フォトメイクアドバイザーの経験を活かし、
「デジタルフォトメイク」を開発いたしました。
まずは、修整について
アナログの時代、ガラス乾板、フィルムの時代から修整は写真館の大きな仕事の一つでした。
「修正」と間違って記憶されている方もあるかと思いますが、違います。「修整」です。
整える作業という事です。
専門的に申しますと、「被写体(写真館の場合はお客様のお顔や身体)を、理想的なものに近づけてみせる為」に「写真的ライティング」(つまり光線をあてる事)を施すわけですが、それによって生じた不都合な部分(クマやシワやでこぼこなど)を整える。
最初から不都合かつ不要な部分、傷やシミなどを薄める、などでした。私が勉強した時には、「開眼」という修整もありました。
修整の勉強は、道具の使い方、修整の作業の仕方だけではありません。お顔の筋肉の構造などお顔についても習いました。
そして、沢山の数を修整し、比べて、技術の向上をするもので、一朝一夕に上手に出来るものではありません。
デジタル時代になり、フィルムの印画とプリントに拡大鏡や特殊なメガネを使って修整鉛筆や染料顔料と筆で施していた修整が、モニター上でデータにするようになりました。
修整のソフトさえ手に入れば誰でも簡単にできるように、一見思えるかもしれませんが、それは大きな間違いです。
フィルム時代にも修整鉛筆は誰でも手にすることができましたが、ネガ修整は出来なかったように、ソフトがあっても、知識のない状態で適当に修整ソフトで人間のお顔をいじったりすると、めちゃくちゃな事になってしまうのです。
当館では、ネガ時代からの修整の知識に、新しい技術を融合、自然で美しい修整を施しております。
次は、フォトメイクについて
アナログ時代から、お客様のお顔に化粧品を使ってフォトメイクを施術してまいりました。
フォトメイクは、「写真用のメイク」のこと。
「写真に写った時に美しく見える、写真用のお化粧」の事です。
「七五三向きのお子様がお子様らしくかわいらしく見えるメイク」「就職活動用には、明るく元気にさわやかに、好感度の高いメイク」
「中高年の方には5歳若く見えるメイク」などを研究してまいりました。
どれも、それぞれの方のお顔を理想的な状態で見せる為のお化粧です。
フォトメイクは女性ばかりではありません。男性の眉なども理想に近い形に仕上げる事が出来ます。
最後に、デジタルフォトメイクは
そして「5歳若く見えるメイク」からさらに進んで、「顔の筋肉の変化や、しわ・たるみ形成、眉の変化」なども独自に研究いたしました。
その成果と、デジタル時代に私が開発したのが「デジタルフォトメイク」です。
この技術によって、肌トラブルやアレルギーの方にも化粧品・化粧道具を使ったプロのメイクと同等の効果をつくり出す事が出来ます。
沢山のお客様のお顔を拝見してまいりました経験と、熟練の一級デジタル技術で、高度かつ自然に再現出来るのです。
整形したようなわざらしいものとはまったく違い「とっても上手なお化粧できれいになった」ようなお写真の仕上がりです。
最近、撮影の折に「修整してください」と、ご希望される中高年のお客様が多くいらっしゃいますが、大変好評をいただいております。
このページをはじめてごらんになられたお客様、自分の写真を見るのはイヤ、写真は苦手と思っていらしたお客様にも、是非片瀬写真館のデジタルフォトメイクを体験していただいて、素敵な一枚をお作りしたいと思います。
ただし、「デジタルフォトメイク」は、お客様のお顔を勝手に変えるものではありません。
修整の度合いも、「お写真の目的」によって変わってまいります。
証明写真は、基本的にお顔が変わっては困りますし、反対にご自身の肖像写真などは公的なものでありませんから、自由度がございます。
お写真の目的、お客様のご希望にあわせてお作りして行きたいと思いますので、撮影の時にはご遠慮なくおっしゃってください。
また普段から気になるところがある方はご相談いただければ「修整」のみならず通常のメイクアップのアドバイスもさせていただきますのでお気軽にご相談ください。
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