた。
滋賀県の昔話「雪女郎」を。
カレーを食べながら、
食い入るように子どもが聞いている。
食事のときは食事をしろ!
とお叱りを受けるかもしれないが・・
読みながら私も鳥肌が立つ(怖い話なので)。
引き続き、「佐吉舟」というかなり怖い話。
クライマックスの前に、
「あんまり怖いので今日はここで終わる」ともったいぶると
ブーイングが出る。
そこで妻が登場。
「私が読む」
彼女の渾身の朗読で、食卓は凍りつく。
「ちょっとは涼しくなった?」私。
「うん」子ども。
怪談話は、我が家の恒例行事。
しかし、邪道だが、食卓の朗読は良いかも・・・



それでは、平成22年3月16日に伺った
神奈川県食肉衛生検査所の視察報告の続き。

家畜の病気は、前段で申し上げたように、
このと殺場で殆どが一部廃棄されていることからも
避けて通れない状況にある。
当然、家畜農家は保険に加入することになる。
そうえいば、今回、宮崎での口蹄疫発生における保険は
どのように機能したのだろうか?
リサーチする必要がある。
さて、検査所で伺った病気について
かいつまんでお話しする。
豚赤痢、サルモレラ菌(人畜共通感染)の確認も多く、
その他、豚丹毒(細菌)などもある。
これは施設の職員に皮膚感染したこともある。
その他、炭疽症(たんそしょう)がある。
炭疽(たんそ)とは、炭疽菌による感染症。
家畜や野生動物の感染症であるが、
ヒトに感染する人獣共通感染症である。
人から人へは感染しない。

又、豚は子ども(生後一ヶ月)のとき、
抗生物質を投与し育成する。
そのため、肉の中にそういう物質が
残っている可能性がある。
この残存物質の検査については
この検査所だけでなく、
県立衛生検査所にも依頼をしている。

さらに牛の白血病はこの4年から5年で増えてきている。
エリアとしては九州地方に多いが全国的にも多い。
これは伝染病である。
当然、検査所ではこの病気については全部廃棄となる。
症状としてはリンパ、臓器類に腫瘍ができる。
人間に感染することもある。
なおリンパについては次の解説を付ける。

リンパ系には3つの相互に関連した機能がある。

  1. 組織から余剰になった液を取り除く
  2. 消化吸収された脂質を循環系まで運ぶ
  3. 免疫担当細胞(リンパ球単球抗体を産生する形質細胞)の産生

(以上、インターネットにより検索)

おそらく、短時間での視察と説明なので、
ほんの一部しか私としても認識できなかったと思われる。
口蹄疫という病名は以前、
家畜の飼料問題を報告する勉強会で伺った病名だった。
まさかこういう形で再来するとは思わなかった。
今回、新たにうかがった病名がメジャーにならないことを願うばかりだ。
また、この視察で感じたのは、検査所の重要性と、
職員自身のリスクである。
当然、完全なる対策の中で任務にあたっているわけだが、
新たな事態に対する検査体制、
職員のリスクをなくす検査体制も常に考える必要があるだろう。


7月9日
口蹄疫

昨日を振り返ると罪悪感が漂う。
ビールに手を伸ばす私に娘がなんとか
ビールを飲ませないように、
トランプしようと言って来るのだ。
「お父さんの楽しみだから、ゆっくり飲ませて」
「そのかわり好きなDVD見ていいから」
冷淡な、取引をして、ビールを飲み、妻の話を聞く。
DVDが終わると、私に「絵を描こう」と娘が言ってくる。
寝そべって、朦朧としながら、何枚か絵を描いた。
「毎日母さん(アニメ)」のお母さんとお父さん、
さらに、娘と息子の似顔絵、蝶々・・
その絵を見て妻の感想、
「以前の絵より、気持ち悪さがなくなった。
 練習してるの?」だって。
もちろんやっているわけではないが、
なんとなく自信がでてきた。
なんかまたべつのもの書いてみようかな。
娘への罪滅ぼしも含めて・・・・



それでは、平成22年3月16日に伺った
神奈川県食肉衛生検査所の視察報告の続き。

豚の検査数は平成20年度で53万頭を超える。
これは一日、2500頭を検査していることになる。
もっと細かく言えば、一時間あたり、300頭ということで、
日本では一番検査件数が多いらしい。
検査の流は基本的に牛と同様である。
目まぐるしい検査のオンパレードだ。
想像すると気がどうにかなってしまう。
ここで気になるのは、
今、深刻な問題となっている「口蹄疫」である。
法律により口蹄疫の畜産の食肉にしてはいけない。
当然、通常の検査により
口蹄疫は把握できるようになっている。
また、予防としては、この施設に家畜を運搬する農家の車両は
入所時、「消毒」をすることになっている。
今回の宮崎の事例を受けて、
一層、口蹄疫に効果の高い消毒薬を使用しているそうだ。
ご承知の通り、症状が出ていれば、
検査するまでもなく、蹄、鼻に潰瘍、水泡が
あらわれるのでわかる。
また、感染しても症状が出ない
潜伏期間もあるわけだが、
これも検査の中で判明するようだ。
原則であるが、そもそも、この検査所に
口蹄疫・家畜が入る状態ではいけない。
基本は、農家から出てはいけない。
地域から出てはいけない。
ということになっている。
今は口蹄疫だが、お話を伺うと
色んな病気がある。
飼い方に問題はないのか?
これを伺うと、それもあるだろうとのコメント。
飼料が殆ど輸入であるという報告を以前聞いたが、
このあたりも、家畜に付きまとう病気の要因かもしれない。
ではその病気について少々お知らせしていきたい。


7月8日
麻痺

帰宅すると盛りだくさんの「報告」を受ける。
まあ、生活していると色々な事があるものだ。
その後、息子の夏休みの日程について妻と話す。
習い事、それに関わる合宿、試合などなど、多岐にわたる。
宿題もあるから、ある程度日程に
余裕をとっておく必要がある。
合宿、試合、その他のイベントへの
参加、不参加を息子の希望を下に決める。
あとは私との二人旅?
又家族でのイベントなども日程を考えておかねば・・
さて、娘だが、一昨日、約束していたができなかったトランプをやる。
それでも物足りない雰囲気あり。
良いも悪いも最近話題を別に独占されており、
寂しく思うのも当然か・・
女の子は、男の子と違う。
山登りや、ハイキング、虫取りでない
新しい切り口が・・・・
考えてみると我が家の犬も女の子であり
女3、男2で勢力構図は男・劣勢なのだ。



それでは、平成22年3月16日に伺った
神奈川県食肉衛生検査所の視察報告の続き。

いわゆると畜場という言葉は聞くが、
その内容を改めて知ることはあまりないと思う。
ここでの工程は次のような流だ。
牛については、書類でかかった治療、病気の把握はできる。
一頭ごとに、固体識別番号で管理されている。
疾病の可能性の高い牛は、
一般の、と畜検査でなく、病畜検査で対応。
体温、呼吸数、血液検査。
その後、一頭ずつ、ピストルで撃ち失神させる。
そして、と殺したら、解体前検査、
そして足を取り、尻尾を取り、枝肉をとる。
枝肉が腸の内容物で汚染されないように、
肛門をふさぐ。
その後、臓器ごとに検査する。
腎臓、頭部、リンパ節の状態、
消化器官、膀胱、肺、心臓。
心臓は内側まで検査。
臓器の一部に異常があるときは、
全てを切り取り、全部に異常があるときは、
全部を切り取り、解体検査の記録をおこなう。
前段で申し上げたように殆どの家畜は
一部廃棄となる。
なお、BSE検査については
牛の頭部から延髄をとる。
この部分は、実際に見たが、
白い物体である。
これを酵素による分解検査を行う。
異常プリオンがあると、延髄は分解しない。
あわせて、発色剤による発色を確認し、BSEと発覚する。
以上のような検査を通じて、
市場への流通許可、不許可がなされる。
牛については平成20年度、7917匹をと畜検査した。
一日、20匹のペースである。
なおこの施設は平成20年度時点、
62人の職員で対応している。
殆どが女性の職員である。
我々が、何気なく食する牛は
以上のような検査を経ているわけだ。
家畜保健センターでも牛の死骸と延髄を見せてもらったが、
抵抗感が、段々、薄れてきて麻痺してきている気がする。
さて、豚であるが、この検査数はものすごい。


7月7日
と畜検査

スポーツクラブからかえった息子に、
宿題があるのかと聞くと、あるという。
2時間ほど走りっぱなしのあとだけに
恐らくつらかっただろう。
手違いも有り、宿題が終わったのが1時半。
実にハードだ。
私は、彼が宿題をやる間、その隣で、
地方税法を黙々と読む。
途中、娘を風呂に入れ、歯磨きをしてあげるため、
抜けたりもしたが・・・
12時ごろ、眠気と戦う息子を、
10分間の散歩へ連れ出す。
そんなこんなで、娘とトランプする約束していたが約束守れず。
今日、フォローが必要だな。
最近、寂しそうだし。
そういえば、子どもとの会社見学だが、
平塚の日産工場あたりを考えている。
HPみるとなかなか面白そうだ。


それでは、平成22年3月16日に伺った
神奈川県食肉衛生検査所の視察報告の続き。

慌しい視察であったため、
改めて情報を確認しながら報告をしていこうと思う。

以下、当検査所の平成20年度事業概要である。

●と畜場法(昭和28年法律第114号)に基づき、衛生的で安全な食肉が供   給されるよう食肉センターに搬入された全ての獣畜について、1頭ごとに  厳正な検査を実施しました。
●牛海綿状脳症(以下「BSE」という。)スクリーニング検査は、平成13年    10月18日から全頭について実施し、また、特定部位(頭部、脊髄、回腸   遠位部)の除去を行い、牛肉の安全確保に努めました。
●と畜場内に設置された簡易検査室において、「関節炎型豚丹毒」のスライ  ド凝集反応並びに「高度の黄疸」及び「尿毒症」の理化学的検査等を実   施し、と畜検査の迅速化に努めました。

以上。

つまり市場に出る前にしっかり、
検査をしておこうというものだ。
なお、この検査には手数料がかかり、
その収入は検査所運営の一部となる。
気になったのは、この検査所を使用するのは県外業者も多いこと。
併設する食肉センターが枝肉でなく、ばら肉として仕上げるため
市場流通上、都合がよく人気があるためだそうだ。

なお平成20年度、検査実績は次のとおりである。

 と畜検査頭数は、539,414頭。
 獣畜別では牛7,917頭、子牛31頭、豚531,466頭。

 検査の結果、廃棄の対象とはならず、
 全部合格した頭数は9,956頭で、
 検査総頭数に対する割合は1.8%。

意外に少ないことが分かる。
検査結果のほとんどが一部廃棄となっている。
その内訳は次のとおり。

 一部廃棄の主なものは、牛では肺気腫、肝出血、
 肺炎、肝富脈斑、小腸炎、
 豚では肺炎、肝間質炎、心膜炎、胸膜炎、腹膜炎。

以下、少々生々しいが、
検査の実情についてお知らせしていく。


7月5日
検査所

同僚が、仕事と関係の無い
数学をやっているのを見たことがある。
頭のトレーニングのためだそうだ。
この話は、使える。
机に座る息子の横にいる時、
集中力の途切れた息子に、この話をしてやる。
(一番良いのは目の前で私がやることだが・・・)
昨日から、勉強する彼のそばにいる際は、
仕事・調査(法律を読む)をやるようにした。
一方、目的意識も必要になるだろうから、
息子と会社の見学でもいってみようかな。
 昨日は娘へ、彼女が購入したという
「ヘレン・ケラー」を読んであげる。
恥ずかしいのでそっと告白するが、
サリバン先生は、小さいとき、
目が見えなかったときがあったと初めて知る。
ヘレン・ケラーが学校から久しぶり家に帰り、
「お・と・う・さ・ん」と彼女が声を出した場面は感極まった。
涙声になったことは娘にばれていないと思う。



それでは、平成22年3月16日に伺った
神奈川県食肉衛生検査所の視察報告。
場所は厚木市酒井にある。
県はどんな仕事をやっているのか?
なかなか、イメージができないといわれるが、
この視察報告で様々なことをやっていることは
徐々にご理解いただけているのではないかと思う。
しかしこんなことまでやっているとは!

本検査所の主な業務は、以下の通り。
 近隣地にある食肉センターで行われる
 『とちく検査業務』で異常が認められたものについて、
 より精密な診断を下すために実施する『精密検査業務』。
  精密検査棟では精密検査のうち細菌検査、
 理化学検査等を行う。
 特に細菌検査は危険を伴うため、
 FIX窓、エアタイトドアを設置し、
 フィルター内蔵の空調換気扇にて第1種換気を行い、
 外部に細菌が漏れないように留意するとともに、
 平面計画においても他の部分からの独立性を考慮した。
 (以上、HPより抜粋。)

県も設立に関わったこの検査所と隣接する
叶H肉センターの視察は衝撃的だった。
ものすごいスピードで手際よく肉を裁く職人芸の集団に圧倒されたのだ。
このセンターを経由し、小売へ出荷されるのだが、
その前に、本検査所で衛生上の検査をやるわけだ。
売買される食肉の衛生面まで果たして、
行政が2重にかむ必要があるのか?
正直、今でもその思いは払拭できていないが、
重要な仕事であることは間違いない。
検査所の業務内容をお知らせしながら、
皆様と考えていきたい。
しかし、繊細な方は、両方の施設、
見るに耐えないかもしれない。
そういう意味では私は図太いのかも。


7月4日
基本

ことの流で、息子と「お茶」をした。
これはなかなか良いということが判明。
向き合うと当然ながら「話をする」ということが前提になる。
互いに、学校のこと、サッカーのこと、家でのこと、色々と話せる。
ついでに、息子に読もうとしていた本の話
(野口英世、怪談話)なども話せた。
1時間であったが、またやろう。
 しかし、こういう「時間」を有意義に過ごすため、
ネタ仕込は必須!?
やはり図書館での「ネタ収集」は欠かせない。
こういう流は私自身の精神衛生上も好ましい。


それでは、平成22年3月16日に伺った
神奈川県 総合防災センター、消防学校の視察報告の続き。
施設内に、
水難救助訓練のための潜水プール(水深6m)、
移動式擬似家屋、
地下街訓練施設、
トンネル訓練施設、
迷路室、
高速道路訓練室
放水訓練のための技術訓練棟
などが配備されている。
以上、具体的な災害を想定したなかで、
実践的な訓練が行われる。
さらに消防戦術(災害・危険などを警戒して防ぐ)の習得、
火災調査能力(火災原因などを突き止める)の向上、
疾病観察判断能力(救急対応))の向上などを身につける。
また神奈川県は山岳地帯も多いため、
遭難者などの救助も実際行う。
その際は警察との連携が必要となる。
 地域で組織される消防団員も
基本的に消防職員と同様の教育を施すことになる。
なお消防団についてはS30、40年代は
自営業者が入団されていたが
現在こういう方は減少しており
いわゆるサラリーマンが入るケースも出てきている。
したがってこういう方は平日は訓練に参加できず
土日にやりたいという要望も出ており、
それに対応しているそうだ。
消防団員は平成22年がピークで
平成23年から減少に転じると伺った。

今後は県内市町村の消防にとって
この総合防災センター、消防学校の課題などがあれば
調査をしていきたい。
最後に、火事、地震、風水害など
日々、訓練をつまれ、実際対応される
消防職員、消防団の方々、
さらには地域で防災のためにご尽力される方々に
心より敬意を表したい。

