家庭菜園の四季


ベランダでの稲の栽培 第1集


ベランダ田んぼの準備 (5月10日)
建築工事に使うフネをホームセンターで購入してきました。
これに黒土を主体に、鶏糞肥料を少し混ぜベランダ田んぼを準備しました。
フネの大きさは91センチ×61センチ、高さが21センチです。



種もみの催芽(5月15日)
種もみを3日間ほど水に浸し、発芽を促進しました。
種もみが腐らないように毎日、水を換えます。
小指でくぼみをつけ、芽が出た種もみを、ベランダ田んぼに蒔きました。


稲の発芽(5月20日)
ベランダ田んぼにはまだ水は張っていませんが、毎日土が乾かないように水やりをしたところ、5日ほどで発芽しました。


5月24日のベランダ田んぼ
2日間ほど降り続いた雨によりベランダ田んぼにも水が張られました。
稲は4センチほどに成長しています。


5月29日のベランダ田んぼ
密になっている所や疎になっている所を植え直しました。
稲は15センチほどに成長しています


6月7日のベランダ田んぼ
入梅しましたが、今日はよく晴れています。稲は20センチほどに成長しています。だいぶ田んぼらしくなってきました。葉が一部黄変している株があり心配です。


6月25日のベランダ田んぼ
葉の黄変が一部見られますが、稲の丈は30センチほどに成長しています。株の中心から左右に扇を開くように分けつが進んでいます。ベランダは集合住宅の6階に在り、猛烈な風が時々吹くのですが、なんとか持ちこたえています。


中干し (7月8日) 
梅雨の中休みと言うか空梅雨気味の天候をを活用し、中干しを行いました。灌水を5日間ほど停止し土を乾燥させます。土が少しひび割れる程度です。中干しは稲の成長期に合わせ、土中への酸素の供給を行い、根張りの促進が目的です。稲の草丈は既に50センチほどになっています。たくましく分けつも進んでいます。いもち病の気配も在るのですが、空梅雨気味なので気にせず行きます。晴天が続く割に葉の緑色があまり濃くないので肥料が切れてきたような気がしています。元肥の量と追肥のタイミング難しいですね。


強風に耐えて (7月22日)
猛烈な夏の日差しが連日関東地方に照りつけています。この日差しは関東地方内陸部の地熱の高温化をもたらし、上昇気流を発生させ、沿岸部からの強い南風を招きます。
7月に入ってから当地では日中連日この風が吹き続けています。集合住宅の6階、ベランダが風の通り道になっている建物の構造的要因もこれにプラスされ、猛烈な風がベランダに吹き付け続けました。強風に翻弄され稲は大きなダメージを受けてしまいました。風で株が倒れることはないのですが、風による乾燥と揺さぶりのため、葉の先端がバラバラになり、なかには枯れかかった葉もあります。水はものすごい勢いでなくなります。2日に一度20リットルの灌水が必要です。乾燥したベランダ、強風下の特殊な条件での稲の栽培が続きます。



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