そういえば、我が家の非常食などの備え、
どうなっていたかな?
災害時への備え、改めて確認しよう。
能書きよりまず基本。


7月2日
規律と精神力

仕事で2日家を空けた。
従って2日分の「報告」が待っている。

 さて、野口英世の母の話。
彼女は若いとき、生活が苦しく、
お寺で生活していたことがある。
その際、文字を覚えようと、いろりの灰を広げ
月の光を頼りに指で文字を書いて
かなを覚えたそうだ。
 英世 「お母さん、どこで、文字を覚えたのですか?」
 母   「ごめんね。・・・・(上記)・・こうやって覚えたんだよ」
 英世 「もったいない」といって泣く。
母の負けず嫌いと粘り強さは英世に受け継がれたと書かれていた。
一言で「育てる」といっても、
生き方の中で、口で言わずとも
子どもに伝わることもあるのだろう。
 私など、全く及ばず、子どもに申し訳ない。



それでは、平成22年3月16日に伺った
神奈川県 総合防災センター、消防学校の視察報告の続き。

さて、消防職員、消防団員についてだが、
先ず、ご承知の通り、危険を伴う仕事である。
明治28年以降、
消防職員は52名、
消防団員は127名殉職された。
敷地内には慰霊塔が設置されており、
定期的に慰霊祭が行われる。
さて消防職員の一番最初の仕事は、消防学校への入学。
4月8日に入校し、10月末まで研修。
その間、土日は自宅で過ごす。
今年度(平成22年度)の入校者は251人。
では生徒の教官はどういう人か?
伺うと市町村から11人きているそうだ。
視察の際、うかがったときは、
横浜、川崎、大和、湯河原、厚木からきているとのこと。
任期は2年。
入学式には生徒の奥様などご家族に参加をしてもらう。
そして、入学式が終わったら、
業務内容をまとめたビデオを見てもらうそうだ。
シビアな業務であることも、
このビデオでご家族に認識してもらうことが
大事であると所長は話されていた。
なお、県には消防職員はいないため、
所長などは県の一般職員だった方である。
特殊な任務の職員を育てるトップということで、
一般職員には無い要素が求められる。
警察とも共通する点があろうが、
上司の指揮に従うという、
厳格な規律の下、任務に携わるため
メンタル面での苦労は私などは予想さえできない。



7月1日
技術修得と訓練

昨日も帰宅後、色々あった。
それぞれの一日の出来事・報告の集中砲火。

さて、このような報告とここ最近の子供達の様子を見ていて、
図書館に寄り、おもいやりの心を育てる本をチョイス。
子供に読む前に、私が読む。
そのうち「野口英世の母の物語」は、
こみ上げるものがあった。
 アメリカに医学博士として滞在する英世に
文字を知らないはずの母から全てかなで書いた手紙がくる。
「かえってきて。かえってきて。かえってきて。」
とにかく英世に会いたいという手紙。
さらに英世の友人から、
お母さんは体調が悪いようだよと報告を受け
英世はお金を借りて日本へ帰る。
続きは後日。
私など「思いやり」を語る資格ないけど、
この本との出合いも感謝だ。




それでは、平成22年3月16日に伺った
神奈川県 総合防災センター、消防学校の視察報告の続き。

災害対応用品3万点が備蓄されている倉庫へいく。
赤外線カメラ、地中音響探知機、
発電機、充電器、災害用テント、
サバイバルフーズ、可搬式雨水機などなどが並べられている。
これらの使用方法についても、
当然、このセンター、消防学校で学ぶことになる。
そのほか、救助工作車、科学車、
水槽車、35mはしご車、ポンプ車、
高規格救急車なども訓練用として配置されている。
以上の機器類の使用方法を含め
技術修得は、大変重要であり、
いざとなったときの対応に不可欠だ。

これら災害対応の核になるのが
市町村に配置される消防職員であり
地域に組織された消防団である。
彼らの学びについては後ほど述べるとして、
先にこの施設のハードにおける施設・機能をお知らせする。
総合訓練場、自家発電、備蓄倉庫、
防災管理棟、ヘリコプター離着場、
救助訓練棟、水難救助訓練場、
救援物資棟(普段体育館)、
宿泊棟(消防学校入学生徒のため)
教育棟、消防第一訓練棟、第2訓練棟、
災害時テント村(自衛隊派遣時、自衛隊がテントを張るための用地)

これらの装備・施設を改めて見ると、
常時対応が求められるものでなく、
災害時という限定であること、
さらには災害の程度、ケースによって
対応できる訓練施設、災害時対応施設であり、
各市町村に必要な施設ではない。
しかし、日本の一定エリアに配置されるべき施設である。
それではこのセンター・消防学校で、
消防職員、消防団はどのような学び、訓練を行っているのだろうか。
日々求められる行政サービスと性質の異なるこの施設、
しかし、そのあり方は大変重要である。


6月30日
交通の要所

我が家族のことで、色々とご迷惑を
おかけしている点もあると思います。
又、私自身の知らないところで、
お世話になっていることもあると思います。
この場をお借りして、深く、お詫び、
そして感謝を申し上げます。

帰宅して妻の積もる話を聞く。
しかし、一日でこんなにいろんなことがあるのかと思うほど・・・
多分、聞いた話も、その一部であり、
まだまだ私の知らないことがあるのだろう。
聞いた話、そして、家族の様子から
夫々の一日を知ることになる。
私を含めて、色んなところで、
色んなことを、しでかしている。

「申し訳ございません」

子どもを風呂に入れて、歯磨きをしてあげ、
目薬をさし、クリームをぬってあげ、寝かしつける。
そしてまた今日が始まる。



それでは、平成22年3月16日に伺った
神奈川県 総合防災センター、消防学校の視察報告の続き。
そもそも、消防団は警察組織の一部として構成されていた。
警察から分離し、本郷台、マリンタワーの近くなどを移転しながら、
現在の厚木に腰をすえる。
一方、横浜市は政令市になり、
自ら消防学校を設置する。
川崎市、相模原市は消防学校はない。
なお都道府県では総合防災センター・消防学校は必置であるが、
政令市は設置することができるという規定になっているそうだ。
 さて、東海地震、県東部自身などがおきた場合、
県庁第2分庁舎に災害対策本部が置かれる。
そして、この施設は万が一、県庁が倒壊した場合の
代替機能も備えている。
さらには災害応急活動の中央基地、
集結、待機、受け入れ、配布物資の基点にもなる。
 地理的には厚木市の南に位置し、
相模川がすぐ東を流れる。
129号線の戸田交差点から西へ行くとすぐに右手にある。
又、近くには東名高速道路厚木IC、
小田原厚木道路の厚木西ICがある。
つまり交通の要所である。
災害時の物流には機能を発揮できることを想定していると考えられる。
それでは、この施設の機能、役割をもうすこし詳しく見ていこう。


6月29日
火災体験

自宅のエアコンの調子が悪く、昨日ついに止まる。
先日、洗濯機も調子が悪く、
業者とすったもんだあった。
こういう家電、ストップすると
そのありがたみを改めて痛感する。
業者とのやりとりや、妻との相談で時間をとり、
子どもとの時間をあまり取れない・・・・
風呂に入る前、じんわり汗をかき、
「夏」をかみしめながら、
カルタとりを子どもと三人でやる。
寝かしつけの際は、「宝お化け」の絵本を娘に読む。
土日に宿題を済ませていた息子は、本読みに没頭。
私のほうはアインシュタインDVD見たかったが、
エアコンの業者が来たりで、
バタバタしていたので、無理。
DVDより一言だけ抜粋・・・

 「科学は子どもの遊びのようなものだ。」
By アルバート・アインシュタイン

「遊び感覚」が勉強に芽生えるとしめたものだが・・・・・・
このことは仕事においてもいえるかもしれない。



それでは、平成22年3月16日に伺った
神奈川県 総合防災センター、消防学校の視察報告。
場所は厚木市下津古久にある。
冒頭、この施設の概略を申し上げる。

総合防災センター

・ 大規模な災害の発生に備え、広域的、総合的な災害応急活動の中央基  地として災害応急対策に必要な業務を行う。

・ 県民の方に対し、防災知識の普及啓発を行う。

消防学校

・ 市町村の消防職員及び消防団員の教育訓練を行う。

・ 民間消防組織等の教育に関することを行う。

以上、ホームページより抜粋。

この施設は、藤沢市議時代、地元の方々と、
火災体験、暴風雨体験コーナーに訪れたことがある。
子供達も参加していたが、
こういう機会はなかなかないため、
参加者にとっては貴重な体験であった。
年間・4万5千人の方が体験に訪れるそうだ。
それでは、この施設の運営状況について、
ご報告していきたい。


6月28日
退職金

久しぶり、食卓で、DVD 「アインシュタイン・ロマン」を見る。
子どもと一緒に見るようにしているが、
やはり大人の探究心をもくすぐる。
その内容から抜粋。

「かえるは、動くものしか認識できない。
 つまり、かえるにとって、
 動かないものは無いことに等しい。
 よって、かえるは人間に比べて、半分しか認識できない。
 
 さて、存在するのだが、人間にとっては認識できないものがあるとする。
 これは人間にとって無いことに等しい。
 宇宙の始まりの探求(無の探求)は
 人間の認識できないものも含まれており
 謎解きは不可能である。」

これから子供達は勉学に長いことかかわりを持つ。
そんな中、そばにいるものとして、
物事への関心、探究心、粘り強い挑戦は絶えず持ち続けたいものだ。
実は、これらは私自身の仕事に大いに役に立つ。




それでは、平成22年3月15日に伺った
神奈川県愛川ふれあいの村の視察報告。
場所は愛川町半原にある。
大分、遅く到着したので説明を詳しく伺う時間はあまりなかった。
基本的に、行革の対象となっているこちらのような青少年宿泊施設は、
できるだけ、実際に宿泊をして、その現状と必要性を体験することに
主眼を置いている。
この日は、「わたみ」の若い社員が、たくさんきていた。
社員研修を行っていたようだ。
施設の事業内容としては、
子どものキャンプ、親子キャンプ、指導者の研修
などを通じて青少年の健全育成を目指す。
所管は県の教育委員会だ。
運営は財団法人神奈川ふれあい教育振興協会である。
 実はこの財団は廃止の方向にあり、
今後の手続きなどが注目される。
同様の施設、三浦ふれあいの村において
財団から民間の横浜YMCAが指定管理者に
指し換わったことは、財団廃止の大きな要因かもしれない。
財団としては、職員の再就職斡旋と、
退職する方の退職金の確保がもっとも大きな課題となる。
なおここの施設利用者は年間13万人ほど。
ここ最近の推移を見ると少しずつ増えている。
さて、財団が廃止されても、この施設運営は継続するわけだが、
その後も、別組織のスタッフとして
この施設運営にかかわることもありうる。
いずれにしても行革のながれは留まることは無い。
そういう中、この財団の廃止に向けたプロセスは、
今後の行革全体に影響を及ぼすことも考えられる。
しっかりリサーチしていきたい。


6月25日
参入の余地

お化けの本、娘に読んでいる。
昨日は佐吉舟(さきちぶね)を読んだが、
クライマックスでは背筋が寒くなった。
娘のほうを見ると、そんなに反応していない。
よし今日も読むぞ。
 さて息子のほうは、宿題。
9時過ぎには終わったようだ。
10時までに終わらせれば、
サッカーのハイライトをダビングしてやるという
妻とのやり取りの結果である。
効率よくやるため、
こういう「人参」も大事なのだろうか。
いずれにせよ、いやいややるより、
良いかもしれない。



それでは、平成22年3月15日に伺った
神奈川県愛名やまゆり園の視察報告の続き。
ご説明いただくなかで、
知的障害者の抱える問題として、保険をあげられた。
彼らは生命保険に入れない。
一方、会社の労働組合共済保険には入れるようだ。
こういう話からも「社会的弱者」の側面が鮮明になる。
生活をする上で、生きていくうえで
その多くにおいて、彼らには「支え」が必要。
こういう潜在的な様々な実態を認識し、
その上で制度設計を構築する必要がある。
表に出ない実態はまだまだあるだろう。
 さて、先駆的な取り組みを展開する共同会さんへ質問をした。
こういう県立の施設そのものを受け取る(買い取る)ことは可能か?
答えとしては、「それはできない。維持ができないのが理由だ。」
インフラは行政。
ソフトは民間。
共同会はこのように整理している。
しかし、逆に言えば、ソフトを県でやっている事業はまだ多く、
それらについては、参入する余地があるということを示唆している。
これは知的障害者施設だけでなく、
その他の施設・事業についてもいえることだ。


6月24日
ケアホーム

探していたお化けの本を見つけた。
これを娘に読んであげる。
長崎の話、会津の話など
地方ごとにお化け伝説が盛り込まれている。
会津の「足長手長(あしながてなが)」お化けは、
最終的には弘法大師に退治される。
娘のおかげで、昔話を満喫。
 息子は・・勉強で忙しそう。
最近は本を読んであげる時間がない。
昨日も付き合ったが、終わったのは12時半ころ。
私の子ども時代の勉強。
つらかったあの日が蘇る。
しかしネガティブばっかりでもよくない。
楽しく?勉強に身を入れる
良いきっかけ作りってないだろうか?





それでは、平成22年3月15日に伺った
神奈川県愛名やまゆり園の視察報告の続き。

この施設のすぐそばにケアホームがある。
運営者はやはりかながわ共同会。
こちらのほうも拝見した。
一見普通の大きめな一戸建てである。
一棟、6人が生活する。
40万円/月の賃貸料なので
利用者6人で頭割り。
以前、グループホームで火災事故があったことを受けて、
300万円のスプリンクラーが設置されている。
さらには汚物処理機200万円。
これらは利用者負担にはできない。
一人、7万円/月の家賃。
そのほか、ベット、布団、カーテンも利用者負担となる。
かろうじて障害者年金で支払える。
ちなみに食費、余暇代は別負担。
スタッフの宿直室なども配置している。
若いスタッフがいらっしゃった。
初任給などを伺ったが、
18万円/月ぐらい?だそうだ。
なお余談だが共同会には420名の常勤スタッフがいる。
 さて県はケアホーム一棟につき、
50万円の補助をしている。
これについては1ホームにつき200万円を求めていた。
なお家賃補助については市町村により違う。
横浜は全額補助、相模原は半額補助。
このように地域間の取り組みは様々である。
利用者にとってはこの違いは大きすぎる。


6月23日
経済特区?

地域で生活する中で、我が家族、
色々とお世話になっていること
この場をお借りして御礼申し上げます。
仕事、家、仕事、家の反復で、
生活の場に対する認識が薄い自分を改めないと。

スポーツに勉強に多忙な息子が、
お気に入りの本を読んでいる。
彼にとっても大事な時間なのだろう。
娘が漫画を読んでいる。
私「字読んでいる?」
娘「読んでない」
私「絵見ているんだ?」
娘「そう」
クスクス娘が漫画の絵を見て笑っている。
絵本にしても、漫画にしても、
自分で読み始めているのは、良い傾向。
そういえば、お化けの本、探したけど、
どっかいったみたい。
昨日はこの本読んであげるチャンスだったが・・
夏はやっぱり怖い話。



それでは、平成22年3月15日に伺った
神奈川県愛名やまゆり園の視察報告の続き。

日中一時支援は児童の利用者が多い。
厚木市近辺では、他に児童の日中受け皿があまりない。
そういう意味でもこの施設の事業は貴重なものだ。
利用者は養護学校の児童であるが、
彼らの通学手段に話が及んだ。
知的障害の養護学校高等部は
自立通学となる。
しかし実際は難しい方がいる。
個別ケアができない状況、
介助者が必要な場合、
こういう場合は、自分で車で行かねばならないケースがある。
また吸引が必要な方もいる。
こういう場合、複数の利用者でお金を出し合い、
移動することもあるのではないか?
お話に出たのは、経済特区。
有償運送法を認可してもらい、
助け合いNPOが、こういう利用者のための
タクシー業務を行うというものだ。
登校の支援は知恵を出せばやりようはあるとの話だった。
障害者に負担をかけないで
みんなで少しずつ出しあえばできる。
市民が夫々参加してエコポイントのように
ポイント制を設定することで
ボランティアで支えることもできるのでは?
行政は責任をもてないのでできないというが、
保険制度なども活用すれば・・
ボランティアの方は散歩などの介助、
さらには余暇で外出する際の支援もしている。
これらは参考事例がありそうなので、
調査してみる必要がある。


6月22日
繋ぐ

帰宅すると私の枕の右半分は娘が、
左半分は息子が占領し寝ている。
図で説明すると、
△の頂点が枕で、
頂点に向かい右から娘
左から息子が侵出している。
だから底辺の部分しかスペースがない。
二人を元の位置に戻せばよいが、
その気力がなく、
私は△の底辺になり横たわる。
そうそう、先日、娘にお化けの本を借りた。
結構面白そうなので、読んであげよう。
多分、息子も聞くと思う。



それでは、平成22年3月15日に伺った
神奈川県愛名やまゆり園の視察報告の続き。
施設の事業の一つに日中一時支援がある。
概要は次のとおり。
家族の就労支援や一時的な休息を支える目的で、
障害のある方(児童も含む)が時間単位で施設を利用出来る。
(HPより抜粋)
この日中一時支援は入所者のうち90名が利用。
それ以外は地域から通う。
地域から通う方は全体の4分の1。
なおここに入所している人も
外の作業所へ行くこともできる。
利用者のニーズに沿った、
支援事業を提供する、という趣旨だろう。
しかし、実態としてまだまだ、
こういう地域の事業所は少ない。
いずれにしても色々な意味で
連携をしていきたいとお話されていた。
なおここの法人は、愛川町の生活介護事業所、
子どもデイサービス事業所も受託している。
「県立だけと我々は地域に根ざしてやっている。
 今後の指定管理者の選定にはこういう
 地域へ根ざしているかどうかも基準に入れるべき。」
との主張もあった。

かながわ共同会の施設を視察して気づかされるのは、
福祉は複合的であり一つのサービスで
完結しないという考えかたである。
重度障害者の入所施設運営は主に県立・指定管理者でやるが
それだけで利用者のサポートにはならない。
市、町の事業を受託し、それと県立の入所者を繋ぐという
基本的な考え方がある。
当然といえば当然だが、
この連携にも拡大する余地はまだありそうだ。


6月21日
拓く道

議会報告会が終わり、帰宅。
一日の報告を妻から受け、食事。
そして子どもを風呂に入れ、歯磨き。
娘の髪をドライアーで乾かしたあとは、
娘に絵本「不思議の国のアリス」を読む。
娘が布団に入ると、今度は勉強中の息子のところへ。
算数をやっていたが、文章を読み解く力が求められる内容。
一問やり方は教えたが、後は自分でやっており、
私はそばにいただけ。
終わったのは12時過ぎだった。
しかし、スポーツに勉強に遊びに・・
多忙な日々だ。
私のときはもっと暇だった気がする。




それでは、平成22年3月15日に伺った
神奈川県愛名やまゆり園の視察報告の続き。
施設運営の一つに生活介護事業がある。
定員130人。
「日中の過ごしの場として、
 食事・入浴等など日常に係わる介助や、
 個々のニーズにあった支援提供に併せて、
 軽作業等の生産活動や創作活動の機会を提供している。」
そういえば市議をやっていたとき、
藤沢市石川のマロニエという障害者施設へ
2日間研修に行ったことがある。
その際、入浴介助、食事の介助などをやらせてもらった。
利用者は大人なので、運ぶのに苦労する。
腰に来るのだ。
そういえばスタッフは若い方が多かったのを覚えている。
愛名やまゆり園の話に戻るが、
県立県営のときはなかった、
地域支援事業の一環として生活介助を立ち上げたわけだ。
地域支援の沿革は次のとおり。
平成15年通所部を設置、
平成15年グループホーム6人からはじめ、
平成16年児童向けの短期入所をはじめる。
それまで子どもの受け皿が少ない状況であった。
平成18年指定管理者となってからは
相談事業をはじめる。

そして、愛名やまゆり園は、定められたエリアの
自立支援協議会のとりまとめをやっている。
自立支援協議会とは以下の通り。
「障害者自立支援法施行規則第65条の10
 (地域生活支援事業として省令で定める便宜)に、
 【地域における障害福祉に関する関係者による連携
  及び支援の体制に関する協議を行うための会議の設置】
  が規定されている。
  また、平成18年8月1日付け障発第0801002号
  【地域生活支援事業の実施について】(厚生労働省社会・
   援護局障害保健福祉部長通知)の
   地域生活支援事業実施要綱に、
  【地域自立支援協議会】を設置する
   とされている。」
以上。
協議会の財源は地方交付税の基準財政需要額へ算定されている。
協議会では人権問題の学び、相談事業などについて取り組んでいる。

しかし、福祉部門、改めてリサーチしているが、奥が深い。
かながわ共同会も果敢に道を拓いているが、
まだまだ、切り拓くべき道もありそうだ。
とにかく、今は現状把握を中心にしていこう。


6月19日
定員削減

明日は上記の通り議会報告会です。
飛び込み大歓迎です。
是非、お越しください!

アカデミー・オリンピア。
アインシュタインと彼の友達、
4人で作った勉強会の名称。
彼らは行きつけの喫茶店で紅茶を飲み、
チーズを食べながら
「光」「時間」について議論をしていたらしい。
権威主義の根付く大学もある中、
ここは自由に議論する集まりだったそうだ。
やがて、4人は夫々の道を歩むが、
終生、子どものように探求するアインシュタインのことを
友達は「我々は老いぼれたが、君の探求に忠誠を尽くしたい。」という。
「美しいものを追い求めるとき人は子どもでいられる」
  By アルバート・アインシュタイン
私自身、探究心は常に持ち続けたいし、
それは子ども達とも共有していきたい。




それでは、平成22年3月15日に伺った
神奈川県愛名やまゆり園の視察報告の続き。
視察の際、一番最初にお話されたのは
「人権」についてであった。
これは厳しく職員に伝えている。
施設利用者は伝えることができない。
従って、毎月、スタッフにおいて
人権問題を設定し、点検しているとのこと。
これは医療においても福祉においても重要なことだろう。
さて県直営から民間への移行の際、
一番、重要なのは、職員が一変するため、
施設利用者、保護者が不安に思う、もしくは混乱するということだろう。
藤沢市の福祉施設においても、
民間への移行の際、その問題が、
議論されたことを覚えている。
ご説明では、うまく移行がなされたとのこと。
従前から類似施設の委託を受けていたことも
うまくいった理由かもしれないが、
今後、施設から地域へ、
さらには行政から民間へという流は
避けられない以上、ここの事例は改めて、
調査する必要がある。

さて、事業の一つである入所についてである。
「これは居住の場として、
夜間や休日の生活の支援を行う事業。
すべての基礎である健康の維持に努め、
食事・入浴・排せつ等の生活介助を行う。
必要に応じて医療的な支援も行う。
定員は110名。」
上記はHPより抜粋。
ここの施設の特徴は、
障害の度合いがかなり重度の方への対応となっている。
現在、95名が入所しているが、
方針に基づき、最終的には90名にするそうだ。
重度の方が多い中、地域への移行は要チェックだ。
その受け皿は自宅はほぼ考えられず、
ケアホーム、グループホームということになるだろう。
いずれにせよ施設運営を請け負う法人に
先駆的取り組みが多いようなので、
学ぶべき点は多い。


6月18日
情熱

 我が家族のことで、色々とご迷惑、
又大変お世話になっていること
この場をお借りして深く感謝申し上げます。
恐らく、私自身も含め、知らないところで、
様々な方々のお支えがあるのだろうと思います。
至らない我が家族ですが、今後ともよろしくお願いいたします。

さて、帰宅すると、子どもが宿題をやっている。
ボリュームはどの程度か分からないが、
悪戦苦闘のようだ。
「一緒にいてくれ」と言われたので、
子どもの部屋に寝そべって、終わるのを待つ。
ウトウトしていると、「終わった」との一声。
夜中12時だった。
その後は野球の話、サッカーの話をしながら、
寝床に着く。
勉強といえば、私の小学校時代を思い出す。
机に座って、鉛筆を握るのに時間がかかり、
それから、軌道に乗るのに、更に時間がかかる。
いやだったなあ・・勉強。




それでは、平成22年3月15日に伺った
神奈川県愛名やまゆり園の視察報告。
場所は厚木市下荻野。
この施設は障害者支援施設であり、
社会福祉法人かながわ共同会が指定管理者として
運営を行っている。
事業としては施設入所支援、生活介護、
短期入所、相談支援、日中一時支援、
居宅介護、ケアホーム事業を行っている。
すでにかながわ共同会の運営施設は、
いくつも視察してきたが、
ことごとく理事長さんが、視察に同行してくれた。
理事長自身も県の職員だったようだが、
今回の施設でも、元県の職員という方と出合った。
こういう出会いは、面白い。
その方は、途中で県職員をやめたらしい。
県の仕事より、こちらのほうが面白いと感じたそうだ。
そういう方は時々いるのか?と聞いたら、
こういう方は他にもいるとのこと。
こういう話は情熱を感じ、心が弾んでくる。
しかし、親族の理解を得るのに苦労したとの話も・・・。
なるほど・・・・・・・・・わかる気がする。
それでは、運営現場の状況についてお話していく。


6月17日
頭脳センター

以前、放映していたルーキーズ(TBSドラマ)の川藤先生が
次のようなことを言っていた。
「小人閉居して不善をなす。」
(解説)徳の至らない人は、
暇があるとつい悪いことをしてしまう。
言い換えれば目的を持って頑張っている人間は、
悪いことをしている暇はないという意味。
この言葉私自身もかみしめなければならない・・・
そういえば川藤先生が、学生達に、
「夢を持て」としきりに言っていたのは、
ある意味、指導上の切実な願いもあったのかもしれない。
しかし、間違いなく、彼は身体を張っていた。
それに学生が応えたドラマだった。
我が家の子供達の環境も、目まぐるしく変化している。
勉強、スポーツ、人間関係、などなど。
小さな目的でも持てば、
それなりのモチベーション、原動力になると思う。
しかし、私自身が、悪い手本を大分見せてきたとつくづく思う。

昨晩は息子と屋内野球をし、
娘には「3人の娘と悪魔」という絵本を読んであげた。




それでは、平成22年3月15日に伺った
神奈川県総合リハビリテーションセンターの視察報告の続き。

注目すべきは、更正ライトホーム運営についても
敷地内の神奈川総合リハビリテーション病院との連携が
恒常的に行われていること。
福祉と医療の連携が昭和48年開設当初から、
この施設で実現できていたことは大変評価できる。
開設に踏み切った長洲元知事が、
政治的思想がどうであったかは分からない。
ただ、彼の「頭脳センター構想」という本を読んだなかで、
申し上げるとすれば、「連携」、「横断的」というのは
彼の考えの柱にあった。
未だ、行政全般で縦割りの弊害は打開できていないため
まだまだ、構想に習うべき点は多々ある。

この施設内では、
理学療法、
運動療法、
物理療法、
などなどが施される。
さらにはひざ、股関節手術後の患者が使うプール。
脊髄損傷の方を吊り上げて歩く練習を行う設備。
250台の患者にあった車椅子。
褥瘡(じょくそう 床ずれ)防止のためのクッション作成。
職能訓練などの施設案内を頂き説明を受けた。
複合的且つ多岐にわたる機能を持ち合わせているため、
改めて、一つ一つの機能と連携について調べていこう。
なお、施設も老朽化しており、今後施設整備と同時に
事業としても色々と見直す点もあるそうだ。
このあたりについても注目していきたい。


6月16日
リハビリ

早朝会議が連日続いており、
帰宅すると体がダルダル。
追い討ちかけるようにビールを飲むと子どもたちにとっては
たちまち、使えない(遊べない)父親に変身する。
昨晩に思いをめぐらすと、
子どもの「遊んで、遊んで」
「お話して、お話して」という言葉がこだまする。
「ごめん、お父さん、だるいから、勘弁して。」というのが精一杯。
今思えば、罪悪感が漂う。
じゃあ、せめてビールを飲まなければ良いのだが、
無意識に冷蔵庫を開けているのだ。

 昨晩の娘への本読みは、おやゆび姫。
「死ぬ」思いで読みきった。



それでは、平成22年3月15日に伺った
神奈川県総合リハビリテーションセンターの視察報告の続き。
 
同施設内にある、更正ライトホームについてである。
ここは障害者向けの事業と視覚障害者向けの事業が行われている。
 障害者については次の通り。
脳血管障害や脊髄損傷など、
肢体不自由や高次脳機能障害のある方に対して、
リハビリテーションセンター内の
神奈川総合リハビリテーション病院と連携し、
評価や各種訓練などにより、
自立に向けた支援を実施。
これまで多くの方々が単身生活や、
就労などの地域生活に移行されている。

 視覚障害者については次の通り。
障害者自立支援法に基づいて設置された指定障害者支援施設で、
視覚障害者の方々に対して入所・通所により、
利用者個々のニーズに応じた
総合的な自立訓練(機能訓練)プログラムを提供し、
家庭や社会での生活の広がりをお手伝いしている。
なお、昭和48年のオープンから
平成21年3月31日までの利用者総数は835人、
退所者総数は813人。
(上記 神奈川県総合リハビリテーション事業団のHPより抜粋)

視察の際のご説明では、
施設利用者のうち6割の方が、脳血管障害である。
又交通事故の方も多い。
さて、施設を回ると体育館がある。
ここでは、卓球がリハビリの一環で行われる。
これをやることにより、脳の血量が上がるそうだ。
興味のないことをやっても血量は上がらない。
レクレーションを兼ねたリハビリとしては
全国的にも例のない手法だそうだ。
しかし、この事業は収入に繋がらないという実状もある。
又スポーツリーダーとして障害者スポーツに関心のある大学生などが、
ここで年間30人程度研修している。
又、県内の障害者水泳大会もここでやっている。
さらに、障害者のアーチェリー大会はここが発祥の地だそうだ。
歴史と実績が積み上げられていることは間違いないようで、
駆け足の視察になったことが残念でならない。


6月15日
経験とノウハウ

娘はなかなかの策略家である。
彼女が、何度も「旅行に行きたい」というので、
「分かった。でもすぐにはいけないよ。お父さん仕事だから。」
そう答えると、路線を変えてきた。
「お父さん、旅行に、この人形持って行っていい?」
「お父さん、旅行に、このぬいぐるみ持って行っていい?」
持っていっていいもの作戦で来たのだ。
「あんまり持って行くと、向こうでなくすと大変だから」と今度は妻。
家全体が旅行前提の雰囲気になってくる。
やばい。
ひょっとして手玉に取られている?
着実に娘のレールが敷かれていくのを感じる。




それでは、平成22年3月15日に伺った
神奈川県総合リハビリテーションセンターの視察報告の続き。
同敷地内にある、七沢学園について。

まず、この施設は、知的障害児を対象にした児童施設と、
障害者支援施設(成人施設)との複合施設である。

知的障害児施設では、虐待やその傾向にあるケースと
自閉症など広汎性発達障害やADHD(注意欠陥多動性障害)等を
伴うケースの利用が依然として際立って顕著であり、
平成21 年度の利用者数は、入所が26 人、退所が26 人、
一日平均入所者数は28.1 人で、
一日平均入所率は93.7%であった。
(上記 神奈川県総合リハビリテーション事業団のHPより抜粋)

入所率の高さから、潜在的ニーズがおのずと明らかになる。
ADHDなどについても、私の知る範囲では、
医学的にも明確な位置づけがなされておらず、
まさに制度の狭間にある症状と受け止めている。
専門の医者もあまりいない状態で
当事者、保護者、関係者は相当に苦労している現状だ。
そういう意味では、事業団の経験、
ノウハウは今後リサーチしていく必要がある。


6月14日
困窮のきわみ

我が家の居間と寝室を利用して息子と屋内野球をやっている。
実は我が家は競技場?としてかなり使われており、
息子が3歳ごろから結構本気でサッカーもやっている。
(ちなみに家は大変小さいので狭い中での競技。娘と犬には迷惑だろう)
運動不足の私は日ごろ調査作業にかかりっきりなので、
唯一、微妙に身体を動かすのは、
子どもとの時間だけなのだ。
そういう意味では貴重なひと時である。
そうえば、娘が、最近、旅行に行きたい、行きたいと繰り返している。
行きたい場所は決まっている。
そこの宿泊所はチョコレートの「噴水」があり、
溢れるチョコにマシュマロを入れて、それを食べることができる。
チョコ好きの娘にしてみれば、夢のような場所だろう。
しかし、日程がなかなか見つからない。
少々先になりそうなので、何かつなぎのもの考えよう。




それでは、平成22年3月15日に伺った
神奈川県総合リハビリテーションセンターの視察報告の続き。
この施設には冒頭申し上げたように、
8つの医療、福祉施設が同じ敷地内で運営されており
そのうちの七沢療育園にも伺う。
短時間での視察であったため、
概略を申し上げる。
この施設も社福の神奈川県総合リハビリテーション事業団により
運営されている。
施設の概要は、児童福祉法と医療法に基づいた、
知的な面と、身体機能の面の、両面で重い障害がある
重症心身障害児(者)を対象とした施設。
かながわ障害者地域生活支援推進プログラム大綱というものがあるが、
それによると重症心身障害児(者)は県内で2300人。
そのうち在宅で1700人生活している。
現状としてこういう方々をサポートする資源は少ないそうだ。
困窮のきわみともいえる、こういう方々と
これを支える方々の現状は詳しく調べていきたい。
そうすると、行政事業の優先順位もより明確になってくるはずだ。


6月13日
介護の現場

 我が家族ともども、色んな方にご迷惑おかけし、
又大変お世話になりながら、試行錯誤の日々。
関わりを持った全ての方々に感謝申し上げます。

一日中、娘との時間にした。
サンリオ・ピューロランドに
行きたいと言っていたので
二人っきりで行く。
実はここは私自身がお気に入りである。
マイメロディ−、クリリンという
キャラクターを取り巻く友情を描いたショー、
「キティとオズの魔法の国」のショー、そしてパレード。
全てに磨きがかかっており、感動を覚える。
今の演目が変わる頃、又訪れたい。
そして帰り際、娘が大きくなった頃、お父さんはちゃんと
君と遊んでいたと証拠を残すため?
二人で写真も撮る。
父親との思い出はすぐなくなると聞いたので。




それでは、平成22年3月15日に伺った
神奈川県総合リハビリテーションセンターの視察報告の続き。

病院の中を見てまわると、設備面で色んな工夫が見れる。
車椅子の高さに合わせた洗面台。
天井にレールが設置されているが、
これは患者を吊り移動させて、
お風呂、トイレへ運ぶためのもの。
患者が家に帰る前、
こういう設備を使い、
介護者が疑似体験で泊まってもらう。
体位を変えたり、排泄の介助などを含めて。
なお今お話した設備は自宅へ設置することになる。
体の自由がきかない方を介助するため欠かせない。
介護の現場は、詳しく知るところではないが、
改善の余地は多々あるのではないだろうか?


6月12日
眉で意思表示

時間は、絶対的・不変であると思われたが、
変化するものである。
 昨日の実験の続き、 
電車の外から、立ち止まった人が、この実験を撮影する。
すると、先ず進行方向と逆側のお父さんの懐中電灯から光が発せられ、
「そのあと」、進行方向のお母さんの懐中電灯から光が発せられることが、
撮影の結果分かる。
少年の鏡に光が届くのは同時であった。
外からの見た目のそれぞれの光の速度は違う。

電車の中では「同時」に光を発したのに・・
外から見ると双方の光の発信の「タイミングが違う」のだ。
ここに、「空間」により、時間の流が違うことが判明された。
正直、その原理をここで説明できない。
ただ、同時のはずの光の発信のタイミングがずれたのは驚く。
詳細をDVDで説明してくれると有難かったのだが・・・

ここからは井手の想像になる。
間違っていたらすみません。
端的に言うと、「お父さんの発する光の空間」は時間の流が遅い。
「お母さんの発する光の空間」は時間の流が早い。
光の速度は不変である(当初からアインシュタインの仮説であった)から、
お父さんの発した光はゆっくりと流れる時間の中で、
少年の鏡に向かう。
お母さんの発した光は早い時間の流れの中で、
少年の鏡に向かう。
外からの見た目、お父さんの光は遅く、
お母さんの光は早いが、
双方の空間の時間の流は異なるので、
そのように見える。
いかがだろうか?
詳しい方、掲示板に掲載してくださると有難いです。
しかし、何の日刊か分からなくなってきたな・・



それでは、平成22年3月15日に伺った
神奈川県総合リハビリテーションセンターの視察報告の続き。

いわゆる制度の狭間にいる方のお一人に
お会いすることができた。
その方は、突然、体が動かなくなり、
話もできなくなった方だ。
ベットに横たわるその姿、表情はいたって普通である。
その方の目の前にパソコンがセットされ、
頭にハチマキのようにプラスチックの輪がセットされ
その輪から一本眉に向かって検知器がつけられている。
眉の動きを検知して、パソコン画面に挨拶をしてくれた。
「ごくろうさま」
すごい!
そのあと、ひらがなの書いたシートをその方の前に提示すると
目の動きでひらがなを示し、スタッフがその意思を確認する。
こういう方とのコミュニケーションを取れたことは
大変貴重であったが、技術力にも驚いた。
医療費なども高額になると思われるが、
どのような仕組みになっているかは、
改めて調べてみることにしよう。


6月11日
制度の狭間?

 昨日、アインシュタインのDVDを見ようとすると
「今日は休みにしよう」と提案を受ける。
「了解」と引き下がる。
 さて昨日の続き、「時間」はどこでも規則正しく流れるのだろうか?
走っている電車の中で実験を行う。
少年が鏡を持ち、通路に立つ。
少年の母親が進行方向から、
父親が進行方向と逆方向から、挟み撃ちする様に、
それぞれ少年に向かって懐中電灯を「同時」に照らす。
すると光は少年の鏡に「同時」に届く。
この現象は当然のことだ。
 しかし、この電車を外から見ると異なる現象になる。
この実験で、「時間」は場所によって
流れ方が変わることが判明するのだ。
外から見るとどうなったのか?内容は後日。
 内容もさることながら、
アインシュタインの思考、
追い求めたものに僅かでも接触できることに楽しさを覚える。
こういう感覚、子どもたちといずれ共有したい。




それでは、平成22年3月15日に伺った
神奈川県総合リハビリテーションセンターの視察報告の続き。
冒頭で申し上げたように、複数の機関が内在する。
 先ず、神奈川リハビリテーション病院の概要は以下の通り。
昭和48年の開設以来、脊髄損傷及び脊髄疾患、
脳外傷(高次脳機能障害)、脳神経疾患、
骨・関節疾患(変形性股関節症・変形性膝関節症)、
二分脊椎、小児リハビリ、ロービジョン、
神経難病等の治療と訓練をチームアプローチにより、
早期社会復帰に向けたリハビリテーション医療を行っている。
 病棟を回りながら説明を受ける。
高次脳機能障害は交通事故、側頭葉をやられている場合、
など人によって原因はまちまちだそうだ。
2ヶ月から3ヶ月リハビリをやる。
リハビリには医学リハ、職業リハ、社会リハに区分される。
高次脳の場合は、記憶力の低下があり、
規則正しい生活をして、障害を回復している。
しかし、復職率は1割ぐらいと少ない。
 病床は80床。
60歳以上の交通事故による入院が増えているようだ。
その他、若者の交通事故、労働災害など。
頚椎損傷の場合、
手に障害が出てくる。
この場合は6ヶ月のリハ。
脊椎損傷の場合、
足に障害が出てくる。
この場合は3ヶ月のリハ。
 いわゆる、先天性の障害とは違い、
事故にあう前は一般的生活をしていた方々である。
いわゆる、障害者の法律にあてはまらない
「制度の狭間にいる方々」という説明もあった。
ひょっとすると法的不備も考えられるので
この点はリサーチしていく必要がありそうだ。




6月10日
意気込み

日々子どものことの大半を妻がやってくれているが、
風呂入れ、歯磨き、本読み、寝かしつけは私の担当。
じっくり味わいながら担当業務をやっている。
アインシュタイン・ロマンのDVD鑑賞も本読みの分派。
空いた時間は家族で?DVDを見ている。

 「常識はこれまで受けた教育に基づく単なる偏見だ。」
by アルバート・アインシュタイン 
時間はどこでも同じく規則正しく流れるというのは
ニュートン力学。
しかし、アインシュタインはこの考え方に疑問を抱く。
この後の展開は後日・・・

少なくともこのDVDで分かったことは、
いずれ整理して息子に話せるようにはなっておきたい。
といいつつ、やっぱり自分のためだな。
実は昨日、家族から苦情が出た。
「もう、今日は終わりにして」



それでは、平成22年3月15日に伺った
神奈川県総合リハビリテーションセンターの視察報告の続き。
先ず、この福祉と医療の複合組織を管理運営するのは
社会福祉法人神奈川県総合リハビリテーション事業団である。
この事業団は、総合リハビリテーションセンターを
運営することを目的に、
昭和48年に神奈川県が設立。
その後、平成18年度からは、
指定管理者制度が導入され、
事業団は、リハビリテーションセンターの指定管理者となっている。
職員数は総計940人。
内、医師が55人、看護師が307人である。
社会福祉法人にも色々あるが、
私の感触としては巨大な組織だ。
長洲元知事の肝いりで設立されたと聞く。
設立以降、障害を持つ方の社会復帰を目標に運営されてきた。
その機能は現時点においても、重要なものであるため、
これまで蓄積してきたであろうノウハウは、
相当に貴重なものであろう。
役員名簿は以下の通り。

 職 名  氏  名  所属機関・団体における役職名
 理 事 長  山本 正人  事業団理事
 副理事長  大久保 吉修  神奈川県医師会会長
 専務理事  安野 讓次  事業団理事
 常務理事  中山 健一  事業団理事
 理事  安藤 浩己  神奈川県知的障害施設団体連合会会長
 理事  勝又 壮一  事業団理事兼神奈川リハビリテーション病院院長
 理事  齋藤 知行  横浜市立大学医学部教授
 理事  木 敬三  慈恵大学専務理事
 理事  馬嶋 正剛  神奈川県医師会副会長
 理事  水島 貞  神奈川県社会福祉協議会経営者部会副部会長
 理事  横地 甲子夫  神奈川県身体障害者連合会長
 理事  依田 雍子  神奈川県手をつなぐ育成会会長

評議員名簿は次のとおり。
 氏  名  所属機関・団体における役職名

 1  石川修  鎌倉女子大学教授
 2  猪口貞樹  東海大学医学部付属病院長兼高度救命救急センター長
 3  大久保一雄  神奈川県民間知的障害施設協同会長・進和やましろホーム施設長
 4  太田和年  厚木病院協会長・医療法人鉄蕉会森の里病院長
 5  大塚由美子  NPO法人脳外傷友の会ナナ理事長
 6  柿島憲一  厚木市福祉部長
 7  黄金井秀夫  七沢地区自治会連絡協議会長
 8  小杉芳春  社会福祉法人野百合会野百合園長
 9  小林美津子  神奈川県立二俣川看護福祉高等学校教諭
10  近藤正樹  神奈川県医師会副会長
11  笹生正人  厚木市医師会副会長
12  宍戸和夫  神奈川県社会福祉協議会常務理事
13  白水眞理子  神奈川県立保健福祉大学看護学科教授
14  相馬一亥  北里大学医学部教授
15  橋徳男  神奈川県保健福祉局企画調整部長
16  高橋正年  元厚木市医師会長・高橋内科医院長
17  田口芳雄  聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院長
18  種田順一  神奈川県立伊勢原養護学校長
19  坪根望  神奈川県手をつなぐ育成会事務局長
20  戸井田愛子  神奈川県身体障害者連合会副会長・茅ヶ崎市身体障害者福祉協会長
21  長倉靖彦  神奈川県病院協会副会長・横浜掖済会病院長
22  原田茂  社会福祉法人清琉会玉川グリーンホーム施設長
23  平澤敏子  神奈川県看護協会長
24  矢作政行  伊勢原市保健福祉部長
25  山田二郎  山田二郎法律事務所
双方ともこの名簿を見ると、
設立に対する意気込みは少なくとも感じる。


6月8日
福祉と医療の連携

帰宅し、妻から一日の報告を受ける。
子どものことから、その他もろもろ。
とにかく色んなことがある。
考えてみると当然といえば当然か。
私の一日の報告をしようと思えば
1時間や2時間ではたりない。
妻自身のこと、さらに子ども二人分に、犬のことまで。
そういういみでは、時間は足りないかもしれない。
子どもを風呂に入れ、お決まりのことを終えると、
本を読んであげて寝かしつけ。
しかし、我が家での会話のネタは尽きない。
トラブルから、楽しかったこと、つらかったことなどなど。
子どもの話も含め、聞くのが少々つらいときもあるが、
最近慣れてきた気がする。
 昨日、湘南台の図書館へ行ったとき、
「堀明子さん」の詩集が展示してあった。
小学校3から4年生の頃の詩集。
彼女は藤沢で1972年に生まれ1988年に帰天すると記されている。
直筆で展示されていた詩は以下の内容。

生きるよろこび

ああ 生きるよろこび
生きているから
よろこびがある
おいしいものも
たべるよろこびも
美しい絵に感動し
見いるときの幸福も
生きているから
味わえる
生きるよろこびにくらべれば
少しばかりの不幸など
なんでもない

彼女の詩集、子どもに読んであげたい。
というか、私が読みたい、といったほうが正確かも。



それでは、平成22年3月15日に伺った
神奈川県総合リハビリテーションセンターの視察報告。
場所は厚木市七沢にある。
実はこの視察、短時間の設定でお伺いしたが、かなり無理があった。
そのくらい、内容が豊富であり、且つ、様々な機能があったのだ。
このセンターには次のような施設が包括されている。
●神奈川リハビリテーション病院、
●七沢病院脳血管センター、
●看護局、
●七沢学園、
●七沢療育園、
●七沢更正ライトホーム、
●地域支援センター、
●リハセンター研究部、
●厚木看護専門学校
である。
視察の内容を総括的に言えば、
2つの病院、3つの社会福祉施設、地域支援センター等の連携により、
総合的で一貫したリハビリテーションが提供されているということ。
福祉と医療の連携の重要性は言われて久しいが、。
このセンターはその連携を
ハード的にも運営的にも実践しているようだ。
横須賀の県立保健福祉大学は、
福祉、医療などを複合的に学ぶところだったが
ある意味ここはそれを実践する現場だ。
それでは運営組織、さらに運営現場はどうなっているのだろうか?


6月7日
無花粉スギ

水泳を習う子どもと、
ジャパンオープン水泳競技大会を観戦。
チケット一人1500円。
場所は東京辰巳水泳競技場、
電車で湘南台から1時間半かかる。
しかし、行ってよかった!
 朝の9時に予選が始まり、午後4時から決勝、
そして午後7時過ぎまで続く。
驚いたのはある種目で小6の女の子が出場していたこと。
その子は、所属グループで2位と大健闘。
その他にも、才能のある若者は
独特の雰囲気をはなっていた。
また高校2年の女子が高校新記録を出した場面も感激であった。
私自身、記録、タイムというものを
追い求めた経験がないだけに観戦しながら、新鮮な気持ちになる。
 そして衝撃的瞬間は最後に待っていた!
最終種目、女子自由形100メートル決勝・・・
勝敗が決し、表彰式が終わり・・
銅メダルを獲得した日体大の松本弥生さんが
メダルとともに受け取ったぬいぐるみを
観客席に投げ、それを我が家の子どもがゲット!
これも何かの縁である。
単純な私は松本さんのファンになり、
是非、オリンピックで活躍して欲しいと願うのだ。



それでは、平成22年3月15日に伺った
県立自然環境保全センターの視察報告の続き。
 前段でも申し上げたとおり、
このセンターの研究部では丹沢大山と
ブナ林の衰退、人工林の荒廃、
希少動植物の減少などについて研究している。
気候、動植物の影響、手入れのあり方、
などなど原因は様々なのだろう。
改めて調査、勉強したい。
 なお県では、山林の保全など、
水源涵養・土壌保全のため、
超過課税(通常の課税を超えて徴収)により税を徴収している。
意外とこの事実は県民に知られていないかもしれない。
 又、花粉症対策の事業も研究している。
具体的には無花粉スギの実用化である。
今後はどういう形で供給するかという段階にあるそうだ。
 山の問題はご承知の通り、
水道水の問題にも直結する。
山が荒れると、土壌が流れ、
ダムに必要以上に土砂が堆積し、
その浚渫のため多額の費用がかかる。
それはそのまま水道料金へはねかえる。
その他、温暖化との関係など。
神奈川県の大部分を占める山林の現状と対策、
これからも調査を続けていきたい。



6月6日
知る人ぞ知る

家に帰ると、家族から集中的に
一日の報告を受ける。
全員が同時に話してくることもある。
これに我が家の犬もじゃれついて加わるので、
大変「にぎやか」である。
私はタイミングを見て、
別の部屋へそっと移動し、
床の上に横たわる。
冷たい床が心地よく、
目を閉じていると、娘が私を探している。
「お父さん!お父さん!」
ここは知らないふりだ。
子どもと風呂に入るころやっと落着く。
あとはトランプなり、カルタなり、本読みなり
静かな時間になる。
大体人の行動パターンは同じだな。



それでは、平成22年3月15日に伺った
県立自然環境保全センターの視察報告の続き。
 この視察で遭遇したわけではないが
以前子どもとこのセンターに行く途中、
七沢に入ったあたりで、
車道を横断する猿、さらには
道路沿いの家の屋根に座った数匹の猿を見たことがある。
県全域では、現在23のサルの群れがあり、
そのうち20群が農作物などに被害を与えているらしい。
1群あたり20頭から100頭。
熊については県内で35頭、
これは遺伝子で確認されている。
以上のような動植物の現状などは
神奈川県に住んでいてもなかなか知りうる機会はない。

このあたりの特性を充分捉えた中で
神奈川の山林とどのように向き合うべきか。
そこでやはりボランティアの存在が欠かせない。
ボランティアとしての自然公園指導員は180人。
30数団体の丹沢ボランティアに支えられている。
このセンターをこういう方々の活動における
拠点にしたいという県職員の説明もあった。
 法律、条例に沿って執行する職員だけでは
現実の自然と向き合うことは、実際困難である。
協働という言葉は言われて久しいが、
県施設をまわっているとその多くに協働が見えてくる。
県は何をやっているか分からないといわれるが
一方で県と協働する県民も随分多い。
県が知る人ぞ知る団体になっている可能性がある。
県の役割と取り組みをしっかり伝え切れていない
我々議員にも責任はある。


6月4日
丹沢の動植物

先日、妻と娘が、虫好きの方と出会ったそうだ。
それもあってか娘が虫の話をよくしてくる。
そういえば、藤沢市内で、
日曜日に自然観察会を
やってくださっている団体がある。
以前は子どもを連れて何度か参加をした。
予定を聞いて、娘を連れて行こうかな。
連絡先と今後の予定は今、確認できた。
よし!


それでは、平成22年3月15日に伺った
県立自然環境保全センターの視察報告の続き。
 5事務所の統合で現在運営を行っているわけだが、
職員は正規職員58人を含めて、
非常勤をあわせると104人。
職員の説明によると非常勤に支えられているということである。
その体制の下、一つの取り組み事業として、
丹沢大山の自然状況・悪化への対応がある。
それに関わる事業として、植生の保護施策、
日本鹿の保護施策、
などがある。
実はこの二つの事業はある意味相反するところもある。
 下草が鹿に食べられ、土壌が流れるという実状があるのだ。
土壌の流は希少動植物を少なくし、
水源涵養機能も減退し、
土壌は川へ、若しくはダムへ流出する。
さらに鹿はブナの木の皮も食べる。
ちなみに県内の山には4500頭の鹿が確認されている。
最近、丹沢に雪が積もらないことは
鹿の増加の要因にもなっている。
なお一頭の鹿は1日5キロの植物を食べる。
4000頭だと東京ドーム一個分の植物を食べることになるそうだ。
鹿の食欲に驚くとともに
鹿を支える植物の膨大さに圧倒される。 
 それでは鹿以外には県内の山林にどういう動物がいるのだろうか。


6月3日
広大な事業

肩こりと、頭痛はここ数年の課題。
通常、首の骨は、後ろに向け湾曲になっているそうだ。
「井手さんの首の骨はまっすぐになっており
 肩が凝りやすい骨の構造です。」
と以前、レントゲンを見ながら某病院で言われる。
接骨院なども通院中だが、
整形外科に行くことも進められ
湘南台の整形外科に行く。
レントゲンをとると、首の骨は正常で
後ろに湾曲していると説明される。
ええ?ではあの時のコメントは?・・

そういえば、私は視力も悪いので、
目との関係も可能性あり。
眼鏡屋さん、眼科に行ってみるか。





それでは、平成22年3月15日に伺った
県立自然環境保全センターの視察報告。
視察を終えてみると、このセンターはある意味全面的に
ボランティアに支えられていることが判明。
このあたりも報告していくが、
先ずは、センターの取り組み内容を以下に抜粋。
●国定公園、県立自然公園に係わる許認可
●自然公園、県有林などに係わる財産管理
●丹沢大山自然再生計画の推進に係る自然再生事業の企画立案、進行管  理、関係機関との連絡調整等
●自然環境保全に係る各種団体、ボランティア等の活動の推進
●傷病鳥獣(野生生物)の保護管理活動
●水源林の確保、管理、整備
●県営林管理経営・県有林の分収契約
などである。

センターは、以前私が子どもたちと行ったときと違って
改築されていた。
8割は県産材を使用して建築されている。
 沿革だが、平成12年4月1日に、
自然保護センター(昭和53年10月設置)、
箱根自然公園管理事務所(昭和35年12月設置)、
丹沢大山自然公園管理事務所(昭和40年4月設置)、
森林研究所(昭和32年5月設置)、
県有林事務所(昭和35年6月設置)
以上、5事務所を統合して設置された。

事業内容、沿革から、重要且つ、
面積的にも広大な事業であることが分かる。
では現場の様子はどうなっているかについて
ご報告していきたい。




6月2日
献身的な方々

なにげなく新渡戸稲造の伝記を声を上げて読むが、
息子は別の本を読んでおり、
耳をこちらに傾けていないので、
読み聞かせではなく、寝床で、
その伝記の話をしてあげた。
まあ、これも一つの方法ではあるな。
 娘にはおやゆび姫を読む。
彼女は本を積極的に私のところへ持ってきて「読んで」という。
本には親しみを感じているらしい。
いずれにしても、子どもとの繋がりという点で、
本は有難い存在だ。

そういえば、もう蛍の時期になった。
恒例の蛍観賞に子どもを連れて行こうと思い、
娘に「いこうか」というと「いかない」との返事。
「なんで」と聞くと、「べつに見たくないから」だって。
蛍の本でも借りて、行く気にさせようか・・



それでは、平成22年3月15日に伺った
県立自然環境保全センターの視察報告。
この施設は厚木市七沢にある。
実は何度か子どもをつれて、
この施設には来ている。
目的は自然観察会への参加。
日曜日の午後1時にセンターに行くと
自然の中をボランティアの方が誘導してくれる。
子どもを連れて行くと、「観察会への参加ですか?」
と意外そうな表情で言われ、
「そうです」と答えると、
喜んでくださった記憶がある。
皆さん、自然に詳しく、色々と教えてくれた。
季節を変えて、伺うと又違うボランティアの方が
その季節に沿って、色々とご教授くださる。
いくつかのボランティア団体がローテーションを組んで、
観察会を催してくださっているそうだ。
ルートは同じだが、季節ごとに出会う植物、動物が違うため
時々行くと変化を楽しめる。
参加費は無料。
ここにも献身的ボランティアの方が
観察会を含めセンターの運営に大変ご尽力くださっている。
本当に頭の下がる思いだ。


6月1日
福祉施設同士の関係

水泳・ジャパンオープンの大会を息子と見に行く。
主催する日本水泳連盟としても大きな大会と位置づけているため、
世界を目指す選手にも出会うことができるだろう。
息子とともにその雰囲気だけでも感じることができればと考えている。
行く前には、有名選手を含めた出場選手のリストを手に入れておきたい。
午前が予選で午後が決勝。
表彰台に上がりメダルの授与式も行われるとのこと。
テレビでは良く見る光景だが、
実際見るのははじめてである。

さて、新渡戸稲造伝記の読み聞かせである。

今ふと思ったが、
新渡戸氏がアインシュタイン、キュリー夫人と接点を持つ場面から
読みはじめるとどうだろう。
伝記の流としては順番が前後するが、
なんにしても興味を持たせるためには
これもありかな・・



それでは、平成22年3月15日に伺った
県立厚木精華園の視察報告の続き。
 課題の一つに障害者雇用の難しさがある。
この施設では障害者が共同会の非常勤職員として
事業運営に参加している。
手続き的には、最低賃金の適用除外申請を提出し、
神奈川県の雇用促進事業に則り、
障害者を雇用し、県から助成を受ける。
具体的には他の障害者施設の利用者を
掃除担当として雇っている。
福祉施設同士の関係作りの大切さをここに見ることができる。
さらに秦野精華園の方が洗濯物を取りに来ていた。
クリーニングという業務の割り振りが
施設同士で行われている。
又、施設内ではアルミ剥がしの作業が主に行われていた。
この作業で剥がしたアルミを産廃業者に売る。
こういう作業の確保には大分苦労しているらしい。
日中活動ではレクレーションワーカーに来てもらい
楽しみながら身体を動かしてもらう企画も行われている。
この施設にはリハビリ事業がない。
なんにもしないとどんどん退化してしまう。
いかに楽しんで運動を促すかは大変重要だ。
ちなみに施設利用者の半分以上が車椅子である。
そういえば先日家族でボーリングへ行ったとき、
隣のレーンは障害者の方々だった。
余暇を含めてこういう時間も色々と施設の方は
工夫されているのだろう。

さて、施設内をまわると、
整髪室がある。
個人ボランティアやNPOの方が利用者の整髪をやってくれるそうだ。
その他、お化粧のサポートもこういう方々がやってくれるそうだ。
こういう話を伺うたびに献身的なご活動をされる方に
つくづく頭の下がる思いだ。
又、ゲストハウスを見せていただく。
ここは利用者のご家族が面会に来たとき、
ご家族が宿泊するための施設である。
しかし、すでに利用者自身大変高齢であり
その家族も高齢のため、泊まること自体なかなか困難だそうだ。

以上2時間弱の視察であったが、
私なりに見たものを羅列してみた。
恐らく、実態のほんの一部しか見切れていないだろう。
私どもが当たり前に思っていることが
当たり前でなく、改めて「生活」、
「人間介護」というものを考えさせられる視察であった。
今後は、障害者自立支援法などの法律、
さらには県としての予算上の取り組みなどを
精査していこうと思う。


5月31日
医療措置

昨日、お誘いいただいた講演会へ出席。
内容は不登校、ひきこもりの子どもを受け入れるNPOの方の話。
ある、いじめられている子にそのNPOの方が言ったそうだ。
「君は弱いのではないよ。
 苦しんでいる人の気持ちが分かるから、
 人を責めることができないんだよ。  」
その子は、その後、積極的な子に変わったらしい。
実はこの話は坂本竜馬の母親が
幼少期の竜馬に言った言葉として有名だそうだ。
そして話は続く。
「憂う・・とは悩む、不安になるということ。
 これに人をつけると優という字。
 これはやさしいという意味もあるし、
 すぐれているという意味もある。
 憂う子は優れているということ。」
この話を聞くと、パッと新しい扉が開くような感覚になる。
しかし、心の話が中心だったが、昨日の話を聞いて、
私自身、不義理で、心無い生活をしているなあとつくづく思う。

新渡戸稲造の伝記を、昨日息子と読み始めた。
稲造の曾おじいさんの伝蔵、おじいさんの伝(つとう)など、
南部盛岡藩での活躍から始まるが、
始まりが少々退屈だったかもしれない。
彼の様子を見て、読み聞かせは短めに終わった。
これから、盛り上がるのでそれまで辛抱できるかな。
毎度のことだが、この時間、私が楽しんでいる。




それでは、平成22年3月15日に伺った
県立厚木精華園の視察報告の続き。
我々もいずれ認知症にならないと限らない。
状態像は、知的障害と似ているらしいが、
厚木精華園から、高齢者施設への
利用者の移行は考えていないそうだ。
医療体制であるが、
利用者には知的障害に精神がかぶっている方もいる。
精神科の先生には週に一回来てもらっているが
探すのに相当苦労したそうだ。
さらにはナースの数が絶対的に少ないとのこと。
夜間、どうしても職員でやらざるを得ないケースもある。
医療行為を福祉現場で行う
試みとして、老人施設における「吸引」が
厚生労働省のモデル事業として行われているそうだ。

以下、吸引についてIT検索から抜粋。
 吸引の医学的整理について。
 各々の処置について、ある人は危険といい、
 ある人はそんなに危険でない といいます。
 そもそも吸引とはなにを意味するか?

 (排痰)=(痰を移動させる手技)+(吸引)

以上の解説があった。

その他、「胃ろう」は胃に直接、管で栄養を送る処置。
福祉現場でやむなく行われる処置があるとすれば、
現実を見据えて、対処していかざるを得ない。

更に言えば、医療器具などを福祉施設に配置すると
スペースが足りなくなり、
おのずと定数削減せざるを得ないという現実もあるそうだ。

福祉、医療などを兼ねるこの施設には82人の常勤スタッフと
70人の非常勤スタッフが従事する。
一つの福祉施設であるが、
様々な課題と要素が入り混じっている。


5月30日
人間介護と生活介護

帰宅して、娘と折り紙。
ハートの形、紙コップの折り方を娘に教えてもらう。
しかし、なかなか覚えきれない。
その他ピカチューも折れるらしい。
私「ここから折り方わからない」
娘「ああ、もう・・じゃあ、かしてごらん」
このやり取りは何度も繰り返された。



それでは、平成22年3月15日に伺った
県立厚木精華園の視察報告の続き。
医療分野と福祉分野の境界はグレーな現状もある。
看護師がやれば問題ない。
しかし24時間となると、実状そうはいかない。
これは福祉全体の問題である。
進行性の難病、ガン・・これらも厚木精華園では限界。
療養型病院への移行、また終末をむかえるところの見学もしているそうだ。
この施設は高齢者が多いため、
病院とのかかわりはどうしても避けられない。
しかし、療養型病院に移っても、浮いてしまい、
幸せでなくなってしまう。
「人間介護と生活を守るのは違う」と説明された。
考えさせられる言葉である。
この施設の中にも診療所はある。
しかし未だ医療体制は追いついていない。


5月28日
医療と福祉の境界

新渡戸稲造の話を子どもにすると関心を示した。
新渡戸氏は、今DVDでみているアインシュタインとの関わりもあるし、
タイミングみて新渡戸氏の伝記、
一緒に読もうと思う。
 さて昨日、三国志の続きを息子と読み、
区切りのよいところで読みやめると、
その後も一人で読んでいる。
「よし、よし」
関心を持ってくれるのはうれしい限りだ。
 子どもと本との出合い、私も楽しみながらつくっていこう。




それでは、平成22年3月15日に伺った
県立厚木精華園の視察報告の続き。
厚木市の事業受託でとして、
身体障害者生活介護事業もおこなっている。
身体障害者は中途障害の方が多い。
知的障害の方への対応ノウハウでは通用しない。
さらには身体と知的の合わさった方もいる。
その対応プログラムは難しい。
さて、県事業である入所についてである。
入所者は105人(H22.1.31現在)。
この人数を平成22年には100人にするそうだ。
利用者の年齢も高い中で、人数を減らすのは難しい。
しかし障害者自立支援法に背中を押されたとの話もあった。
入所者が在宅になるのは100%無理なので、
共同会独自でケアホームをつくっている。
かなり無理をして利用者を施設から出し、
ケアホームへ繋げる。
10年以上前は施設から出るという対象者でない方も
今では対象になっているそうだ。
一方、ケアホームに対する利用者の評価が高く、
この点は障害者自立支援法の功罪の功の部分になるとコメントあり。
ケアホーム新設に対する補助、
家賃補助などを含め、財源は少ない。
さて、入所のほうに戻るが、
医療とのかかわりがある。
どのような状態まで施設で生活するのか・・
高齢の2次的障害、口からものを食べられない嚥下の問題などなど。
食事については我々が食べるものを
刻んでみたり、ミキサーにかけてペースト状にする。
105人の入所者の中で6割がその形状の食事。
それでも食べられない場合は鼻から管を通して栄養を入れる。
中にはその管を抜く人もいる。
さらに胃にチューブを通して栄養を送るいわゆる胃ろうの方は7人いる。
知的障害、福祉の範疇でおさまらないことは多い。
ご案内の職員の説明で印象に残ったことば。

「口から食べられないときは福祉の範疇でないと思っていたが、
 15年前にここに来て価値観が変わった。
 適切な処置を施せばここで暮らせる。
 最大の楽しみである食事の楽しみを奪われるなか、
 延命を目指すのも良いが、違う喜びを提供できればよいと思う」

医療分野と福祉分野のボーダーで、
現場の職員は様々な価値観、思いの中で運営に取り組んでいるのだ。


5月27日
可能性

水泳のジャパンオープン大会が東京で行われる。
水泳を習う子どもに北島康介選手を見せたいと思い、
水泳連盟、北島事務所に問い合わせする。
残念ながら、ヨーロッパグランプリへ参加するため、
この大会には参加しないことが判明。
子どもは、それでも大会を見に行きたいというので、
連れて行くことにした。
しかし、一度は金メダリストの勇姿を子どもと見てみたい。
再度北島事務所へ問い合わせをしよう。

昨日から又、息子と三国志の読書再開。
相変わらず読者を楽しませる展開に敬服。




それでは、平成22年3月15日に伺った
県立厚木精華園の視察報告の続き。
この施設、独特な運営がある。
県立施設の中で、一部、厚木市の事業を行っているのだ。
事業内容は重度心身障害の日中利用サービス。
運営者は同じくかながわ共同会。
県には厚木市の委託事業の報告をし、
了解を得ているそうだ。
実態として、重度心身障害者への
日中サービスを受けられる施設は少ないという。
例えば入浴サービスにしても
大きな移動用の機械などが必要になる。
そこで、厚木精華園は活用できると考えたのだろう。
共同会の指定管理者としての動き方は、実に興味深い。
がちがちに固まった行政運営を、
柔軟に、かつ利用者側にたった視点で道を切り開いている観がある。
この法人を見ていると指定管理制度の可能性をさらに模索してみたくなる。


5月26日
施設に戻りたくない

しつこいようだが、相変わらず
アインシュタイン・ロマンを食卓で見ている。
E=mc2
これは、エネルギー=質量×光速の自乗であり、
三者の関連を規定している。
キュリー婦人のラジウムにおける放射線研究。
そしてE=mc2というアインシュタイン方程式は、
物質のもつエネルギーを明らかにし、
やがて原爆の開発の源になっていく。
一方、アインシュタインとキュリー婦人はともに平和運動に勤しむ。
実は、国際知的機関のとりまとめをしていた
新渡戸稲造氏も、この二人とともに行動したことがある。
食事中のテレビは原則だめだが、
このDVDは特例として妻に許可を得ている。
つくづく子どもの存在は、
私に色んな扉を提供していると痛感している。



それでは、平成22年3月15日に伺った
県立厚木精華園の視察報告の続き。
基本的に、障害者自立支援法に基づきこの施設は運営される。
障害者負担の増加など様々な批判もある法律であるが、
実際の運営現場ではどういうことがおきているのだろう。
先ず、この施設の特徴として高齢者が多いことがあげられる。
平均65歳、最高齢は91歳の方がこの施設を利用する。
高齢者は、入院することが多く、
施設利用者のうち6人が入院している。
従って、ベットがその分あまることになる。
この未利用ベットを活用し、
4人の枠で短期入所事業を行う。
これは自主事業(法人としての独自事業)ということだそうだ。
さらに「施設から地域へ」という基本的方針に基づき
自主事業として運営するケアホームへ、
障害者の高齢者も含め移行も試みている。
高齢ゆえ施設に戻すということでなく、
ケアホームでの生活を継続する「実験」も継続中。
夜中、体の向きを変えたり、排泄支援も必要になる。
印象的だったのは、次の説明。
「確実にいえるのは厚木精華園からケアホームに行った人は
 施設には戻りたくないといっている。
 自己選択、自己決定を尊重していきたい。」
いかがだろうか?
施設を嫌がるのはなぜだろうか?
この説明から想定されるのは、
人によっては自由が確保されにくい場所なのかもしれない。
そうすると行政事業では、
細かいニーズへの対応がなされないという場面があるのかもしれない。
このあたりのすみわけは、障害の程度にも関わるかもしれないが。
今後の障害者福祉を考えていく上で貴重な説明である。




5月25日
功罪

「戦争はなぜおきたの?」の子どもの問い。
これにどう応えるか?
「一緒に歴史を勉強しよう」と私の答え。
その一環で、神話の話もしてきた。
以前、戦争の歴史を一緒に読んだとき、
「なんだ。全て日本が悪いんだね」とのコメントが子どもから。
幅広い見聞の中での受け止めは、彼らの判断に委ねたい。
ただ、切り口は結構、気を使ったほうが良い。
そう思っていた矢先、新渡戸稲造物語を
図書館子どもコーナーで発見。
この方、ワールドワイドの発想である。
機会を見て読んであげよう。



それでは、平成22年3月15日に伺った
県立厚木精華園の視察報告。
場所は厚木市下荻野にある。
これまで、障害者施設いくつか視察をしたが
その施設と同様に指定管理者・かながわ共同会による運営である。

事業概要は以下の通り。

●【施設入所支援:指定障害者支援施設】定員110名
 居住の場として、夜間や休日の生活の支援を行う事業。すべての基礎で  ある健康の維持に努め、食事・入浴・排せつ等の介助を行う。必要に応   じて医療的な支援も行う。
●【生活介護事業】定員140名
  日中の過ごしの場として、食事・入浴・排せつ等の介助や日常生活上の   支援提供に併せて、軽作業等の生産活動や創作活動、レクリエーショ   ン、音楽活動等の機会を提供する。日中の時間帯のみのご利用も可能   。
●【短期入所事業】定員2名(併設型)
  在宅の方が、ご家族の病気・休養・旅行・冠婚葬祭などにより、自宅での  生活が困難になった場合に一時的に入所して頂き、生活(食事・入浴    等)をするシステム。
  日中は創作活動・レクリェーション・音楽活動等を楽しんで頂くことや軽作  業(アルミ剥がし等)の体験も可能。
  利用期間中は安心してご利用できるように、各職員が安全に配慮して  、丁寧な対応に心掛ける。
●【日中一時支援】
  市町村ごとの事業で、障害のある方(児童含む)が日帰りで施設を利用   できる。
  ご本人の過ごしの場として、また家族の就労支援や一時的な休息を支え  る目的で利用できる。尚、利用時には日中の活動としてアルミ剥がし    や塗り絵・曜日によってはカラオケ等に参加することも可能。
●【ケアホーム】
  居住の場として地域の中で、自己実現・自己決定を尊重し一人ひとりの   生活スタイルに合わせ豊かな暮らしが送れるように支援する。
●【厚木市重症心身障害者デイサービス】
  厚木市より受託している事業。市内にお住まいで厚木市と契約をされ    た障害の重い方々が、通いで各種のサービスをご利用できる。サービス  の内容は入浴、昼食、ドライブ、買い物、散歩など。一人ひとりが健康で  生活に潤いを感じられるとともに、ご家族の身体的及び精神的な負担軽  減を図っている。
●【厚木市身体障害者生活介護】
  厚木市から業務委託を受け、職員を派遣。市内にお住まいで厚木市と契  約をされた、主に身体障害がある方々が自立した日常生活又は社会生  活を営むことができるよう、食事、入浴、排泄等の介護、創作的活動の機  会の提供などを行う。

概要は以上。
説明では障害者自立支援法の功罪についても伺うことができた。


5月24日
野外

ここ一ヶ月だろうか、寝床で子どもに日本の神話を話してきた。
そして、第1代天皇・神武天皇の誕生まで話終えた。
たまたま、途中でアインシュタイン・ロマンというDVDに出会い、
この神話、なおさら信憑性を帯びてくる。
科学者いわく「精神」が宇宙を造ったということについては
息子も大分興味をもったようだ。
さて、DVD後編では、
原爆研究にアインシュタインが協力するというところがある。
最終的にはアメリカ大統領に原爆使用をやめるよう提議するが、
結局使われる。
ここで科学が中立であるという神話は崩れ去る。
習い事、勉強に懸命に取り組む子どもに、
好奇心、興味、知識欲を促す環境づくりは心がけたい。
しかし、ほとんど私の趣味になりつつある。




それでは、平成22年3月14日に伺った
県立清川青少年の家の視察報告の続き。
従事する職員は所長以下5人。
施設利用は10人以上の団体で使う決まりになっている。
そこには一家族でなく、
数家族で交流を広げてもらうという考えがある。
お風呂も自分たちで沸かし、
食事も厨房で自炊できるようになっている。
高校生リーダー研修を行い
昨年は参加者7人。
思い出すのは、藤沢市少年の森。
毎年ゴールデンウィークは子どもを連れて行くが
大学生がアルバイトで自然体験、
レクレーションの手助けをしてくれる。
実に彼らの働きは感心させられる。
彼らもこういう施設で研修を受けているのだろうか?
なお清川青少年の家、研修利用者は年間200人。
宿泊は年間8000人弱。
決して多いとはいえない。
これは運営の方法に問題があるのか?
地理的な要因が大きいのか?
さて、話を伺い、施設を回ったあと、チェックインする。
泊まる場所は、大きな体育館と一体になった宿泊所。
7部屋ほどあっただろうか。
一部屋8人ほど泊まれる2段ベット式になっている。
そして、荷物を置き、食事のため、調理場へ行き、
火お越しを始める。
八ヶ岳で炭へ火をつけるのに随分苦労した経験があったので
今回は比較的要領よく火がつく。
日が落ちて、段々薄暗くなる中で、
野菜を洗って、切り、調理。
肉、焼きそば、おにぎりという定番。
しかしこういう野外のご飯というのは格別うまい。
私の子どものころ、金属バット殺人事件があった。
あの頃から全国的にこういう青少年施設が建設運営される。
以前は県内に県立として21箇所こういう施設があったが
今は残り少ない。
施設の趣旨、理念は間違いなく恒久的に求められるものだ。
しかし活用の仕方はより横断的に活用すべきだろう。
ひきこもりを受ける団体が、こういう自然体験の場の少なさを
訴える一方、所管課の考えだけで使用する施設が、
所管課は違えど、類似する施設が県内に散在する状況にある。
施設とスタッフをより「自由」に使おうとすると
活用方法が色々見えてくるはずだ。



5月22日
受けたい研修

驚くものを見たら、誰かに言いたくなる。
アインシュタイン・ロマンである。

時空=エネルギー

この方程式から宇宙の始まる前は「無」であったことが判明。
「無」とは、時も、空間も、ないこと。
では何があったのか?
このNHKスペシャルのナビゲーターであり科学者は
あったのは「精神」があったという。
科学者がである!
宇宙の源はその「精神」であり
その「精神」から宇宙つまり時空が生まれたというのだ。
一方、科学が発達しているように見えないアフリカのある村では
すでにこのことを先祖代々、認識している。
こういう話を聞くと、日本の神話における国づくり、
更に興味深く感じるのだ。
このDVDは、算数をやる息子に多少刺激になっただろうか?
きっかけは息子だが、例のごとく、私が楽しんでいる。




それでは、平成22年3月14日に伺った
県立清川青少年の家の視察報告の続き。
事業概要は次のとおり。
大きくは2つに分かれる。

先ずは指導者の研修。
マウンテンバイクの体験活動に取り入れるための指導者研修、
子どもたちが参加するキャンプの企画や
運営をしていこうと考えている指導者を対象に研修、
自然体験活動の中にカヌーをとり入れるための
宮ヶ瀬湖周辺をフィールドとしながら、実習形式で学ぶ、
安全で楽しい水辺の活動を指導、
子どもたちの活動をサポートするジュニアリーダーのみなさんが、
野外炊事、火を燃やす、ロープワーク等の
アウトドアのスキルアップを図る研修会、
子どもたちを対象とした環境学習会や
自然観察会を実践するための
指導方法やノウハウを実習形式で学ぶ。
以上が指導者の研修。

次に、以上のようなノウハウをもったスタッフが
子どもたちが様々な体験プログラムを経験できるよう
引率の大人たちをサポートする事業。
売却、廃止を含め、行革の対象になっているが、
事業そのものは実に興味深い内容となっている。
個人的には、片っ端からこちらの研修を受けたい気持ちだ。

視察の一環でこの施設に宿泊する。
なおこの施設、シーツ代などを除けば宿泊無料である。


5月21日
青少年施設

ついにアインシュタイン・ロマン
(NHKスペシャル・DVD)4巻を見終え、
最終の5巻へ突入。
科学と宗教の境界にまで話は及ぶ。

「はじまりへの問い」

宇宙の始まりは科学者にとって今も深刻なテーマ。
アインシュタイン方程式によると
2600億年前、時空が生じた。
では時空が生まれる前はどうだったのか?
「無」であるということだ。
しかし「無」から宇宙はどうやってうまれたのか?
東大の科学者によると宇宙はこれが初めてではない。
色んな形で宇宙はこれまで何度も誕生している
と考えるのが自然であるという。
しかし、一番初めに生まれた宇宙はどうやってうまれたのか?
この問いに科学者は
「神様がおつくりになったとしかいえない」と回答。
突き詰めるとこうなるのか。
そもそもこのDVD、息子に見せるはずだったので
息子がいるときに見るようにしているが。
途中で部屋から出たりしているので、
全5巻、見終えたら、もう一度、息子と見よう。



それでは、平成22年3月14日に伺った
県立清川青少年の家の視察報告。
場所は愛甲郡清川村にある。
この施設、いまどき珍しく、
指定管理者制度が導入されていない県立県営である。
さらには青少年施設については、
基本的に見直しをしようとという基本方針があり、
売却、廃止などの声も出ている。
すでに行革の対象になっている施設では
どんな運営が行われているのか。



5月20日
獣医師

「いのちの作文」、寝床に入った子どもに読み始めた。
10代前半の女の子が、ガンになる実話。
娘のほうが朗読に耳を傾けてくれた。
息子は別の本に見入っている。
まあ、無理をせず、読んでいこう。
どんな展開がまっているのか、
まだ、分からないが、楽しみだ。



それでは、平成22年3月10日に伺った
県立湘南家畜保健衛生所の視察報告の続き。
海老名エリアは養鶏、養豚が多く、
湘南エリアは乳用牛が多い。
なお乳用牛は平塚が1位、
伊勢原が2位ということだ。
牛といえばBSEが一時期騒がれた。
実は神奈川県でも平成14年、16年で
一件ずつ発生したことがある。
随分対応に苦慮したとのこと。
ちなみに病原発生場所へ衛生所職員が行くと
その職員は、別の家畜屋さんのところへは行けない。
病原菌をまくことに繋がるからだ。
行革後も県内で2箇所の家畜保健衛生所に分散配置しているのは
そういう意味合いもあるということだ。
なお、この施設には多くの獣医師が職員として配属するが、
獣医師は別の県施設でも配置される。
保健所、畜産技術センター、大野山牧場、
食肉衛生検査所、動物保護センター、
衛生研究所、川崎競馬組合など。
様々な形で私たちは動物とかかわりを持っている。
衛生面の管理徹底は今後もしっかり進めて行く必要がある。


5月19日
食料政策

朝、妻と息子とたわいもない会話をする。
冗談をいいながら、笑う。
全く、どうでもいい話だ。
でも、こういう時間がもっとも幸せな時間だと思う。
つくづく家を守ってくれている妻に感謝。
さて、先日、例のごとく図書館児童コーナーへ。
そこで「いのちの作文」という本を発見。
ガンになった少女の実話。
小学校卒業したばかりの彼女へ、母親が告知する。
すると、「ちょっとまってて」といい、
別室で泣きじゃくった彼女は、部屋から出てきて、
「お母さんががんじゃなくて本当に良かった。
 私ががんで本当に良かった。
 だって、もしお母さんがガンだったら、
 私、悲しくて生きていけないもん。」
彼女はその後、闘病の末、亡くなる。
タイミングを見て、子どもに読んであげようと思うが、
今、お気に入りの漫画が子どもの心をぎっちり掴んでいる。
作戦を練り、隙があれば、読み聞かせだ。



それでは、平成22年3月10日に伺った
県立湘南家畜保健衛生所の視察報告の続き。
視察の内容からやや外れるが、ニュース(平成22.5.19)では
宮崎の口蹄疫発生地から10キロ圏内全ての家畜、殺処分とある。
さらに20キロ圏内は、政府が買い取るそうだ。
この事態をうけて、神奈川県の家畜保健衛生所を含め
全国の施設としてなにをしなければならないのだろうか。
こういう事態を予防するのも、この施設の使命だ。
宮崎県の同施設にはどういう課題が今回浮かび上がったのだろう?
しっかりこのあたり、リサーチする必要がある。
口蹄疫は中国、韓国で発生し、
日本に侵入しないよう水際作戦をうちたてそうだが、
そのルートから侵入したことも考えられる。
今国で原因究明チームが調査をやっているが、未だ結果はでない。
昨日のニュースで拡散については、ハエ、ネズミが
病原拡散に関与した可能性もあると報じている。
現在、県は、各市町村の畜産会総会へ情報提供しており、
社団法人県畜産会では消毒薬の散布を農協に対し行っている。
今、宮崎の家畜市場は全面閉鎖しているとのことだが、
国際流通にくわえて、国内流通についても
どのような対応がなされているのか。
さらに家畜の飼料も、この病気の原因として考えられるため、
飼料流通についても総点検が必要である。
以前、飼料の問題を市民と勉強したことがあるが、
飼料の国内自給率は非常に低い。
家畜伝染病対策は、この施設を含め、
食料政策全般に関わってくる。


5月17日
口蹄疫

娘とカルタとり真剣勝負をやる。
私はやりたくないといったのだが、
息子が「読み上げを俺がやるから二人で対戦して」という。
さらに、私が「負けて恥をかきたくないので、いやだ」といったが、
読み上げが始まり、強行された。
両手を挙げて、広範囲に対応できる格好でいると
娘から「それは反則だ」と指摘される。
妻に見られず良かったが、
5歳対40歳とはとても思えない、
火花が飛び散る。
結果はギリギリ私の勝ちだったと思う。
正式に数えたわけではないが。



それでは、平成22年3月10日に伺った
県立湘南家畜保健衛生所の視察報告。
場所は、平塚市寺田縄。
この施設は各県に設置しなければならないという必置義務がある。
ちなみに、県内ではもう一箇所、
海老名市に県央家畜衛生保健所がある。
もともと、県内には4つがあったが、
昨年の行政システム改革で2つが出張所扱いになる。

さて、家畜といえば、宮崎県の口蹄疫の問題が
平成22年4月20日に確認されて以来、連日、報道されている。
既に82000頭が殺処分ということで、
宮崎県の種牛も残り6頭(H22.5.17現在)になり、絶滅寸前だ。
鳥インフルエンザ、BSE、そして今回の口蹄疫。
こういう伝染病が発生したとき、
家畜衛生保健所はスポットをあてられる。
では、この施設の業務概要を以下に示す。

所管区域

平塚市、藤沢市、小田原市、茅ヶ崎市、秦野市、伊勢原市、南足柄市、高座郡、中郡、足柄上郡、足柄下郡

業務内容

・「家畜伝染病予防法」に基づいて、家畜(牛、馬、豚、鶏、めん羊、山羊、み つばち等)の伝染病予防及びまん延防止のための検査、診断、指導を行う 。

・畜産農家に対し家畜衛生技術、畜産物衛生管理、畜産経営環境保全の  指導を行う。

・畜産関係者へ家畜衛生に関する技術、知識の普及啓発を行う。

・「獣医師法」及び「獣医療法」に基づいて、飼育動物診療施設の開設届受 理及び指導を行う。

・「薬事法」に基づいて、動物用医薬品の流通及び適正使用の指導を行う。

・「飼料の安全性の確保及び品質の改善に関する法律」に基づいて、飼料  の適正使用の指導を行う。

以上である。

メキシコの豚インフルエンザ、鳥インフルエンザ、
人間のインフルエンザが混ざり、
昨年、全国的に拡大したのが新型インフルエンザ。
死者も出て、県内の学校も休校が相次いだことは記憶に新しい。
毒性が弱いといわれていたが、
種を超えて伝染したことは、
重要な問題として捉える必要がある。
家畜生産業の振興もこの施設の使命だが、
伝染病はいまや家畜だけに
おさまらない状況もあるだけに
新たな対応ももとめられる。



5月16日
報告会

日本の神話、寝床で子どもに話しているが、
まもなく終盤戦へ。
伊勢神宮の話し、高千穂地方への天孫降臨などの話もする。
話す側の私も認識が未だ未だであり、さらに勉強が必要。



本日は私の議会報告会。
その準備、そして街頭活動。
一日バタバタである。


5月14日
ジョブコーチ

仕事から帰宅し、「遊ぼう」と娘から言われる。
そして、子どもと3人でカルタとりがはじまる。
息子も実に早いのだが、
随分、娘も早くなった。
子どもたちは、日々成長だなと思う。
それに比べて、私の成長は・・全くだ。
恥ずかしい限り。



それでは、平成22年3月10日に伺った
県立秦野精華園の視察報告の続き。
さて、色々なお話をさせた頂いたが
施設の一つの目標として施設利用者の自立というものがある。
その中には、就労という形もある。
その際、就労のサポーターになるのが
いわゆるジョブコーチ。

ジョブコーチとは以下の通り。
障害のある人が普通の職場で働くことを実現するため、
「障害のある人と企業の双方を支援する」
就労支援の考え方や方法を現す言葉。
ジョブコーチの考え方や方法は、
実践が進む中で、時代と共に移り変わっている。
現在では、ジョブコーチは単に
「職場で仕事を教える」だけではなく、
評価から定着に至る全プロセスを、
企業と連携して支援する全体的な方法論を
意味するようになってきた。
障害のある人と企業との橋渡し役であり、
就労全般についての障害のある人と
企業双方のサポーターがジョブコーチ。

こうしてみると、大変意義ある業務だ。
視察の際、軽くお話しが出た程度で
勉強不足の私は、その実状を未だ、把握できていない。
伺うと、ジョブコーチの年収が約200万円とのこと。
どのくらいの方が、このシステムで、
利用者、企業に貢献しているのか?
このあたりについても今後調査していきたい。

今回の視察では、あくまで未だ知的障害者の
実状の一端を垣間見たに過ぎない。
法律、国、県、市町村の取り組み、
さらには現場の状況など、改めて勉強していきたい。


5月13日
福祉・産業としての資金繰り

子どもと私3人でトランプリーグをやっている。
ババヌキだが、これまで、10回以上やってきた。
昨日、勝率で息子と娘が同率1位、
私が3位という結果になる。
「これで一区切りにしよう」と息子。
たかが、ババヌキだが、かなり盛り上がる。
そういえば、昔、ドボン、ポーカー、七並べなどやっていた。
また新たなトランプ種目やるか。
娘には「美女と野獣」「バンビ」「一寸法師」を読む。
そういえば、昨日、画家になりたいと娘が言っていた・・・
以前は、ケーキ屋といっていたが。
「絵」と娘を繋ぐもの、探してみるか。






それでは、平成22年3月10日に伺った
県立秦野精華園の視察報告の続き。
話が、施設の視察報告よりややそれている気がするが、
引き続き、共同会さんの取り組みをご紹介していく。
いずれにしてもこういう施設は、
様々な「機能」「人材」が連携をして成り立っており、
一つの施設だけで完結することはないということだ。
ケアホームについてだが、
新しく開所する際、1箇所について、
県から50万円の補助があるそうだ。
その内訳は、台所、テーブル、カーテンなど
生活付属品をそろえる費用にあてるというものだ。
この費用自体は県から市町村を通じ、共同会へ支出される。
共同会は30箇所のケアホームを運営しているが
自前のものはなく、全て賃貸だそうだ。
そういえば、伊勢原市の福祉会館で使っていないところを
共同会が内装工事をして、貸してもらい、
20人枠の生活介護事業をおこなっている。
養護学校卒業生も受け入れナースを派遣しながら支援する。
考えてみると、行政というのはすぐ、建設したがる。
このいわゆるハコモノを民間がフル活用するという事例だ。
このあたり見ても、この社福、やり手だと思う。
さて、この社福も含めて、「資金繰り」は悩ましいテーマだ。
信用金庫から、率3%で借入しているということだが
神奈川県の制度融資について知っているかどうかを聞いてみたが、
この制度融資のことはご存じなかった。
制度融資は低利率で、こういう福祉業も含めて
中小企業を支えるという制度だ。
低利率を実現するために、
県が産業振興センター(3セク)を通じて
金融機関へ補助金を支給しているのだ。
私は、以前、議会で福祉業向けの融資メニューを提案すると、
メニュー名から全く想像できない枠の中で、
福祉への低利貸付をやっていると回答があった。
共同会の事例から見ても、
現場でこの制度が認知されていない可能性がある。
商工労働部の所管となるが、
ある意味、福祉も事業・産業である。
資金繰りを助け、利用者が結果的に喜べばよいのだ。
川崎市ではメニュー名として
福祉支援の貸付と謳っているので分かりやすい。
県も貸付の実態を踏まえ
メニューの名称を変更しても良いかもしれない。




5月12日
知的障害者の実状

たまたま、子どもの机に、
問題集が開いてあったので、ちらっとのぞく。
もう、こんな問題やっているんだ。
率直に驚いた。
さて、寝床では例のごとく、日本の神話の続きを話す。
「大国主様が大じじ様(すさのお様)のところに修行に行く。
 修行が終わり、すさのお様は、すせり姫との結婚、
 さらには出雲の国を治めることを大国主へ許可する。」
昨日、話したのはこんな内容であった。
神話の、思いもよらないダイナミックな展開は、
想像力をかきたてる。
日本の古事記という書物に記載されていたこの内容を
児童書として読み、その内容を子どもに話しながら、
私自身、心に温かいものを貰った気がする。
図書館で宝探しを!と思っていたが、
神話の本をはじめ、
既に多くの宝に出会っていると思う。





それでは、平成22年3月10日に伺った
県立秦野精華園の視察報告の続き。
先ほど、ケアホームの話をしたが、
知的障害者の方々はどのくらい障害者年金を貰っているか?
1級の方で、年間約99万円、
2級の方で、年間約70万円だそうだ。
利用者にとってこの年金が重要な収入となる。
もし、ケアホームへ2級の方が入った場合、
年金収入としては月あたり、約6万円。
支出として、共同会の運営するケアホームの場合の家賃は月・約4万円。
この家賃に対しては、市町村によるが、補助が出るケースもある。
秦野、伊勢原などでは、月・1万5000円の補助が出る。
すると、差し引き、3万5千円の現金が利用者の手に残る。
ここから食費、光熱水費を差っ引くと、
ほとんど手元に残らないというのが概算で予想される。
さて、問題は余暇をどう過ごすか?である。
当然、外で食事をしてみたい、映画を見てみたい、
スポーツを観戦したいなど、利用者としての思いもある。
こういう思いに応えるため、
利用者の余暇に同伴するボランティアがある。
大変有難い話だ。
しかし、伺うところによると、同伴するボランティアの映画鑑賞代、
食事代など、余暇にかかる費用は利用者が支払うことになる。
そういう意味ではなかなか厳しい現実がある。
さて、視察の際、ケアホームに入る家族を持つ方々から
直接お話を伺う機会を頂いた。
「家賃補助を拡大して欲しい」これが話の趣旨であった。
年金収入と出費を考えれば、当然の思いだ。
この問題は、様々なケースが考えられると思う。
日中活動で月あたり3万円ほど貰うことのできる利用者もいる。
しかし、なかなかそうは行かない利用者もいるだろう。
いずれにしても知的障害者の実情については
改めて調べていかねばならない。


5月11日
可能性

家族で夕食をとりながら
「アインシュタイン・ロマン」のDVDを見る。

「光は波か?粒子か?」という問題。

ニュートンは「光は粒子である」と主張し,
一方、ホイヘンスは「光は波である」として理論を展開。
現代物理では、光は波であると同時に粒子としての性質も
合わせ持っていることがわかっている。 
かつての科学者の論争と
アインシュタインの研究が昨日見た内容。

神の考えを知りたいというのが
アインシュタインの原動力であった。

「私は天才ではない。ただ好奇心が旺盛なだけだ。」
By アルバート・アインシュタイン
今3巻の途中。
息子に見せることが目的だが、
例のごとく、私が楽しんでいる。





それでは、平成22年3月10日に伺った
県立秦野精華園の視察報告の続き。
さて、冒頭で申し上げたように、
かながわ共同会は指定管理者制度に対する考えかたが個性的である。
横だし、上乗せの発想である。
例えば、秦野精華園の指定管理業務は入所施設の運営である。
しかし、福祉施設の地域への移行という大方針に沿い、
入所施設は縮小されることになっている。
そこで秦野精華園から歩いて3分ほどのところに
指定管理業務でなく、共同会の自主事業として
ケアホームを運営している。
共同会はこの取り組みは「横だし」と捉える。

「上乗せ」については地元との協働ではないだろうか。
祭りにおける出展など、地元とはうまく連携をしている。
このような捉え方で、指定管理者の立場を不動のものにするあたり、
戦略性も感じる。
言われたことをやるだけでは、すませない。
指定管理者制度の可能性も見えてくる。
民間の捉え方、そして、民間としての自主事業の展開。
結果、利用者たちに喜ばれるという運営になればよいのだ。
国、県の方針を捉え、派生的に事業がおきてくる。
このような第2の動きに、私どもは注視しておく必要がある。


5月10日
ケアホーム

宮本延春(まさはる)先生は
愛知県豊川高校の数学の先生。
この方はいじめがきっかけで、勉強嫌いになる。
中学になっても、九九は2の段までしかできない。
10代で両親とも死に分かれ、天涯孤独。
たまたま、後の奥様になる彼女に「アインシュタイン・ロマン」
というNHKスペシャルを紹介される。
物理学者たちが「光」というものの正体を追い求めていく
ドキュメンタリー番組。
2年ほど前、このビデオを探したが、見つからなかった。
先日、息子が勉強で壁にぶつかっていると聞き、
この番組をふと思い出した。
そして、昨日、なんとか全5巻を入手。
息子に強制して見せるのもどうかと思い、
何気なく、私一人で見ていると、彼も見始めた。
昨日は、特別に、食事中も見る。
2巻まで見たが、面白い。
「空間のゆがみによる光のカーブ」
「空間による時間の流れの変化」
こういう視点は意外に子どもの心を捉えるのかもしれない。
理屈の内容がタイムマシーンと通じるのだ。




それでは、平成22年3月10日に伺った
県立秦野精華園の視察報告の続き。
この園の機能の一つである、
知的障害者施設の入所施設を縮小する方針に基づき、
いわゆるグループホームなど、
支援をされながらも、自立生活を営む生活基盤が
さらに必要になってくる。
県立秦野精華園から歩いて3分ほどのところで
2箇所ケアホームを共同会が運営している。
一見、大き目の一戸建て。
中に入るとスタッフ用の詰め所、
各利用者の個室などが配置されている。
さて、グループホームとケアホームの違いだが
次のとおり。

自立支援法でのケアホーム(共同生活介護)は介護給付。
グループホーム(共同生活援助)は訓練給付として給付内容は違う。
ケアホームは障害程度区分2以上で、
ケアホーム支給決定者はグループホームには入居出来ないが、
グループホーム支給決定者はケアホームに入居出来る。
ケアホームには生活支援員が配置されて、
重度者には夜間支援体制があるが
グループホームにはどちらも不要。
他にも世話人の配置等などの区分はある。
地域生活支援事業では自治体独自の制度で、
ケアホームでもグループホームでもない
福祉ホームとか生活ホーム、
訓練ホームとかチャレンジホーム
とかの名称等で行なっている所もある。
以上。

ケアホームには若手のスタッフがいて、
室内は小奇麗に整理整頓されていた。
雇用の問題が今取り上げられることが多いので
スタッフの月収について伺うと
大卒初任給で月18万円くらいとのこと。
2時間ほどの視察時間なので見れる範囲は限られるが、
スタッフの気持よい対応、笑顔で仕事される姿が印象的だった。
今雇用が厳しいというが、
こういう事業のスタッフへのニーズは大きいと思う。


5月9日
有期限

息子と読んでいた三国志(渡辺仙州 著)の3巻が
なかなか手に入らなかったが、昨日やっと入手。
早速、息子と読みはじめる。
赤壁の戦い後、蜀の国づくりに
着手する劉備、孔明の動き。
一時も、退屈をさせない展開はおそるべしだ。
寝床では日本の神話を話してあげる。
内容はすさのお様とヤマタノオロチの対決について。
先日、中国に視察に行き、
大国を維持する一つの要素に、
歴史・文化への自信、誇りを感じた。
そういう意味では、自国の歴史、
他国の歴史等に、息子とともに触れる時間は
私にとって大変有意義なのだ。



それでは、平成22年3月10日に伺った
県立秦野精華園の視察報告の続き。

従来、知的障害者施設(入所のことと思われる)は終身であった。
しかし、有期限が謳われ、5年となる。
そういう背景もありながら
共同会はグループホームをつくる。
この20年間で550人の施設卒園生を送り出す。
つまり入所施設から、グループホームへの移行だ。
報酬単価が低く経営には苦慮したそうだ。
今は順調にいっている。
前段で記載したように、共同会は、入所、日中活動、
生活介護、就労継続支援A型など
実に多様な事業を行っている。
 なお、就労継続支援A型とは以下のとおり。

 雇用契約に基づく就労が可能と見込まれる障がい者を対象に、
 就労の機会及び就労に必要な知識や訓練を提供する制度 。

 サービスの提供は厚生労働省の認定を受けた指定就労継続支援事業者 等が行い、地域や家庭、市町村、関係各機関と協力しながら、障がい者の 職場定着を支援する。

以上。

このように多機能が求められるのは、
軽度の方々も夫々であり、夫々のサービスが求められるからだ。
さらに、18歳以降の養護施設、養護学校卒業生も受け入れている。
障害者年金は20歳にならないと受給できないため、
年金を貰うまでの間、支援している。

さて、就労継続支援A型だが、移行がなかなか進まない。
そこでモデルケースとして、国のプロジェクトとして
東海大学の研究事業がはじめられる。
内容は共同会が東海大学と連携し
パンをつくり、移動販売をするというものだ。
年間1200万円の売り上げがあった。
就労A型の方には最低賃金を支払う。
継続が課題だそうだ。
その他の就労としては
クリーニングがある。
4000万円の売り上げがあり、
月・3万円を支払っている。
このような事業を通じて、
なんとか就職先へつなげるという試みでもある。
このような生活訓練事業は2年と決まっており
審査会を通せば、1年延長できる。

黙々と、作業を行う風景は、
こちらからすれば、のんびりしたものにも見えるが
制度という点から見れば、期限があり、
就職という目標に向けた、
試練の場でもあるのだ。
終身から有期限という制度設定は、
こうした施設にも大きな変化をもたらしている。


5月7日
確かな方向性

連休中、背中、肩の張りで少々まいっていたので、
連休明け、早速接骨院へ。
仕事を終えて帰宅すると、
我が家のもう一人の娘・犬の美波がくらいついてくる。
昔、娘(人間のほう)がはいていたズボンをくわえさせ、
10分ほど、引っ張りあい。
これで一気に肩こりと背中の張りが復活する。

夕食後、子どもを風呂へいれ、
寝床で子どもに日本の神話の話の続き。
昨日は大国主命とその兄弟、そして因幡の白兎の話まで。
途中うかつにも話しながら、寝ぼけしまい、話の内容が脱線。
息子に「今の麦茶ってなに?
(神話に出てくるはずのない麦茶の話を突然したらしい)」
と指摘をされて、神話の話に戻る。
それ以外にも色々と途中で息子に指摘をされたが覚えていない。
つまり息子は昨日、私の寝言と日本の神話を
交互に聞いていたことになる。
話の終盤はなんとか正気を保ち、区切りをつける。
実はこのパターン、時々ある。



それでは、平成22年3月10日に伺った
県立秦野精華園の視察報告の続き。
そもそもこの施設も県立として、
県直営で運営されていた。
平成18年の指定管理者制度導入により、県立であることは変わらないが、施設管理が民間へ移行される。
さらに基本的に福祉施設を地域へ移行するという国、県の方針がある。
その流で行けば、当然ながら、
民間への業務以降は増えていくことになる。
「今後、業務受託は進んでいく。
 指定管理者の仕事は面白い。」
と理事長さん。
そして話は続く。
指定管理の仕事どこまで到達できるか?
知的障害者の支援、地域でどこまで仕事を伸ばせるか?
県から委託(指定)されたものはベース。
そこにしがみつくのではなく、
サービスとして、横だし、上乗せを進める。
その先にあるものは知的障害者を地域社会へ移行すること。
入所施設の縮小は方針としてある。
そういう方針の中で、利用者の地域での生活を作ることが大事。
公共の新しい担い手になる。
などなど、今後の方向性について明確に、熱意をこめて語られた。


5月6日
個性ある指定管理者

連休、息子と境川沿いを江ノ島まで歩く(12キロぐらい?)。
夏日で、灼熱の太陽の下である。
かなり細かく休憩を取ったため、
9時に出発、江ノ島に着いたのが12時半。
「息子との会話」が私の主眼であるが、
やはり後半戦は言葉が少なくなる。
言いだしっぺは息子であるため、
彼自身、弱音をはくわけには行かない。
私的には北から南にかけて
街の風景の移り変わりなど、
何度見ても飽きないので、
いつでもこいという感じだ。
今度はいつにする?
さて、日本の神話を、寝床についた際、
息子に話してあげた。
話の内容は、天(あめ)のみなかの主様から
いざなぎ様、いざなみ様、日本の誕生、天照おおみかみ様、
すさのお様の登場までのストーリー。
今度の続きは大国主命の登場から。
しかし、神話の中には小さな神様もでてくるが
先日、娘に読んであげた「一寸法師」などとの繋がりもある。
昔話と神話の繋がりもなかなか興味深い。


それでは、平成22年3月10日に伺った
県立秦野精華園の視察報告。
以前、津久井やまゆり園の視察報告もこの日刊で行ったが
施設運営を県から指定されているのは、
津久井と同じ(社福)かながわ共同会である。
久しぶり共同会の理事長さんとお会いできうれしい。
ここの理事長さんは率直に実態を包み隠さずお話くださる。
そういう意味で私ども議員にとっても大変貴重な方なのだ。
一度この方と飲みたいのだが・・
話がそれてしまったので、
先ず、事業概要などから簡単にお知らせしていきたい。


●【施設入所支援:指定障害者支援施設】定員100名
  居住の場として、夜間や休日の食事・入浴・排せつ等の生活支援。
●【生活介護】 日中支援(入所者)定員57名
  日中の過ごしの場として、食事・入浴・排せつ等の介助や日常生活上の  支援提供に併せて、軽作業等の生産活動や創作活動の機会を提供
●短期入所
  在宅の方々のご家族が、疾病・冠婚葬祭・旅行やレスパイト(休養)等の  ために一時的に知的障害を持つ方々が家庭生活を送れない場合に施設  入所サービスを提供する。
  そのため、兄弟の行事への関わりや"ちょっと一休みしたい"等々、宿泊  を伴う一時預かりになる。
●【相談支援】
  生活の中で生じる疑問や困り事に訪問や外来等により相談に応じる。  福祉サービスの利用支援や専門機関の紹介・社会資源の改善,開発な  どをケアマネジメントの手法を用いた支援。
●グループホーム・ケアホーム
  地域の中で、自己実現・自己決定を尊重し一人ひとりの生活スタイルに   合わせ豊かな暮らしが送れるように支援。
●【秦野市障害者地域活動支援センター(ひまわり)】定員25名
  地域の施設として利用者さんやその家族.地域社会やボランティア等の   連携のもとに、就労が難しい等で在宅となる人を受け入れ、日中活動の  場として作業訓練を行う。

大体以上のような事業内容である。
さて、この施設視察にいたるまで、
多くの心身障害者施設を訪れた。
当初は障害者の方々との会話、
ふれあいに何らかの緊張を感じていたものだ。
慣れだろうか?今その緊張が大分薄れてきている。
さて、理事長さんの挨拶、そして施設のご説明が始まる。
ここの指定管理者(共同会)は他の指定管理者と比べて
指定管理者制度の受け止め方が少々、個性的で、
実に勉強になる。
できれば他の指定管理者さんも
参考にしてもらいたいのだ。



5月4日
スポットをあてるべき所

朝から、犬の散歩に子ども二人を連れて行く。
境川まで下り、そのまま境川沿いを南下する。
途中、きじを発見、さらにテントウムシを発見。

その後は、一休みして、子どもを連れて、少年の森へ行く。
ゴールデンウィーク期間中のメインイベントは泥んこ祭り。
田んぼに撒かれたカプセルを這いずり回り探すのだ。
これを見つけるとプレゼントと交換。
私が「今年も行くぞ」というと息子が嫌がったが、
「では、家で宿題だな」というと、一変して「行く」と一言。
昼ごはんをコンビニで調達し腹ごしらえをしてから、
息子と娘はドロドロの田んぼへ。
12時前に入り、田んぼから出たのが、2時過ぎ。
カプセルもしっかり8つゲット。
しかし、問題はその後である。
頭から、足のつま先まで、泥。
洗い流すのに苦労する。
自宅に帰宅する直前に妻に電話し、
風呂を沸かしてもらい、玄関から風呂場へ直行。
風呂場でサンダル、服を3人で洗い流しながら
意外に積極的に作業に取り組む二人を見て、
改めて、「作業」を又セットしたいと思う。
先ずは、野外炊飯だな・・・
よし、子どもと野生児を目指すか。




それでは、平成22年3月10日に伺った
県立動物保護センターの視察報告続き。

小動物のふれあい教室、ふれあい広場に借り出される小動物は、
やはり、その人懐っこい「性格」が重視される。
犬の兄弟でも兄は、借り出されず、弟は借り出される。
又しつけ相談に借り出される、
しつけの手本を身につけた犬もいる。
施設を回っていると、
ガンで、顔の半分が腫上がった犬が寝そべっている。
この子は、ふれあい広場で随分活躍したらしい。
譲渡されない犬のうち、
このように、この施設の運営の一端を担う小動物たちもいる。

子猫はおしっこ、うんこは親がそこを舐めてあげないとでない。
ミルクあげ、と親代わりの対応をこの施設のスタッフが行う。
親猫は、なれることができないので、譲渡されることはない。
おおかた処分の対象である。
犬、猫を飼えなくなった事情は様々で、
歳で飼えなくなった。
転居でどうしても無理になった。
飼い主が死去
そして遺棄・・など。
この施設に収容されてから
5日間は法的期限として飼い主のもの。
その期間は法的に公示してここで飼う。
その間に飼い主へ返還できたり、
新たな飼い主へ譲渡したり、処分したり。

譲渡などで奮闘しているのは
21のボランティア団体と個人の方々。
結局、この施設の目的である動物愛護の核を支えているのは
こういった市民の「志」である。
この施設も他の県立施設とやはり同じだ。
潜在的に奮闘するこういう皆様に
もっともっとスポットをあてるべきだ。

なお、処分はガスによる処分でなく
動物にできる限り負担のかからない麻酔注射。
処分、焼いたあとの骨は、埋葬され、慰霊碑が建っている。

運営は管理課3人、狂犬病予防員9人、
動物技能職13人の計25人。
建物の維持管理、運転は委託をしている。
運営は法律で義務付けられている施設なので
国の補助金、交付金などを収入の一部として行われる。

現在、全国でこうした施設を通じて、犬は13万匹、
猫は23万匹、毎年処分されている。
ペットと暮らす生活が社会に根付いている今、
この施設の存在と運営は考えさせられるものがある。




5月2日
処分

「娘とハイキングでも行こう」とこの日刊で掲載すると
いい場所があると、メールでご連絡を頂く。
そして、ご案内に従い、そこへ行ってきた。
場所は、二宮町吾妻山である。
頂上まで駅から徒歩で約30分。
距離的、疲労度からいっても
5歳の娘にはちょうど良かった。
頂上は相模湾、富士山、金時山などなどが
360度展望できる。
駅前のコンビニで昼食を調達し
頂上で子どもと3人で食べ、
後は3人でかくれんぼ。
電車での移動も、娘は少々疲れていたが
「楽しかった」と妻に報告していたのでOK。
下山時、吾妻神社へお参り。
神話の英雄であるヤマトタケルと
その妻、弟橘姫にかかわりのある神社。
息子も娘も大声で願い事を唱えていた。
いずれの目標も達成されることを願う。




それでは、平成22年3月10日に伺った
県立動物保護センターの視察報告続き。


平成21年の事業概要より以下にセンターの対応を抜粋。

・やもうえない事情により犬猫等の引取りの数

成犬 幼犬
289 14 303

成猫 幼猫
258 186 444

・所有者の判明しない 猫 の引き取り数
             
成猫 幼猫
28 1,785 1,813


・犬の譲渡と処分
  犬の譲渡及び処分頭数 ( )は相模原、藤沢収容犬を含む数

譲 渡 し た 犬 317 (382)
処 分 し た 犬 337

・猫の譲渡及び処分匹数

譲 渡 し た 猫 199
処 分 し た 猫 2,069
   
大まかな譲渡と処分の実状を把握するべく、
上記に表を掲載した。

この表を見ると特に猫の遺棄が多く、
さらに引き取り手(譲渡)が
なかなか実現できず
処分に至る数が多いという現状が見て取れる。
実はこの点は、視察時には知りえない事実であった。
改めて、この数字に見入り、
さらに改善の余地はないか?
そんな思いになる。
しかし、この裏にある献身的なボランティアの方々の
ご苦労も計り知れない。